BMW 7シリーズのNEWモデル発表から感じた、高級車を語るうえで大事なこと

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BMW7シリーズに新しいモデルが加わりました。新開発6.6リットルの12気筒エンジンを搭載した760iLと、従来の740に勝るとも劣らない性能を持ちながら、エンジン自体は4気筒2リットルを搭載したプラグインハイブリッド740e iパフォーマンス。両極端のような性格のクルマ、しかし、今メーカーアイデンティティを守ることと、自動車に求められている性能を追求する上では欠かせない、そんな塞のような二台ではないでしょうか。フラッグシップモデルに追加されるということで、発表にも力が入ります。

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さらに同時に今年100周年を迎えたBMW。世界限定100台が製造される。センテナリーエディションをV8の750iLに追加。日本にも3台が割り当てられる、という発表も含めて、六本木のグランドハイヤット東京でお披露目されました。

というニュースは、すでにいろんなWEBメディアでご存知のことかもしれません。カーボンコアで骨格が強靭で軽い現行7シリーズ。見た目はややおとなしいが、乗るとその身軽さは、クラスでも屈指の軽やかさが魅力です。どこまでも走っていたいな、と思ったものでした。今回、プレス向けの発表会でこの発表も聞いていましたが、実は個人的にどういう風の吹き回しか、この発表のパーティーへの招待状が届いておりました。あまりこういうのに行ったことがなかったのですが、なんと前日には「出欠の確認電話」までかかってくる始末、後学のために、こちらにも行ってみることにしました。

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ですので、朝、プレス向けの発表を聞いたのち、都内で打ち合わせ、取材をして再び夕方六本木へ。ものすごく場違いな印象も拭えませんでしたが、受付を済ませ、各ディーラーのデスクが設けられていて、そこに寄って受付を済ませ、荷物をクロークに預けて先ほど発表を聞いた部屋に再び入っていくことになるのでした。

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7シリーズと共に迎える「東京は夜の7時」

丁度7時少し前に到着しました。すでに会場は、テーブルに座る場所が見当たらないほどものすごい混雑ぶり。そしてクルマの横では朝方はなかったゴルフバックなども用意され、より具体的な「商談」がかな多く散見されました。そして何件も、要は「7シリーズ買います」というような話も耳に入ってくるという会場の勢いに、やや圧倒されてしまった小生でした。

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そして7時なるや否や、メインステージから歌声が。BMW×Billboard TOKYO スペシャルライブと銘打って、ピチカート・ファイブの野宮真貴さんのステージが始まりました。まずは「東京は夜の7時」。時間も19時、夜の7時ですから。そして何より「7シリーズ」の日ですから。なかなかやります!!

一方7シリーズのベントにふさわしい、ブランドも展示されています。ベルルッティ、時々拝見しますが、なかなか近くで見ることなどなく。いろいろ説明してくださいました。ベルトやカバンはよく見ると古文書がデザインされていること。そしてこの微妙な色調が近くで見るとなかなかすごい。しゃれているのですが、とても微妙な風合いなのです。フォルムがスタイリッシュ。どうしても自分の体形には合わなそうだな、なんて思ってしまいましたが、このくらい我々日本人の感覚からかけ離れたデザイン性やクラフトマンシップのようなものを見ることができる商品ならば、むしろ選択する理由があると言ってもよさそうですね。

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ドリンクとフードは、ノンアルコールのレモンジュースベースのノンアルコールカクテルとサーモン・マリネ(上の写真)をお願いしました。ちなみに『私が持っているのとは別の券』なら「ドン・ペリニョン」も用意されていました。7シリーズヘビーユーザーの方でしょうか。

・・・

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場違いは場違いなのですが、高級車において、シチュエーションや暮らしレベルなどはとても大事なことだなと感じたものです。どれだけ高性能でそれをプレス発表会で聞いて記事にしても、そんな記事はこういうクルマを買う人にはあまり響かないでしょう。いくらアピールでしても、そんなことどうでもいいに違いありません。要は響くか響かないか。だからその場違いだから「来なければよかった」と思ったかというと、とんでもなくて、来てよかったと心の底から思えたのはよかったと思います。

どういう人がどういうシチュエーションで使うのか、メーカーはどういう人に乗ってほしいと思っているのか、どういうシチュエーションで乗ってほしいのか。そういうことが実はとても大事なのだということを感じたのです。明らかにクラスの違う私が乗ってみて、という前提もしっかり覚えておきながら、こういう「世界観」が想定できるか。想像できるか。いろんなものに触れ、いろんなことを知る。勉強しなければならないことはまだまだたくさんあるな、と改めて感じたものでした。こういう世界、雰囲気、テイストを知らないといつまでたっても竜の目は入らないや、と思ったのです。まあ、こういうクラスのクルマを買う層のユーザーに、そもそも自動車評論自体が意味をなさないのかもしれません。こういうクラスは。しかしそれでも、もしかしたら悪あがきなのかもしれないけれど。

「クルマのことだけ言ってても、全然だめだな。」

手ぶらでお帰しするのもなんですから、とモンブランのカードケースをお土産に持たせてくれるような、高級輸入車上顧客向けのパーティーを後にした私の率直な感想はこんなものでした。そういう私が乗っても爽快だった740、ですからこの日発表された新しい7シリーズには、それでもクルマとして興味がつきないのがクルマ好き足るところでもあるのですが。

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お土産がこれでした。PASMO入れにしようかしら・・・

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中込 健太郎

大手自動車買取販売会社で、クルマの売買業務を経て、本社マーケティングチームに異動。WEB広告を担当し、その後大型展示場のオープン準備から、展示在庫の目視選定業務に従事した。そのころ企業Facebookページでの在庫車に関する紹介や、クルマで出かける旅行コンテンツなどを担当。その後フリーランスライターとして活動現在に至る。クルマの売り買いの経験から、ドライブを通じてクルマの魅力楽しさを紹介することをライフワークとしている。車選び.com ,NAVI CARS他で執筆中。「クラシックカー美女」テキスト担当●温泉ソムリエ●一級小型船舶操縦免許

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