イメージと全然違った。軽自動車のユーザー車検で判明したさまざまなこと

  1. メンテナンス
  2. 373 view

日本には車検制度がありますが、皆さんはどうしているでしょう?いつもディーラーさんでしょうか?それともこういうお決まりのイベントはさくっと安くあげられるところで通すだけ通す派でしょうか?クルマは何人もの命に関わること、整備もなかなかプロでないとわからないことも多いですよね。基本的にはお店でプロにしっかり見てもらって、最低次の車検まで安心して乗れる状態(にするのが、そもそも乗用車の場合、車検が2回目以降は2年に一度、実施を義務づけられているわけですから)にしておきたいものですね。

自分で車検を通してみる

IMG_8243

ただ、そうはいっても「何をしているのか」「どうチェックしていくのか」はぜひ知っておきたいもの。ただ、今まで勤め人だったこともあり、自分で行くのは難しいという部分と、プロにおまかせすれば効率的に継続できるということもあり、自分で通したことはなかったのです。

実はそんなところに「初代ワゴンR」でディーラーの管理顧客の車両で、車検が切れてしまったクルマが縁あってちょっとやってきたので、それを車検の検査ラインに通してみる、というのを、ライターの小鮒康一さんと一緒に試しにやってみることにしました。

基本的には総じて「親切」なスタンス

IMG_8241

まず軽自動車の車検は通常の運輸支局(通称陸運事務所)ではなく「軽自動車検査協会」というところに行くことになります。ナンバー自体は普通車の陸運支局に準じた区分けになっているので、ついつい「陸事は…」と思ってしまいがちですが、これは注意しなくてはなりません。神奈川県の場合、ナンバーが川崎であっても横浜ナンバーの管轄の横浜陸運支局の近くにある軽自動車検査協会神奈川支部に行くことになりますので、注意ですね。危ない危ない…

検査の予約をしていざ行ってみることに。ともすると、車検を通すというのは「あら探しをされて排除されるのではないか」そんな印象がどこかあったのかもしれません。最近低年式のラテン系のクルマで、ちょっと厄介な印象のあるクルマが私のもとにあることも少なからず影響しているかもしれませんが。しかし、実際行ってみると、基本的には必要な手続きをできるだけ滞りなくできるように、ということでいろいろ案内が書いてありいます。まず申請書を一式購入し、それを一つずつ確認しながらまずは申請書を記入します。マークシートなどもあり、難しいことはあまりない印象です。もちろん基準を満たしていないクルマは排除されるのですが、それでも入学試験のように「落とす為の試験」ではないということは実感としてわかりました。

記入をして書類のチェック、重量税の支払い、検査料の支払いなどを済ますと実際自分でクルマを検査ラインに持ち込むことになっています。

24ヶ月点検の内容をクリアしていることが前提

並んでいると係の人が歩いてやってきてハイビーム、ウィンカー、ワイパー、ウォッシャーなどのチェックをします。ここではじめて来たことがばれました。まごまごしていたからでしょうね。そのおじさんによるとはじめに「案内所ではじめてです」とか「久しぶりで不安」といってくれれば対応します、とのこと。ただ、それさえもわからなかった私ですが「ワゴンRの人は初心者なのでサポート願います」と連絡してくれて、ラインを通すときに別のおじさんが何をするか、次にどこのチェックをするか教えてくれました。

IMG_8237

ここでも総じて親切な印象。しかしながら、やはり「プロの来る場所感」は否めませんね。まず検査ラインに入ると、自分でクルマを降り排気ガストリガーを排気口に突込みしばらく待ちます。上の電光掲示板に「判定中」とか「OK」とか「NG」とか出ますのでいろいろわかりやすくていいですね。OKが出ると、申請用紙を機会に矢印の向きに入れると結果を自動印字。そのままトリガーの棒を戻しクルマに戻り、次の検査台にクルマを進めます。ローラーがくるくる回る台の上にクルマを載せ、メーター読みで「40キロ」になるまでアクセルを踏み、そのタイミングでいわゆるパッシングをします。

続けて、ブレーキの効きのチェック、サイドブレーキのチェックなどを行います。このあたりの指事は、頭上の電光掲示板に次の指事が出るのと、音声でも支持してくれるのでおそらく多くの人ができるのではないでしょうか。最後にクルマの躯体の異常がないかのチェックです。ヘッドライトの光軸はしっかり合っているか、あとハンドルを切ってオイルは漏れていないか、どこか、部品が緩んでいたり、交換を要する状態のものはないか、など、クルマに乗ったまま台が上がり、係のおじさんが金槌で「トントン」とあちこちたたいていました。

ちなみに、私の前にたぶん一回目の車検くらいではないでしょうか、新しいクルマが検査していましたが、ルールが変更になり、ハイビームではなく、より日常でよく使うロービームでの光軸が合っていることを求められるようになり、かなり今までは問題なかったクルマもはねられていると聞いていましたので、その類いかも、と見ておりましたら、この最後のヘッドライトをつける工程で「NG」という表示が出ていました。たぶん再検査でしょう。こういうのがあるので、やはり基本的にはプロにお任せする。自分で行くより、別の人に任せた方が煩わしさは少ないのは間違いないなと感じました。

半日あれば車検自体は通せる

実際やってみて、そんなに難しいことはないと思いました。しかし、所要時間は半日です。今回ある程度コンディションも(五月蝿いことをいうともっと改善したいところはあるレベルながら、保安基準的にはクリアしているという意味で)わかっているものだからいいですが、なかには再検査をしなければならないものも。しかしチャンスは2回までです。一般論で「安いから自分でやろう」というのは、正直、不特定多数の方におススメするようなことではないような気がしたというのが率直な感想です。車検の時にどのみち必要になる整備は免れないわけですし、1万円くらいを浮かせる為に、この半日つぶしてこの工数を裂くならサクッとお任せすること、そんなに非合理的なことだとは思わない。そういう感触が、実は今回一番大きな感触だったかもしれません。

IMG_8250

何はともあれ、ワゴンR車検が取れました。

[ライター・画像/中込健太郎]

※当記事は過去公開した記事の再編集版です

輸入車に関するお困りごと、なんでもご相談ください!

カレントライフを運営するカレント自動車は、輸入車のトータルサービスを提供しており、ポルシェ・ベンツを中心にした輸入名車の販売だけでなく、買取・整備・車検・パーツなどあらゆる領域でサポートが可能です。だから輸入車に関するお困りごと、なんでもご相談ください!

無料相談はこちら
中込 健太郎

大手自動車買取販売会社で、クルマの売買業務を経て、本社マーケティングチームに異動。WEB広告を担当し、その後大型展示場のオープン準備から、展示在庫の目視選定業務に従事した。そのころ企業Facebookページでの在庫車に関する紹介や、クルマで出かける旅行コンテンツなどを担当。その後フリーランスライターとして活動現在に至る。クルマの売り買いの経験から、ドライブを通じてクルマの魅力楽しさを紹介することをライフワークとしている。車選び.com ,NAVI CARS他で執筆中。「クラシックカー美女」テキスト担当●温泉ソムリエ●一級小型船舶操縦免許

記事一覧

関連記事