軽自動車からスーパーカーにクラシックカーまで!買い物している間にプロの洗車ができちゃう「秋葉原UDXの洗車サービス」を体験せよ

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そろそろ梅の開花というニュースを耳にし、春が近づいていることを感じつつも寒い日がまだまだ続きますが、この時期ちょっとした悩みの種が洗車ではないでしょうか。

実はこの時期は空気の乾燥や、急激な温度変化による結露などで思っている以上にクルマが汚れやすく、むしろ冬こそ洗車の必要性の高い季節だったりします。筆者の場合、必ず週に一度は近所のセルフSSの洗車機を利用していますが、それでも白い息を吐きながらの拭き上げ作業は大変なものです。

こんな季節の洗車ですが、いっそ奮発してプロによる手洗い洗車を利用してみるのもいかがでしょうか?SSや専門店に持ち込むのはもちろん、中には時間貸駐車場で洗車サービスを展開している業者も存在します。先日のニューイヤーミーティング参加の際、以前から気になっていた秋葉原UDXの洗車サービスを利用してきたのでその模様をお届けします。

数年前から秋葉原UDXビル駐車場で洗車サービスをしていると知ってずっと気になっていたのですが、今年はJCCAニューイヤーミーティングが最後の開催ということで、最後くらいは前日にプロに洗車してもらおうと秋葉原UDX駐車場バイク&カーウォッシュを利用してみる事にしました。

実は、昨年のニューイヤーミーティングの前日も秋葉原に寄ってUDXの駐車場を利用した時に洗車サービスのスペースの前を通りかかって飛び込みで洗車をお願いしたのですが、週末は事前に予約しないと無理とのことだったので、今回は念のため12月中頃に予約しておきました。

洗車サービスはUDXとは別の業者

当初はUDX駐車場が付随して運営しているサービスかと思っていたのですが、独立した業者で、オーナーは元ガソリンスタンドの店員。独立して出張洗車サービスを経て「買い物や食事をしている間にUDX駐車場利用者のクルマやモーターサイクルを洗車する」というビジネスを思いつき、何度も粘り強くUDXに交渉し今のサービスを開業したのだそうです。

この「駐車場利用者が、買い物や食事をしている間の時間を利用して洗車をする」というサービスは他にもあるようで、筆者の住んでいる名古屋のとあるデパートの駐車場には敷地内に指定整自動車備工場が併設され洗車はもちろん「点検・整備・車検を買い物中に済ますことが出来る」という業者まであります。

作業場はアイディアの塊

当たり前ですが、水回りを考慮してない駐車場でどうやってクルマを洗っているの?と不思議に思う方も多いのではないでしょうか。本来、クルマを洗うためのスペースではない場所。そこにはクルマやモーターサイクルを洗うための様々なアイディアが凝らされていました。

▲フェンダー周りを念入りに洗う代表の山田さん

もちろん、駐車スペースでそのまま水をかけてしまえば、通路が水浸しになってしまったり、せっかく洗ったばかりのクルマが水はねで汚れてしまったり、と他の利用者や施設管理者に迷惑をかけてしまいます。ではUDX駐車場バイク&カーウォッシュはどうしているのかというと、防水布でクルマの周りを囲い、水を堰き止め、業務用掃除機で溜まった水を回収することで水が通路側に流出しないようにしていました。

▲下に溜まった水は業務用掃除機で回収し処分

これらのアイディアは出張洗車サービス時代のノウハウはもちろん、秋葉原という土地柄、痛車や自作パソコン等のDIY愛好者の顧客も多く、そういったお客さんとの会話の中から生まれたアイディアも多いそうです。

▲こちらはモーターサイクル用の洗車用シート、もちろん独自のアイディアからの自作品

ちなみに、洗車に使っているスペースは本来もちろん駐車スペースなのですが、位置的に入れにくく使う人が全くいない事実上「デッドスペース」のような状態が続いていたため、誰も使う人がいないならということで洗車スペースに「転用」したのだそう。

▲ゆすぎが終わったらハンディブロワーで水滴を飛ばして拭き上げに入ります

筆者も高圧洗浄機は持っているものの、いつも拭き上げが面倒でついつい、洗車機ばかりに頼っているのですが、これを見ていると自分もハンディブロワーが欲しくなります。

ちなみに、UDX駐車場バイク&カーウォッシュは地下駐車場で営業しているため、夏の暑ささえどうにか乗り切れば、風が吹き込んでこない分、冬の寒さは案外なんとかなるそうです。

ホイールはコーティング処理しているのをいいことにいつも適当に拭いているのですが、さすがプロの洗車サービスとあって1本のホイールに数分かけて、リムやスポークの凹凸の中まで拭いてくれました。正直、ホイールをここまで綺麗に仕上げたのは何年ぶりでしょうか…。

どんな車種でも歓迎

代表の山田さんの話によると、出張洗車時代比較的裕福な顧客に恵まれたことで、ポルシェやフェラーリと言った高級車やスーパーカーを任された事が多く、中にはトヨタ2000GT(!)の洗車の依頼してきた顧客もあったそうで、軽自動車からスーパーカー、果てはクラシックカーまでどんなクルマでも綺麗に洗車するノウハウを蓄積しているため、「洗えないクルマは無い」とのこと。

また山田さんご自身が「洗うための技術を獲得するため」「洗車の施工実績となるため」新型車や希少車でも気軽に持ち込んでもらえるようあえて料金もリーズナブルに設定しているのだそうです。もちろん筆者のセリカLBも「UDX駐車場バイク&カーウォッシュの実績」としてカウントされた事になります。

じつは顧客のメインは二輪

じつはUDX駐車場バイク&カーウォッシュの顧客はむしろ4輪よりも2輪が多く、1日につき4輪2~3台、2輪10数台という割合だそうです。というのも、東京では住宅事情の関係で自宅でモーターサイクルを洗える環境にあるライダーというのは少なく、一方モーターサイクルを洗車してくれる業者も少ない上、通常3000~5000円(排気量、ボディタイプによって変動)が相場のところ、排気量ボディタイプ問わず1490円(手洗い洗車のみ)と破格の値段。そのため遠方から来る人はもちろん、中には一旦愛車を預けて電車で自宅に帰ってまた電車で取りに来るという東京ならでは(?)の強者もいるそうです。

カウルやむき出しの機関部品などが多いモーターサイクルは大きさが小さい代わりに手を入れる場所が多く、車種ごとに独特のノウハウが必要なのですが、もちろん山田さんの独自の経験で積み重ねたノウハウでスクーターから外国製大型二輪まで、あらゆる車種に対応、安心して洗車を任せることが出来ます。

利用者が増えれば増えるほど集客になるSNSを使ったPR

▲まるでカーレースゲームの車種選択画面のような絵が撮れます

UDX駐車場バイク&カーウォッシュの名物が施工車両の写真撮影、ここの洗車サービスを受けた車両に関しては、このスペースでの撮影が許可されていて、希望者はUDX駐車場バイク&カーウォッシュのSNSに写真が投稿されます。

当然、高級車や痛車のような目立つクルマは反応も大きく拡散も早いため、これが前述の「施工車両の実績」のPRになり、またオーナーも自慢の愛車の写真をUDX駐車場バイク&カーウォッシュのSNSでアピールできるというWin-Winの関係を構築できるのだそうです。

ゆくゆくはフランチャイズに

このサービス、実は場所と水道と電源さえあれば何処でもできて、固定費や初期投資もあまりかからないため、ゆくゆくは「MOTO ESTHE」というブランドでフランチャイズ展開出来ればと考えているそう。特にモーターサイクル愛好家の山田さんとしては「どうにかしてバイク業界を盛り上げたい」という思いもあり、あまり普及していないモーターサイクルの洗車サービスを自身が蓄積したノウハウを基に全国に展開したいそうです。

筆者のセリカLBはコーティング処理済なのでシャンプー洗車のみの4320円。ワックス洗車5400円。マジガラ(撥水ガラスコーティング)施工洗車は7560円。大型車は各料金に1080円加算となります。この季節だけでも、いっそ洗車はプロに任せてしまうというのもいかがでしょうか。

秋葉原UDX駐車場バイク&カーウォッシュ
住所:〒101-0021 東京都千代田区外神田4-14-1 B1F
定休日:木曜日、第3水曜日
営業時間:13:00~19:00
予約受付時間:10:00~18:00
公式サイト:http://udx-carwash.com/

[ライター/写真 鈴木 修一郎]

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鈴木 修一郎

愛知県名古屋市在住。幼少期より自動車が好きで、物心着く前から関心の対象はニューモデルよりもクラシックカー。免許取得後念願の昭和44年型スバル360スーパーDX購入、その後昭和48年型トヨタセリカLB2000GTを購入し現在も所有、今気になるのは縦目以前のオールドメルセデス。普段、普通の会社員をしつつ、休日は購入から20年近くたったスバル360のDIYレストアに挑戦中。実車のほかカーモデルやスロットカーも嗜み、最近はフルスクラッチで市販キットでモデル化されていない車種も製作。プロフ画像は最近完成したタミヤ1/12Gr.5セリカLBターボのラジコンボディをベースに市販車仕様に改造し自分の愛車を再現した初期型セリカLB2000GT。いつかはドイツに移住し愛車のセリカLBでヒストリックナンバーを取得しアウトバーンを走るのが夢。

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