平穏なときこそ、トリセツ(取扱説明書)を読んで有事に備えると安心?

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少し前のことなんですが、愛車のタイヤが突然パンクいたしました。
平穏なときこそ、トリセツ(取扱説明書)を読んで有事に備えると安心?
<タイヤのサイドウォールに亀裂が入っています>

深夜、高速道路を走っているときに、目の前に石が見えました。

あっと思ったときはすでに手遅れで、左フロントに強い衝撃が走りました。すぐに車体が左に傾き、タイヤがパンクしたのだと分かりました。

石を踏んだのがちょうどトンネルの入口だったので、気が動転しつつもハザードを点灯させ、どうにか最寄りの退避路に滑り込みました。

そのときに撮影したのが冒頭の写真です。

テンパータイヤに交換…と思っても、路面が若干傾斜しており、すぐ側ではトラックがものすごい勢いで駆け抜けていきます。しかも真冬の深夜で手がかじかみ、ジャッキアップしようにも思うように作業ができません。

どうしようかと途方に暮れていたまさにその瞬間、赤色灯の光とともにパトカーがやってきました。

警察官の方に「どなたかが通報してくれたんですか?」と訪ねたところ「監視カメラで様子を見ていた」そうで、スクランブル発進で救援に駆けつけてくれたのでした。結果的に、私が作業するよりもはるかに手際よくテンパータイヤに交換してくださいました。

その後、最寄りのサービスエリアまで誘導していただき、夜が明けたら近くのタイヤショップでタイヤを交換するように、とのアドバイスを残して立ち去っていきました。民間のロードサービスも真っ青の細やかな対応をしていただき、まさに命拾いした気分でした。

翌朝、アドバイス通りに朝イチでタイヤショップに駆け込み、ひとまずフロント2本のタイヤを交換しました。損傷していたホイールも、空気漏れの心配はないとのことで、そのまま流用しました。

数時間ぶりにテンパータイヤでの移動から解放された瞬間、どっと疲れが出ました。想定外の出費には参りましたけれど…。

備えあれば憂いなしといいますが、いざというときに対応してくれるショップや、連絡先を常にメモしておくことの重要さを再認識した出来事でした。トリセツを見て作業しようと試みましたが、気が動転していると、緊急時にいきなり読もうとしても頭に入らないものですね。さらに、使い慣れていない工具だと、これほど思うように体が動かないものかと、悔しい思いをしました(単に不器用なだけかもしれませんが)。

ひととの待ち時間の合間など、車内で過ごすちょっとした「空き」を利用して、緊急時のための対応策を整理してみるのもよいかもしれません。

どうか、皆さまもお気を付けください。

松村 透

輸入車の取扱説明書の制作を経て、2006年にベストモータリング/ホットバージョン公式サイトのリニューアルを担当し、Webメディアの面白さに目覚める。その後、大手飲食店ポータルサイトでコンテンツ企画を経験し、2013年にフリーランスとして独立。現在はトヨタ GAZOO愛車紹介の監修・取材・記事制作や、ベストカー誌の取材等で年間100人を超えるオーナーインタビューを行う。カレントライフは2015年より参画。副編集長を経て、2019年、編集長に就任。現在の愛車は、1970年式ポルシェ911Sと2016年式フォルクスワーゲン ゴルフ トゥーラン。9月11日生まれの妻と、平成最後の年に産まれた息子、動物病院から譲り受けた保護猫と平和に(?)暮らす日々。

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