自動車税の増額は割増ではなく、ふるさと納税っぽく還元してみては?

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毎年5月は自動車税納付のシーズンですね。Facebookのタイムラインに納付用紙の写真を掲載しての納税額を割増を嘆く投稿をよく見かけます。筆者もこの法律には原則反対の立場ではありますが、結局のところ、我々少数派は世界規模の自動車メーカーが行政に働きかけて作らせた仕組みをひっくりかえさせる気合も根性もなくなってきた・・・というのも正直な気持ち。

それならば「税金割増を撤回しろ!」と声高に叫ぶより、「わかった、税金は割増で払おう、でもこういうところで還元してよ」という提案をしてみてはどうかと思っている。

そこで、筆者なりにいくつかの草案をまとめてみた(理想も含めて)。

[1]ナンバープレートが選べる

自動車税 割増し

現在の日本のクルマのナンバーは原則4桁の数字だ。「1965」みたいにクルマの年式を希望ナンバーで取得したり、「911」「328」など、車種の名称になっている数字を取得している読者の方も多いかと思う。しかし、ここで提案がある。割増の税金を支払ったクルマについては「4桁の数字ではなく、8桁の英数字を許可する」という特典はどうだろうか?

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かなり自由度があがり、自己主張ができると思う。ただ、ひらがなとの相性がいまいちだ。そこで、ひらがなはつけなくていい、としてくれるとなおよろし、だ。「品川330さ FERRARI」だといまいちなので、「330 FERRARI」とかできるといいように思う。IT技術が進んだ今、車検証上は通常のナンバーもあるけれど、プレートだけカスタマイズできる、なんてことになったら、もしかしたら気持ちよく税金を払える・・・かもしれない。

[2]車検の予約が優先的に取れる

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全国の車検場に旧車レーンを設け、割増税金を支払ったクルマだけが予約できるレーンとする。混雑緩和にはあまり貢献しないかもしれないが、例えば、マイル表示のスピードメーターに優しい機械が設置してあったり・・・というような旧車および輸入車にも優しい措置があったりしたらいいなあと思う。

[3]あらゆる駐車場で優先駐車スペースの設置を!

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車椅子用の駐車スペースがある規模の駐車場の場合、その隣に1台分だけでもいいので割増納税車向けの枠を設けてもらう。
「旧」の字を地面にペイントしてもらって。ただし、日向や雨があたる場所ではなく、ちゃんと屋根がある場所で。そういうことに理解のあるお店だというアピールにもなるし、売上も当然あがるだろう。そこに駐車したクルマが本当に割増の納税車か識別できるステッカーのようなものがあった方がいいかもしれないが、「今日のプリウス」のように、本当は割増で納税してないのに、そのスペースへ駐車しているクルマの写真を撮ってネットへ投稿するような動きになれば不届き者は減るかもしれない。

[4]路上の駐車枠での優遇

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路肩にある駐車スペース。1時間300円が原則かと思うが、割増納税車であれば、時間制限が2時間になるなどの優遇があってもいいのではないか!あのスペース、何がいいって道路と段差がないことだ。足回りや最低地上高に課題を抱えるクルマが多いと思われる中、あの場所に停めやすくなることはうれしいことと思う。ナンバーにRFIDタグを埋め込んだりして、識別することはそんなに大変なことはないと思うのだ。

[5]ガレージハウスの固定資産税の減税

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自宅を改造して家の中にクルマが入る夢のようなガレージや、郊外にコレクションを並べたり・・・。いずれも夢のような話しだが、これらの固定資産税について、割増自動車税を払っている車を納めている場合には若干の割引になる、というようなことにはならないだろうか。介護度の高い高齢者と同居している場合には各種の減税があるのだ。割増自動車税のクルマもある意味、介護が必要な高齢車(?)という位置づけで、固定資産税を割り引いて頂けないものかと切望したくなる。新しいクルマのオーナーは割引ナシでいいのではなかろうか。だって、買うときにたくさん優遇されているわけだから・・・。

どれもこれも夢物語ではあるが、これくらいのことであれば、実現は決して不可能ではなく、旧車オーナーが気持ちよく割増税金を払うきっかけになったり、割増税金の存在が一般化していいのではないかと思う。まずは旧車特区を作ってもらってそこからのスタートかな。

税金も使いみちが明らかになれば、実は気持ちよく支払えるものかと思ったりするのだが、読者の皆さんはいかがだろうか?

[ライター/ryoshr 画像提供/江上透&ryoshr]

ryoshr

若い頃から空冷VWを楽しむ自称「クルマ好きのおっさん」。IT企業に勤務している知識を活かして、1990年代にナローポルシェをインターネット経由で個人輸入してしまう。その後は軸足をクルマへ移行させ、ついには自動車輸入販売の会社を始めたが、うまくいかず早々にIT業界に戻る。クルマそのものだけではなく、同じ趣味の仲間とのコミュニケーションも大切にしている。ネットとクルマの狭間でもがき続けるが、現在は某IT企業のサラリーマン。現在の反省車は17年落ちの白いセルシオ。久しぶりに道路の突起物を気にして走るクルマを楽しんでいる。

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