遅れてきた名車?ポルシェ911タルガの年間生産台数を調べてみる

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ポルシェといえば、少なくとも日本では真っ先に911を連想する方が多いのではないでしょうか。さらにいえば、911のなかでもターボだったり、カレラRS2.7だったり、993GT2だったり。世代や興味を持ち始めた時期によって、思い浮かべる911像はさまざまだと思います。

しかし、連想する911がタルガという方は案外少数派ではないでしょうか。

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964時代までのタルガを彷彿とさせる、現行モデルのポルシェ911(991)のタルガが復活してからというもの。急激にタルガへのスポットライトが当たり始めたように思えます。

少なくとも、ここ日本では長きに渡り、タルガは不遇の扱いを受けてきた(単刀直入にいえばあまり人気がなかった)911といえるかもしれません。

では、実際の生産台数はどうなのでしょうか。空冷時代の最終期に、年間タルガがどのくらい生産されていたのか調べてみました。(※太字がタルガの生産台数です)

タイプ901(1973年を例として)

・911T:5071
・911Tタルガ:2292
・911E:1366
・911Eタルガ:1055
・911S:1430
・911Sタルガ:925
・カレラRS2.7:1590

タイプ930(1989年を例として)

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・カレラ クーペ:4688
・カレラ タルガ:1923
・カレラ カブリオレ:4148
・スピードスター:2065
・クラブスポーツ:90
・ターボ クーペ:1496
・ターボ タルガ:224
・ターボ カブリオレ:844
・ターボ フラットノーズ:179

タイプ964(1993年を例として)

・カレラ2/4 クーペ:4049
・カレラ2/4 タルガ:637
・カレラ2/4 カブリオレ:2152
・ターボ3.6:938

タイプ993(1997年を例として)

・カレラ クーペ:8766
・カレラ タルガ:1843
・カレラ カブリオレ:3836
・ターボ:2020

カタログモデルとしては、クーペの生産台数が圧倒的に多く、続いてカブリオレ。タルガの生産台数はぐっと少なくなることが分かります。最終生産年を例に挙げて(964は1994年も生産されていましたが)まとめてみましたが、他の生産年も同じ傾向でした。

現行モデルのポルシェ911タルガ(991)ですが、タルガ4は16,100,000円、タルガ4Sは19,130,000円、タルガ4GTSは20,170,000円です。仮にタルガ4Sの購入を考えたとして、カーコンフィギュレーターを使って思う存分オプションを選択していくと、あっという間にターボの価格(22,360,000円)をオーバーします。ちなみに、筆者が試したところ、素のターボS(25,990,000円)に匹敵する価格になりました…。

両車のキャラクターが異なるので人それぞれだとは思いますが、もし筆者に何かの間違いが起こってこの選択肢が現実のものになったとしたら…。やっぱりひと晩くらいは冷静に考えてしまいそうです。

非常に注目度の高い現行モデルのポルシェ911タルガ(991)ですが、もしかしたら、数十年後に稀少車として引く手あまたになっているかもしれません。

[ライター・画像/江上透]

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松村 透

輸入車の取扱説明書の制作を経て、2006年にベストモータリング/ホットバージョン公式サイトのリニューアルを担当し、Webメディアの面白さに目覚める。その後、大手飲食店ポータルサイトでコンテンツ企画を経験し、2013年にフリーランスとして独立。現在はトヨタ GAZOO愛車紹介の監修・取材・記事制作や、ベストカー誌の取材等で年間100人を超えるオーナーインタビューを行う。カレントライフは2015年より参画。副編集長を経て、2019年、編集長に就任。現在の愛車は、1970年式ポルシェ911Sと2016年式フォルクスワーゲン ゴルフ トゥーラン。9月11日生まれの妻と、平成最後の年に産まれた息子、動物病院から譲り受けた保護猫と平和に(?)暮らす日々。

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