一家に1つのケミカル!日本のCoolなクルマ好きは「ピカール」好きだ

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最近の車の顔が怖い。ツリ目だし、なんだか奥行きがあったりして、横から見ても目(ヘッドライト)の形がしっかり見えるようになって怖い。怖いだけでなく、メッキ部分がすくなくなった。

時々大根おろしをはりつけたようなグリルのクルマもあるようだが、昔から金属でかつメッキだったバンパーがボディと一体化してしまっていて、それによってかえって目(ヘッドライト)が強調されて怖く感じているのかもしれない。旧車好きは気が弱いんです(嘘)。

筆者の好きな時代のクルマはメッキで防錆処理をされた鉄製のバンパーがついているものが多い。ポルシェは356時代から911になってからもバンパーがボディと同色でペイントされているが、メッキのモールが必ずついていて、さらにオーバーライダーはペイントされずメッキだった。オーバーライダーとは、バンパーについている歯のような縦長の部分だ。カツオブシとよぶ人もいる。

オースチンヒーリーマークワンスプライト(日本での略称「カニ目」)を画像検索すると、カツオブシだけつけている個体もあれば、メッキのバンパーにメッキのオーバーライダーのものもある。

やはり、この時代のメッキのバンパーのクルマの趣きの方が現代のクルマよるも愛嬌があって微笑ましい。

ホイールも当然、メッキがいい。メッキのホイールと言えば、国産の「スピードスターマーク1」というホイールが好きだ。通称「一円玉ホイール」。

ワーゲンの世界でも一円玉に似た形状の”Centerline”というホイールが人気だ。4穴も5穴もあるが、4穴の美しさは5穴を超える。4穴の方が新しい年式に適合するのだが、新しいものの方がいい、というのは旧車界では珍しいかもしれない。そして、Centerlineの一円玉だけはメッキではないつや消しのヘアラインでも美しいのが特徴だ。

バンパーやホイールをピカピカにした後はエンジンルームも光らせ始めるのがそっち方面での「あるある」だ。

まずは、エアクリーナーのフタにメッキのカバーをし始める(笑)。エンジン関連を光らせるのはハーレー乗りにも通じるところがある。聞くところによると、ハーレーのアフターパーツにメッキのハンドルグリップがあるらしい。たまたまそのグリップの制作者に話を聞くチャンスがあった知人がいる。「なぜここを光らせるんだ?危ないかもしれないじゃないか?」と聞いたら「お前はまだこれを握ったことがないだろう?いいか、握って見ろ。ひんやり冷たいだろ。これがCoolなんだよ」と答えたそうだ。なぜ光らせるのか?それはクールだからだ(笑)

ヒカリモノが好きだ。
撮影:筆者

日本にはそんなCoolなオヤジたち必須のケミカルがある。「ピカール」だ。読者の皆さんの中にも信者というか愛好家は多いと思う。ただ、このケミカルは、最近、クルマ用品から姿を消し、仏具関係の売り場に並んでいることがあり、若者たちのクルマ離れを感じる一因にもなっている。

このケミカルの愛好者はクルマ以外にも金属部分を光らせたくなる病気を大抵併発している。キッチンの水栓など、格好のターゲットだ。ちょこちょこと磨いているうちは家族から一定の評価を得るが、やり過ぎると逆効果なので、注意が必要だ。ピカールで磨けるか?という観点で家具を選び始めるとあきれられる。

筆者はポストをヒカリモノに交換したあたりからあきれられている。

しかし、ヒカリモノはクールだ。うん。

[ライター・画像/ryoshr]

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ryoshr

若い頃から空冷VWを楽しむ自称「クルマ好きのおっさん」。IT企業に勤務している知識を活かして、1990年代にナローポルシェをインターネット経由で個人輸入してしまう。その後は軸足をクルマへ移行させ、ついには自動車輸入販売の会社を始めたが、うまくいかず早々にIT業界に戻る。クルマそのものだけではなく、同じ趣味の仲間とのコミュニケーションも大切にしている。ネットとクルマの狭間でもがき続けるが、現在は某IT企業のサラリーマン。現在の反省車は17年落ちの白いセルシオ。久しぶりに道路の突起物を気にして走るクルマを楽しんでいる。

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