元愛車と再会した経験のある方は挙手願います!!

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街中や旅行先、イベント会場など。思いがけない場所で元愛車と再会した経験のある方はいませんか?「まさか」と「もしや」が入り交じり、理屈ではなく直観的に自分の愛車(元)だと分かる不思議な感覚。思わず追い掛けて、確かめた方も多々いらっしゃるのではないかと推察します。

しかしそれは、過去との偶然の再会にすぎません。この記事が、現在進行形でクルマを所有していて「正直、ちょっと冷めかけている」あるいは「そろそろ手放してもいいかな・・・」と思いはじめている方に向けて、ある種の「ちょっと待った!」になればと切に願うばかりです。

元愛車に何と7回も再会、8回目は自ら会いに行く

空冷911 ポルシェ
(画像はイメージです)

筆者は、偶然とはいえ、7回も元愛車と再会しています。正確にいうと8回。その8回目は売りに出ているのを偶然見つけ、その販売店にアポイントを取って現車を観に行きました。場合によっては本気で買い戻す気まんまんで・・・。外からは見えないストックヤードに停まっていた元愛車は、筆者が所有していたころよりコンディションがよくなっていました。「これは思い切って買い戻そう・・・」。ところが、すでに他の方が手をつけていて「商談中」の状態。筆者がその販売店を訪れたタイミングで「時すでに遅し!」だったのです。

・・・とはいえ、仮に商談中でなかったとしても、自分には手も足も出ない価格となっており(ストックリストでは「ASK」と表示されていました)、いい意味で諦めがつきました。いまもネット上で見掛けることがあるので、新たなオーナーさんのところに嫁いだのでしょう。9回目の再会もありそうな予感がします。しかし、買い戻せるかどうかはまた別問題なのです・・・。

たとえフルオリジナル&ノーマルでも、元愛車は何となく分かる

実車を観たときはもちろん、インターネットで中古車検索をしていたり、雑誌のイベント取材記事などで、本当に小さく(1mm以下?)で写っていたとしても・・・。自分が所有していたクルマって、うまく理由は説明できないけれど、何となく分かるものです。

たとえフルオリジナル&ノーマルであったとしても、これは同じです。メーカーがラインオフした状態に近いコンディションを維持している個体であれば、見た目はどれでもほぼ同じなのに・・・。仮にボディの色艶、ちょっとした生活キズまで見分けられなかったとしても、不思議と見分けがつくものです。

愛車との再会はプチ同窓会状態。あまりの激変振りに落胆することも・・・

ユーノスロードスター NA

極私的な事情かもしれませんが、なぜか40才を過ぎると、同窓会を開催する頻度が増えるような気がします。そうなると、なかには20数年ぶりの再会というケースもあるわけです。(経験のある方は分かると思いますが)自分も含めて、誰もが加齢しているわけです。本人はそう変わらないと思っていても「あのころのまま」なんてことは100%ありえません。いつまでも変わらないのは、ちびまる子ちゃんとサザエさんくらいなもの。それは幻想。単なる幻です。

「○○○(地名)の清原」と賞されていた野球部で4番・ピッチャーだったモテモテの同級生がメタボ体型になっていたり、月に1度は男子に告白され、その誰もが撃沈して涙していたはずの学年イチの超美人が、見る影もなく巨神兵(?)のごとく鬼嫁となっていたり・・・。ときの流れは、あのころのほろ苦い思い出も忘れさせてくれますが、新たな悲劇と残酷さをもたらします。それが怖い・・・という方は、同窓会には参加しない方が精神衛生上いいかもしれません(本当です)。

自分が乗っていたときよりも程度が悪くなっていたり、不釣り合いなホイールを履いていたり、まるで空でも飛びそうなリアウイングが装着されていたり・・・。あくまで感覚値ですが、かなりの確率で相対的にコンディションが落ちているように思えてなりません。いや、もしかしたら、そう思いたいだけなのかもしれません。後々「オレが持ち続けていれば、こんなことにはならなかったのに!」と叫ぶはめになるくらいなら、友人・知人または身内など、何とかして持ち続けられる方法を模索してみることを強くオススメします。

「好きでこうなったのではない、それはあなたにだって分かるはずだ!」

Z32 フェアレディZ

機動戦士Zガンダムの劇中でクワトロ・バジーナ大尉ことシャア・アズナブルから、ここぞとばかりに「君を笑いにきた。そういえば、君の気が済むのだろう?」といわれてこう叫んだのは、他でもないアムロ・レイです。

筆者もそうでした。好きでこうなった(手放した)のではないのです。未練がましい!女々しい!という声が聞こえてきそうですが、やはり「逃した魚は大きい」のです。取材していると「ずっと大切に乗ってきたんですが、そろそろ手放してもいいかなと思いまして・・・」というオーナーさんに出会うことがあります。つい先ほど知り合ったばかりの人間から、よくよく考えてから決めた方がいいですよ!といわれても「そんな決定権がお前にあるのか!」と返されてしまいそうですが・・・。

冗談はさておき「ホントによく考えた方がいいですよ、僕もそれでずいぶん悔やみましたから・・・」と伝えたい気持ちをぐっと堪えることもしばしばです。偶然とはいえ、元愛車と再会できるのもレアケースですが、手放すときに身近な相手に譲らない限り(つまり、手の届かないところにいってしまったら)買い戻すのはほぼ限りなく不可能に近いと断言します。

1度手放したら、ほぼ100%自分の手元には戻ってきません。戻ってくることがあったとしたら、それは奇跡か、それだけ強い磁力を発生していたから・・・に他ならないのですから。

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松村 透

輸入車の取扱説明書の制作を経て、2006年にベストモータリング/ホットバージョン公式サイトのリニューアルを担当し、Webメディアの面白さに目覚める。その後、大手飲食店ポータルサイトでコンテンツ企画を経験し、2013年にフリーランスとして独立。現在はトヨタ GAZOO愛車紹介の監修・取材・記事制作や、ベストカー誌の取材等で年間100人を超えるオーナーインタビューを行う。外車王SOKENは2015年より参画。副編集長を経て、2019年、編集長に就任。現在の愛車は、1970年式ポルシェ911Sと2016年式フォルクスワーゲン ゴルフ トゥーラン。9月11日生まれの妻と、平成最後の年に産まれた息子、動物病院から譲り受けた保護猫と平和に(?)暮らす日々。

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