2つの視点から考える「あの人は運転が上手い」と言われる7つの理由とは?

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「あの人は運転が上手い」と言われても、どう上手いのかはわからない。サーキットを走る仲間の中ではクローズドなサーキットでいいタイムで走ることのできる人が[運転が上手い]人なんだろう。

サーキットではなく、一般の道路で上手い人とはどういう人なのか考えてみた。同乗者と周囲で運転するドライバーの視点の両面で考えてみたところ、驚くほど共通点があった。

同乗者視点から見た「上手い運転」とは?

あの人は運転が上手いと言われる、7つの理由とは?

1.縦揺れが少ない
どちらかと言うと、縦揺れというか前後揺れ。加速に関してはクルマの性能にかなり依存するので、いったん置いておくとして、一定の速度で走れず、絶えずアクセルとブレーキのどちらかを踏んでいる人の場合、同乗者はやはり上手とは思えないだろう。これは、アクセルもブレーキも踏まない空走の時間を意識的に作ることによって、前後揺れはかなり減らすことができる。しかもブレーキに足をかけておけば(踏まないでペダルに足を置くだけ)緊急事態への反応もよくなる。さらに燃費にも貢献する。また、結果的に車間距離をとるようになるし、なぜかキモチがゆったりするという副次効果もある。

縦揺れでもうひとつ気をつけたいのは停止時の反動だ。信号などで停止する時にブレーキをぎゅーっと踏んだまま停まると、フロントが沈み、乗員は前につんのめり、停止時に反動でシートに押さえつけられる。これを防ぐのも簡単で、早めに減速を終え、停止直前にブレーキペダルをちょっと戻すだけで、じんわり停まれるようになる。ドライバーは自分の意思での制動なので、動きが予測できる。しかし同乗者は自分の意思と無関係に振り回されるので、ドライバーよりもクルマの揺れの影響を感じやすいこともある。

2.横揺れが少ない
急ハンドルはもっての他なので、これも置いておく。横揺れとして同乗者が上手とは思えない運転で、高速道路など直線道路をまっすぐ走れず、車線内を蛇行するような運転がある。居眠りをしてなくても蛇行する人は、すぐ近くの車線を目安に走ったりして、視点が近い場合が多い。どうしてもこういう運転になってしまう人は出来る限り視点を遠くに置くと、小刻みな揺れがでなくなると思われる。これで同乗者も安心できるはずだ。

3.他の運転者や歩行者を汚い言葉で罵らない
相手に叫ぶというよりも、独り言でも「ちっ」とか「くそっ」でも言わない方がいい。あなたがどんなに運転が上手い人でもそれだけで同乗者からみるとうまさは半減してしまう。運転のみならず人間性をも疑われるような言葉を習慣的に使っている人もたまに見かけるので、注意した方がいい。

なお、先行車のナンバーを見て「××ナンバーの田舎もんがー!」などとは決して言ってはいけない。

4.警察官やパトカー・白バイを見ても緊張しない
運転中に警察官を見たり、パトカー・白バイが周囲にいたりするとやたらと緊張したり意識したりする人がいる。本当は運転の上手い人でも、緊張してかえっていつものようなスムーズさを失う場合もあるので、上手に見えなくなる。よほど自信がないのかと思われてしまっているのかも。いつも通りの運転をすれば、相手は何もして来ないはずなので、無駄に緊張することなく平常心でやり過ごせばいい。

周囲のドライバー視点から見た「上手い運転」とは?

運転 上手い

5.合図のタイミングがいい
道路脇のコンビニに入る時、ブレーキが先だと後続車は当然混乱する。まずは合図、それからブレーキ、最後にステアリングを切る、というのが周囲から見て上手な運転だ。カレントライフの読者貴兄におかれましては当然のことかと思うが、ブレーキ、ステアリング、最後に合図みたいなドライバーも少なくない。車間距離を適切かそれ以上に取っていないと回避できない時もあるだろう。

6.右左折時に無駄にふくらまない
内輪差を意識しているのかどうかわからないが、普通の交差点でも、右左折時に一度逆にステアリングを切ってから右左折するドライバーを見かける。ウインカーが左に出ているクルマが右にステアリングを切ると何が危ないかというと、後続車(特にバイクや自転車)がそのクルマの右から抜けようとした時に、左折するはずのクルマが右側にいる自分に向かってせまってくるということになる。左折した先の道路がよほど狭いなどということがない限りは、逆に切る必要はない。前述の通り、同乗者には横揺れとなって影響するからだ。

7.流れに乗っている
発進・停止や車線変更、また周囲のクルマへの影響が最小限と思える時、流れに乗っているというように考えるとわかりやすいかもしれない、最近のクルマはアイドリングストップ機能がついていることが多くなりつつあるが、交差点で信号が変わった時に発進がワンテンポ遅れていることを自覚しているかどうか。先頭のクルマがワンテンポ遅れることで、後続車は何テンポか遅れてしまうことを想像できる人は上手な運転ができそうな気がする。また、最近のクルマについているナビが「この先、左方向です」とアナウンスした瞬間に高速道路の追い越し車線から猛然と左車線へ車線変更するようなことはしない人が運転が上手い人かもしれない。大丈夫、優秀なナビはかなり前からアナウンスしてくれているはずだから、と信じるキモチを持っている人だ。

結論、2つの視点から考える「上手い運転」とは?

運転 上手い

2つの視点から考えてみたが、「運転が上手い」のは、ステアリングの切り方や、ペダルの踏み方で決まることではなく、次の瞬間を想像できる想像力や、周囲のドライバーからどう見えているかという想像力を持って運転すること、ということかと気づいた。皆さん、上手に運転しましょう。

クルマが進化していろんなことを考えてくれるようになった。しかし、どれほど進化しても、予測をしてくれるようになるまではかなり時間がかかりそうだ。今はまだ、目の前で起きていることへの対応の補助にすぎない。直前のクルマだけでなく、数台先のクルマのブレーキランプやウインカーの状況、隣の車線で数台先にいるクルマの挙動なんかに意識が向くと、さらに安全に運転できるように信じています。

[ライター/ryoshr 画像提供/江上透]

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若い頃から空冷VWを楽しむ自称「クルマ好きのおっさん」。IT企業に勤務している知識を活かして、1990年代にナローポルシェをインターネット経由で個人輸入してしまう。その後は軸足をクルマへ移行させ、ついには自動車輸入販売の会社を始めたが、うまくいかず早々にIT業界に戻る。クルマそのものだけではなく、同じ趣味の仲間とのコミュニケーションも大切にしている。ネットとクルマの狭間でもがき続けるが、現在は某IT企業のサラリーマン。現在の反省車は17年落ちの白いセルシオ。久しぶりに道路の突起物を気にして走るクルマを楽しんでいる。

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