いまのうちに手に入れておきたい「一生もの」なドイツ車たち

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これまで、カレントライフでは空冷911フェラーリ・テスタロッサおよびフェラーリ348の相場が急上昇していることをお伝えしてまいりました。しかし、いずれも「すでに値上がりしてしまった」および「現在進行形」の情報だったように思います。

そこで、もう一歩先んじて「いまのうちに手に入れておきたい」クルマをご紹介してみようという結論に至り、カレントライフ編集部内のネットワークを駆使して独自に情報収集を行い「いまのうちに手に入れておきたい1台」をピックアップしてみました。

今回はドイツ車編となります。

手に入れるのならいま?すでに絶滅危惧種なドイツ車編

売り物件はおろか、現存する個体がどれくらいあるのか…。欲しいけれどどうしよう?いいお話しがあったらすぐにでも飛びついておきたいドイツ車たちです。

ポルシェ914(914/6含む)

ポルシェに憧れ、はじめてのポルシェとして914を所有するケースが多かったようです。6気筒エンジンを積んだ914/6は、911でいうところの「74/75カレラ」のような、通が好む存在。その価値と魅力に「気づいてしまった」方が増えてきたので、これこそ、欲しいとしたら即買いの筆頭格といえそうです。

ゴルフ1 GTI/ゴルフ2 GTI

ゴルフ1 GTIはともかく、いつの間にか、ゴルフ2 GTIもめったに見掛けなくなりました…。いま、大事に乗られている方はすでに一生モノと決めてお乗りなのでしょう。私事ですが、ちょうど20年前、ゴルフ2 GTIを20万で買わないかとのオファーがあり、迷った末にお断りしたことを未だに悔やんでいます。

現存する個体は程度良好?淘汰後に生き残ったドイツ車編

昔は結構売り物件もあったし、街中でも走っていたけれど…最近はすっかり見掛けなくなった。そんなドイツ車たちをまとめました。それに加えて「当時は買えなかったけれど、今なら買えるかも…」という需要をも満たす存在でもあります。

ポルシェ928

S4が現行モデルとして売られていた頃はバブル期と重なったために、911とは違う層のユーザーを獲得していた928。淘汰後に生き残った…というよりは、もはや絶滅危惧種に近い存在かもしれません。

ポルシェ944

当時は、914同様「はじめてのポルシェ」として中古の944を選んだ方もいたのではないでしょうか?その魅力が再確認されたときには程度の良い個体がない…という現状に気づいたユーザーが動きはじめ、相場が上がりつつある1台といえそうです。

メルセデス・ベンツ SL(R107)/SLC(C107)

このモデルも、クラシックカーの領域に足を踏み入れつつある1台といえそうです。時期的にもレストアを考えなければならないタイミングかもしれませんが、ここでお金を掛ければ一生モノのパートナーとなってくれそうです。

メルセデス・ベンツ SL(R129)

この型のSLこそ「淘汰が一段落したところ」な1台といえそうです。それはつまり「ついこの間まで100万そこそこで買えたはずなのに、あれ、高くなってない?」な1台でもあるのです。新車では買えなかったけれど、いまなら…という需要を満たす存在でもあります。今後の動向が注目な1台です。

メルセデス・ベンツ Sクラスクーペ/SEC(C126)

日本では「SEC」の呼び名の印象が強いモデルです。ごくまれに2ケタナンバーの個体を見掛けますが、セダンのW126よりも元々の数が少ない分、もはや絶滅危惧種の領域に近いかもしれません。

メルセデス・ベンツ 190E

当時は「小ベンツ」などと揶揄されていた190シリーズ。現役当時に運転したことがある方なら、当時のSクラス(W126)と比較しても遜色ない仕立てに驚いたはずです。二ケタナンバーのワンオーナー車とおぼしきクルマも見掛けることがあるので、リフレッシュすることを前提で手に入れるのであれば、まだまだ楽しめる1台といえそうです。

BMW 3シリーズ(E30/M3を含む)

ドイツツーリングカー選手権や日本のグループAカテゴリーでも活躍したE30 M3。10万キロを優に超えた個体でもそれなりの値段がつく珍しいケースと言えるのではないでしょうか?それほど人気と需要がある証拠です。一生モノを決めて手放さないオーナーさんもいます。何らかの理由で売却された個体を狙うなど…ネットワークを駆使して、手に入れておきたい1台といえそうです。

BMW 6シリーズ(M6を含む)

かつて、世界一美しいと称されたクーペ。根強い人気を誇るだけに、他のBMWよりは比較的現存数が多いような気がします。若い頃に憧れて、ようやく手に入れることができたという方も多いのではないでしょうか。

BMW 8シリーズ

このBMW 8シリーズも、最近はめったに見掛けなくなりました。感覚的には、12気筒エンジンを積んだ850よりも、8気筒の840の方がまだ見掛けるような気がします。このクルマも絶滅危惧種に近い存在かもしれません。

手に入れるなら年単位は覚悟?もともと稀少なドイツ車編

生産および販売期間が短かった、同価格帯に強力なライバル車がいた…等々、結果的に通好みとなったドイツ車たちです。

アウディクワトロ

ヤナセが正規輸入していたアウディクワトロですが、その価格ゆえ、必然的に稀少車の仲間入りを果たすこととなりました。当時から指名買いで購入した方が多いであろうアウディクワトロだけに、手に入れるまでのネットワーク作りと情報収集が重要となってくる1台といえそうです。

BMW Z1(ALPINA含む)

BMWとしては正規輸入されることなく、日本では並行車しか存在しないZ1。そもそも、売り物自体を見掛けなくなりました。果たして、いま何台のZ1が日本にあるのでしょうか?

BMW Z8(ALPINA含む)

「2シーター/6MT」という古典的な成り立ちや、1,500万円を超える価格から、購買層が限られたZ8。その希少性と、時代の移り変わりとともに適度にクラシックなデザインが注目されはじめています。いずれにしても、根強く、じりじりと、人気が高まっている1台といえそうです。

すでに投機対象として、法外な価格で取引される個体もあるようです。ヨーロッパでは、クラシカルなクルマにレストアを施し高値で売買するビジネスも盛んだという話しも聞きます。年式相応に使い込まれたクルマが、新車当時の姿を取り戻すことで延命できるとしたら喜ばしいことですが、クルマは「動かしてナンボ」だと思うのです。

せめて、日本にあるドイツ車は、動体保存として生き残って欲しいと願うばかりです。

[ライター/江上透]

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松村 透

輸入車の取扱説明書の制作を経て、2006年にベストモータリング/ホットバージョン公式サイトのリニューアルを担当し、Webメディアの面白さに目覚める。その後、大手飲食店ポータルサイトでコンテンツ企画を経験し、2013年にフリーランスとして独立。現在はトヨタ GAZOO愛車紹介の監修・取材・記事制作や、ベストカー誌の取材等で年間100人を超えるオーナーインタビューを行う。外車王SOKENは2015年より参画。副編集長を経て、2019年、編集長に就任。現在の愛車は、1970年式ポルシェ911Sと2016年式フォルクスワーゲン ゴルフ トゥーラン。9月11日生まれの妻と、平成最後の年に産まれた息子、動物病院から譲り受けた保護猫と平和に(?)暮らす日々。

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