高嶺の花の代名詞、フェラーリは意外なほど“安くあがる”スーパーカーだ

  1. ライフスタイル
  2. 524 view

ときどき、ボクは思う。
お金がなくなってランボルギーニ・ウラカンを維持できなくなったり、新しくランボルギーニを買えなくなったらどうしよう、と。

そして、そういったときに必ず思うのが「そうなったらフェラーリを買うか」ということだ。

え?ちょっと待って、と思うだろう?
フェラーリもランボルギーニと同じくらい高いんじゃないの?

高嶺の花の代名詞、フェラーリは意外なほど“安くあがる”スーパーカーだ

フェラーリは買ってから売るまでは”安く”あがるクルマだ

だが、ボクはフェラーリについて、「買ってから売るまでのトータルを考えると、これほど安上がりなクルマはない」と考えている。

その理由はなぜだろう?
ボクが考える「3つの理由」を示してみよう。

フェラーリはローンでの支払いを低く抑えることができる

まず「購入」についてだ。
フェラーリは高価だ。
それは間違いない。

だが、同時にリセールが高いため、残価設定ローンを組む際の「残価」も高い。
たとえば、輸入車の一般的な残価は「3年で50%」だ。
これはポルシェであろうがBMWであろうがメルセデス・ベンツであろうが大差はない。
しかしフェラーリの残価は3年で75%に設定されている。

これがどう影響するのかということだが、たとえばフェラーリが3000万円だとして、手持ち資金が500万円だとしよう。
そして3年の残価設定ローンで購入すれば、3年後の残価である(3000万円の75%となる)2250万円を差し引いた750万円を支払えばいいという計算だ。

そして、750万円からから500万円をマイナスすると250万円になるから、これを3年で分割した場合、金利が1.9%だとすると「毎月10万8100円」でフェラーリが買えることになる。

高嶺の花の代名詞、フェラーリは意外なほど“安くあがる”スーパーカーだ

もう一つの例として、BMW M4を考えてみよう。
BMW M4の3年後の残価設定は50%だから、ローンを組むと500万円だけを払えばいい。
ここで手持ち資金が200万円の場合だが、500万円から200万円を差し引いて、300万円のローンを組むと仮定しよう。

フェラーリの場合と同じく金利1.9%で計算すると、3年ローンの場合、毎月93,900円での購入が可能となる(借入金額が多いのに、毎月の支払額がフェラーリより少ないのは、”残価”も借入対象として計算しているためだ)。

つまり資金500万円でフェラーリを買う場合と、資金200万円でBMW M4を購入する場合とでは、毎月の負担が同じくらいだということだ。

もちろんフェラーリの場合はBMWに比較して300万円手持ち資金を追加しての話にはなるが、「あと300万円あればM4と同じ毎月の負担でフェラーリが買える」となると、無理してでも300万円を貯めようという気になるではないか。

フェラーリは維持費も安価だ

それでもこう思う人はいるだろう。
「フェラーリの維持費は高いんじゃないの?」
「やっと買ってもすぐに売るハメになるんじゃないの?」

だが、ボクはこう反論したい。
『フェラーリのメンテナンスは7年間無料である』と。

これはフェラーリ自身が「中古フェラーリの価値を高める」ために採用しているプログラムである。自社でしっかりメンテナンスを行うことで、販売したフェラーリのコンディションを常に最良の状態に保ち、それによって中古フェラーリを安心して購入してできる環境を形成し、つまり『高いお金を支払っても安心』だということを市場に浸透させるためだ(とボクは考えている)。

これによってフェラーリの中古相場が上昇し、新車の値付けも「より高く(つまり利益もより多い)」することが可能になって、まわりまわってフェラーリに多くのお金をもたらすことになる。

高嶺の花の代名詞、フェラーリは意外なほど“安くあがる”スーパーカーだ

参考までにBMWにもサービス・インクルーシブなる無料メンテナンスプログラムがあるが、こちらは「3年」で終了する。

毎年支払う自動車税や任意保険料はフェラーリのほうが高価なのは間違いないが、4年目からの維持費については「BMW M4は自腹」となり、それまでに生じた自動車税や任意保険料の差額が消し飛んでしまうかもしれない。

フェラーリは売るときも高価だ

そしてこれが最も重要であるが、フェラーリは売るときも高い。
ニューモデルであれば、数年は新車よりも中古車のほうが高価だ。
つまり、購入してすぐに売却すると、「購入金額よりも高く売れる」ことが往々にしてある。

だが、BMW M4はどうだろう。
数年経つと、その買取価格は半額になるかもしれない。

3000万円で購入したフェラーリは2800万円くらいで売れるかもしれないが、1000万円で購入したM4は500万円くらいでしか売れないだろう。
つまり、購入金額と売却金額との差を考えると、フェラーリのほうが「お得」だとボクは考えているわけだ。

高嶺の花の代名詞、フェラーリは意外なほど“安くあがる”スーパーカーだ

無理だと思うことでも意外とできる

以上を見てみてどうだろう?
まだフェラーリには手が届かないと思うだろうか?

フェラーリを買えるか買えないかは、「所得」の差も大きいが、残価設定ローンを組めば手が届くということもわかったはずだ。

そして、売却金額が高いために、多少の頭金を入れておけば、売ったとしても「マイナス」にはならない(むしろプラスになるかもしれない)。

参考までに、日経平均(株価)は2018年1月から2019年1月の1年において、約18%下落した。
仮想通貨も大きく値下がりし、世の中の状況は不安定だ。
いまどき「金融投資」はアテにならない。

しかし、こういった世の中でも確実に価値を維持できるのがフェラーリである。
フェラーリは生産台数を絞っているために価値が下がらない。
実際に計算すれば「買える」ことがわかるのがフェラーリだが、それでも「手が届かない」というイメージをボクらに植え付けている。

それがつまりフェラーリのブランド価値だと言えるが、フェラーリは「価値の割に安く買える投資」でもある。
これこそボクが「お金がないときこそフェラーリを買うべきだ」と考えている理由ということだ。

ここから先、踏み出すか踏み出さないかの判断は諸兄に任せることとしよう。

[ライター・撮影/JUN MASUDA]

JUN MASUDA

新しいモノ、テクノロジー好き。「クルマ好き」に分類されるはずだが、一般にはそれを隠して生きている。クルマだと軽自動車、スーパーカー、電気自動車まで興味を広く持つ。どんなクルマにも作られた人の魂が込められていると信じていて、そのため「よりデザイナーが情熱を注いだであろう」珍車がとくに好き。座右の銘は「情熱と愛情さえあればなんとかなる」。職業は(それが職業と言えるならば)投資家、ブロガー。運営しているブログ「Life in the FAST LANE.」http://intensive911.com/

記事一覧

関連記事