中古車の「ASK」という価格表示に込められた意味とは?

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世の中には「中古車ウオッチジャンキー」と呼ばれる方が確実に存在するようです。

たとえば、クルマ好き同士のオフ会や飲み会などで「都内の◇◇◇にある、***(クルマ屋の名前)のフェラーリ512TRが…」「あ、それ知ってる!このあいだ売れたよね」などという会話がすんなりと成立していたら、かなり危険です(笑)。

忙しいときや何かの納期に追われているときに限って、お気に入りのクルマ屋さんのストックリストを「巡回してしまう」のです。それはかつて、テスト期間中に机の周りを片付けはじめてしまうような「現実逃避」と同じ行為といえそうです。

買えもしない物件に一喜一憂し、soldoutの文字を見つけては一人で勝手に落ち込んでいるという、大のオトナとは思えない、あるまじき行為を繰り返す日々です(笑)。

最近、案外この会話が成立するケースが多いことが分かってきました(あくまで筆者の周囲に限った話しなので、単なる困ったオトナたちの集まりなだけ…かもしれません)。

それはさておき。買う、買わないは別として、中古車サイトの検索や雑誌広告を見ていると、ときどき目にする「ASK」という表示。

これにはどういう意味があるのでしょうか?以下にまとめてみました。

問い合わせを増やす狙い

価格を明示すれば、狙っている方に対してピンポイントでアピールすることができます。反面「自分には関係ない(買えない)や」と問い合わせの動機付けをストップさせる要因ともなります。あえて価格を明示しないことで、興味を惹かせるという狙いがあるのは事実です。また、その逆のパターンとして「本気で欲しいなら問い合わせてこい!」といった強気な場合も。

希少価値があるので、時価に近い場合

たとえば世界限定○○台、日本**台のように、中古車相場というものが存在せず、文字通り「時価」の物件が少なからず存在します。この種のクルマは市場に出る前、つまり業者や仲間同士などの水面下で取り引きされる場合も多いのですが、何らかの理由で表舞台に姿を現すこともあります。ある意味では「言い値」の世界。こういうケースでも使われたりすることもありそうですね。

価格応談の場合

かつてのバブル期によくあった価格表示です。ここ最近、見かける機会が増えてきたように思います。相場が流動的であることや、関係者への配慮を含めた意味合いもありそうです。いずれにしても、ASKと表示されているクルマは「市場から注目されている」もしくは「かなり人気がある」車種と見て間違いありません。

時代の移り変わりとともに意味合いも変化する「ASK」の表示。このキーワードは、その時代が求めている人気車種の象徴といえる表記かもしれません。

いつか、勇気も持って「ASKって、おいくらなんですか?」と問い合わせてみたいものです。「****万円です」「あっそう。じゃ、よろしく」。夢のまた夢ですね。おそらく…。

[ライター/江上透]

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松村 透

輸入車の取扱説明書の制作を経て、2006年にベストモータリング/ホットバージョン公式サイトのリニューアルを担当し、Webメディアの面白さに目覚める。その後、大手飲食店ポータルサイトでコンテンツ企画を経験し、2013年にフリーランスとして独立。現在はトヨタ GAZOO愛車紹介の監修・取材・記事制作や、ベストカー誌の取材等で年間100人を超えるオーナーインタビューを行う。カレントライフは2015年より参画。副編集長を経て、2019年、編集長に就任。現在の愛車は、1970年式ポルシェ911Sと2016年式フォルクスワーゲン ゴルフ トゥーラン。9月11日生まれの妻と、平成最後の年に産まれた息子、動物病院から譲り受けた保護猫と平和に(?)暮らす日々。

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