ヴィースマンは、ドイツの町で誕生したスポーツカーメーカー

  1. ドイツ現地レポ
  2. 241 view

かつて会社に勤めていたころ、社の内外でもクルマ好きで通っていた筆者のもとには、しばしばクルマの写真や、いろんな情報を送ってきては「中込さん、このクルマなんだっけ?」とメッセージが来たものでした。社の内外の至る所から(笑)あるとき、しばしば通っていたバーのご常連の方からだったと思いますが、ヴィースマンの写真が送られてきたことがあって、いつものように「このクルマなんて言うんですか」と聞かれたので、「それはヴィースマンです」とほどなくしてメッセージをお返ししたので「何でも知ってるんですね」とか言われたのを思い出した次第です。

10590554_665142020259628_5331662187542716887_n

ヴィースマンは1988年にデュレムというドイツの町で、2人のヴィースマン兄弟が設立したスポーツカーメーカーです。エンツォ・フェラーリなどにもかなり触発されたとのこと。そんなヴィースマンの写真がドイツから送られてきました。

1907451_665141923592971_1894374852836747961_n

とはいえどこかクラシックなフォルム。そのボンネットに収まるのはBMWのエンジンです。一見するとちょっとモーガンの様。すなわちどことなく英国車の香りがするのに、BMWのエンジンが、となると、それだけでれっきとしたドイツ車の雰囲気。そんな風になりますから不思議なものですね。切り株に腰を下ろし大きく深呼吸。このクルマにはそんな雰囲気があります。

10600418_665141983592965_5830267689710139648_n

10620798_665142000259630_6542494971666693374_n

ネジをはじめ、小さなパーツ一つ一つからハンドメイドされ、細部にまでこだわりのクラフトマンシップは宿ります。量産に執着することなくこういうこだわりに根強いファンもいるようですね。ボンネットに輝くエンブレムはゲコー(やもり)だそうです。壁にはりついてよじ登る守り神の様を、ヴィースマンが路面にはりついて走るイメージに重ねているのだとか。

10641216_665141966926300_883479018132084637_n

10672235_665141946926302_7232877064962498013_n

何にも似ていない価値。今こそ市場に求められる価値なのかもしれませんね。しかしながら残念ながらヴィースマン、メーカーとしての稼働はすでに幕を下ろし、2014年に会社の清算を完了してしまっているのだとか。結局20年少々の歴史だったことになりますね。後の祭りではあるのですが、このはかないブランドの命にも何か惹かれるものを感じます。時々カレントライフでも紹介する筆者のあこがれのブランド、フランスの「ファセル・ヴェガ」にも通じる一瞬のきらめきのようなものを感じずにはいられませんね。

日本にもそれほど多くはないようですが、生息している模様。ご縁があったら、お目にかかりたい。そんな密かな名車といってもいいでしょうね。

[ライター/中込健太郎 カメラ/ドイツ現地スタッフ]

輸入車のご売却は、なんでもご相談ください!

「外車王」を運営するカレント自動車は、輸入車のトータルサービスを提供しており、ポルシェ・ベンツを中心にした輸入名車の販売だけでなく、買取・整備・車検・パーツなどあらゆる領域でサポートが可能です。だから輸入車の高価買取が可能。愛車のご売却はなんでもご相談ください!

売却相談はこちら
中込 健太郎

大手自動車買取販売会社で、クルマの売買業務を経て、本社マーケティングチームに異動。WEB広告を担当し、その後大型展示場のオープン準備から、展示在庫の目視選定業務に従事した。そのころ企業Facebookページでの在庫車に関する紹介や、クルマで出かける旅行コンテンツなどを担当。その後フリーランスライターとして活動現在に至る。クルマの売り買いの経験から、ドライブを通じてクルマの魅力楽しさを紹介することをライフワークとしている。車選び.com ,NAVI CARS他で執筆中。「クラシックカー美女」テキスト担当●温泉ソムリエ●一級小型船舶操縦免許

記事一覧

関連記事