日本で見掛けない?オペル アドミラルBもHナンバーだ

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カレントライフでもたびたびお伝えしている「Hナンバー」。

「Hナンバー」とは、製造から30年以上経った車両で、かつ大幅な改造がなされていない車両に特別なHナンバーをつけるというドイツの制度です。「H=ヒストリーナンバー/H=Historisch」の意味で、このナンバーが付与されるとなんと、自動車税や自動車保険が優遇されるのです。モノを大切に扱っている、歴史的な工業製品価値を維持している、また古いクルマはそんなに走らない、という考え方のようです。

カレントライフで取りあげているのは、何もポルシェ911やメルセデス・ベンツなどに代表されるクルマばかりではありません。

そんな折、ドイツからこんな画像が送られてきました。

ポルシェ911やメルセデス・ベンツだけがHナンバーではない!オペル アドミラルB

「えーっと、何だっけ?」

画像を観たとき、筆者もそう思いました。

これは「オペル アドミラルB」というクルマです。日本で見掛けたことは1度もありません。果たして現存するのでしょうか。もし、情報をお持ちの方はぜひ教えてください(差し支えない範囲で…)。

どことなく、アメ車っぽい佇まいも感じさせる「オペル アドミラルB」。それもそのはず。GM車の流れを汲むクルマでもあるのです。2.8L 直列6気筒エンジンを搭載したこの「オペル アドミラルB」は、1972年頃に製造された個体のようです。つまり、Hナンバーを有する資格はきっちり持ち合わせた1台なのですね。

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日本語でいう「提督」という意味を持つアドミラル。戦前のオペル最上級モデルの名を冠するクルマでもあるのです。

アメ車のような佇まいを持ちつつも、日本車のセダンのような雰囲気を併せ持つ「オペル アドミラルB」。日本ではマイナーな部類のドイツ車にあたるのかもしれませんが、現地ではこのように現役のクルマでもあるのです。

そんな事実を知っていただけたら・・・そんな風に思います。

松村 透

輸入車の取扱説明書の制作を経て、2006年にベストモータリング/ホットバージョン公式サイトのリニューアルを担当し、Webメディアの面白さに目覚める。その後、大手飲食店ポータルサイトでコンテンツ企画を経験し、2013年にフリーランスとして独立。現在はトヨタ GAZOO愛車紹介の監修・取材・記事制作や、ベストカー誌の取材等で年間100人を超えるオーナーインタビューを行う。カレントライフは2015年より参画。副編集長を経て、2019年、編集長に就任。現在の愛車は、1970年式ポルシェ911Sと2016年式フォルクスワーゲン ゴルフ トゥーラン。9月11日生まれの妻と、平成最後の年に産まれた息子、動物病院から譲り受けた保護猫と平和に(?)暮らす日々。

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