これぞ在独日本人の理想!アジアに目を向け始めたドイツ系スーパーマーケット

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ドイツ人にとって、日本を含めたアジアという地域はとてもエキゾチックなもの。ここ最近ドイツでは、ローカルなアジアフードが流行したり、少しずつではありますが、彼らの生活にも浸透してきています。しかしながら、購入する際はドイツのモノはドイツの店で、アジアのモノはアジア関連のショップで・・・と、はっきり分かれていました。

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▲ドイツスーパーのチラシにもアジアフェアのページがある

最近は、ドイツ系スーパーがオリジナルブランドでアジア系の食品を展開していますが、価格は高め。さらに言うと、ドイツ人が考えた「アジア」なので、当のアジア人達には評判が悪かったのも事実。去年の夏「日本の味シリーズ」と称して販売されていた「生姜バニラアイス」は、母国でも食べたことがない味に筆者は悲しくなったのを覚えています。これに関してはMade in Germanyではなく、「自国の商品」が海外で買えることが本当にありがたいのです。

新しいカタチのスーパー「Tains nahkauf」

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ドイツ最大の日本人都市、デュッセルドルフでつい先日オープンしたスーパーがあります。一見新しいアジア系のショップかと思いますが、これはドイツ大手スーパー「REWE」の系列店舗なのです。

ドイツ系スーパーにもそれぞれ特色があり、オーガニック系、ディスカウント系、メガスーパー系など様々です。中でもREWEはやや高めの価格帯で、主に街の中心部や駅空港内などで展開しています。オリジナルブランドの種類も多く、店内にイートインスペースや、惣菜・サラダバーを販売するなど、他のスーパーと差別化を図っています。(日本では普通ですが、ドイツではこういうスタイルは皆無です)最近ではフランチャイズ展開をしており、フランチャイズオーナー独自の品ぞろえで雰囲気がガラリと変わることも特徴です。

外側からキッチンが見え、点心など作る様子を覗くことができる。
▲外側からキッチンが見え、点心など作る様子を覗くことができる。中に入ると手前は小さなレストラン。奥へ進むと食品売り場がある

なんとも違和感を覚えるのが、ドイツ製品の中に日本をはじめ、韓国や中国、インドやベトナムなど、アジア各国の製品が並んでいることです。アジアの輸入食品をドイツのスーパーが売る、このタイプは今までなかったように思います。

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▲ドイツのマヨネーズ、マスタード、その上に日本のとんかつソースが並ぶ…

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▲調味料系はかなり充実。ドイツスーパーでは絶対見かけないものばかり

これぞ在独日本人の理想!ここ一つで全て買い物が済んでしまう

今回のスーパー「Tains nahkauf」のオーナーは中国人。アジア人が経営している恩恵なのか、「そう、それが欲しいんだよ~!」と思うものばかりが置かれています。大手スーパーだけに大量に仕入れられるようで、価格もアジア系ショップと同程度か、より安い場合もあります。さらに、賞味期間が短いため、手に入れにくい新鮮なアジア野菜が買えるのもとても嬉しいポイントでした。

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▲ごぼう、1.5ユーロ。(約180円)持ち帰り方に悩むも、通常ドイツにごぼうは売っていないので物珍しさで買ってしまった

これまではドイツ系スーパーとアジア系ショップの往復でしたが、ここ一つで全て買い物が済んでしまいそうです。デュッセルドルフだけでなく、他の都市にもこのようなアジアとのハイブリット(!?)スーパーがどんどん展開してくれたら、いち在独日本人としてとても嬉しく思います。

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NAO

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在独6年目のライター。Current Europe GmbH (ドイツ現地法人)所属。ドレスデン工科大学修士課程を修了し、現在はケルペン在住。2012年よりドイツワイン店に勤務し、日本向けの販売・輸出業に携わる。独英韓中の語学力を活かし、通訳・翻訳家、現地コーディネーター、日本語教師としても活動。現代車にはない欧州クラシックカーの多様性に惹かれ、個人的にロイトとフィアット推し。「本当のドイツをもっと見てほしい」と自動車にまつわる文化・マーケティングを中心に現地情報を発信している。

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