初代BMW3シリーズは「最廉価グレードだからこそ」見過ごすことができない。

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今やこのクラスを代表するクラスになったと言ってよいBMW3シリーズ。そのデビューは1975年。それまでの02シリーズの後継として登場します。最初は今のように4ドアセダンはなく、2ドア。しかしクーペかと言われるとそれも少し違うような。そんな初代3シリーズの写真がドイツより届きました。もうこの辺りも「Hナンバー」ヒストリックの扱いなのですね。

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少し前のBMWと言うとストレートシックスと無条件でイメージされる方もいらっしゃるかもしれません。しかしこの代は、77年に6気筒モデルも追加されますが、基本的には4気筒エンジンを搭載しています。軽快で、当時の日本車が到底かなわなかった性能を手に入れることができ、今の感覚からすると随分高価なクルマではあったようでしたが、それでも都内などではかなり人気を博した輸入車でした。現在はBMWの完全子会社が日本に輸入し、全国で販売。もはやエリアに寄っては日本車の勢いを止める程の人気ブランド、そして3シリーズ自体もメジャーな車種になりました。日本へは当初、今も広島地区でのBMWディーラーを運営する、バルコムトレーディングカンパニーが総代理店となり正規輸入されていました。そして1981年、BMWの日本法人として新たに設立されたBMWジャパンに輸入権は移管されます。しかしながら、販売網の整備状況や限定的な導入車種など、並行輸入も多数行われ、315から323iまで、正規輸入されたモデル以外のモデルを中心に、依然並行輸入車も多数日本へ持ち込まれます。

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さて、この写真315は、316搭載の1,600cc直列4気筒エンジンをデチューンした最廉価モデルです。キャブレターで75馬力。それはトップスピードはそれほど速くないでしょう。しかし、目一杯まわして、パンとシフトチェンジ、性能を余すところなく使って走れば、愉快、そして爽快だったろうな・・・日本にも少数持ち込まれたようですが、なにぶん見たことがないため、妄想は膨らみます。昔どなたかの記事で読んだことがありますが「どうしても2000ccのプリンスでも、なぜか追いつけないBMWの1800」ノイエクラッセだったでしょうか。そんなことを聞くと、こんな昔のエントリーBMWの最廉価グレードとはいえ、いや、エントリーBMWの最廉価グレードだからこそ、なかなか見過ごすことができない。正直に言えば、何か「妙味」を強く感じてしまう1台だと思うのです。

元気一杯に走れば、地元の空もバイエルンの青空か・・・。最近では身近な存在でそれも嬉しいのですが、憧れの先のBMWも恋しくなってしまいますね。

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中込 健太郎

大手自動車買取販売会社で、クルマの売買業務を経て、本社マーケティングチームに異動。WEB広告を担当し、その後大型展示場のオープン準備から、展示在庫の目視選定業務に従事した。そのころ企業Facebookページでの在庫車に関する紹介や、クルマで出かける旅行コンテンツなどを担当。その後フリーランスライターとして活動現在に至る。クルマの売り買いの経験から、ドライブを通じてクルマの魅力楽しさを紹介することをライフワークとしている。車選び.com ,NAVI CARS他で執筆中。「クラシックカー美女」テキスト担当●温泉ソムリエ●一級小型船舶操縦免許

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