古き良きBMWの宿るクーペ 8シリーズ、今見ても心奪われてしまう

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ドイツレポートで懐かしい8シリーズの写真が送られてきました。

古き良きBMWの宿るクーペ「8シリーズ」

BMWというと「シルキーシックス」。

BMWを表現するこの言葉にはどうやらかなりの神通力があるようです。「小さいボディでシャーンと回る」という状況を想像して陶酔する自動車ファンは、確かに少なくないでしょう。あのメカニカルな動きを感じることのできる直列6気筒エンジンは特徴的であり、「なるほどBMWだな、流石に。」なんて思わせてくれるだけで存在価値は大きいのでしょう。しかし、いい6気筒エンジンを作れるメーカーは4気筒もいいものです。

(編集部追記:当記事は過去配信した記事の改定版です)

また、かつての大きい排気量のストレートシックスはいいですが小さいキャパシティのものは、日本の街中で使うにはトルクが細くあまり素晴らしいエンジンであるとは言い難い面も感じないではありません。高速道路など、勢いよく高回転を積極的に使える場面では気持ちいいですが。また、近年のリーンバーン化された機種もどこか遠慮があって惜しいものです。しかし、6気筒でリアドライブのクルマというだけでかなり少数派になってしまいましたので、できるだけ堪能しておきたいものですが。

古き良きBMWの宿るクーペ「8シリーズ」

BMWについて少し調べたりすると、案外V8の会社だったのだなあと感じさせられたりもするのです。ドイツではメルセデス・ベンツもいて、そういうクルマと肩を並べることにも意欲を持っていたのではないでしょうか。ブリストルや、グラースなど関わりを持ったメーカーも高い技術力を持つ高級車メーカーばかり。だからBMWもストレート6ではなく、V8エンジンを搭載した高級車で天下を取りたかったのではないか。そんな印象を受けるのです。そんな中、20世紀終盤、BMWのV8モデルは輝いていたと言えるのではないでしょうか、重厚ながらスポーツカーに引けを取らないパフォーマンスを持ったE38「7シリーズ」と、このE31「8シリーズ」です。

古き良きBMWの宿るクーペ「8シリーズ」

当初は12気筒でデビューした高級パーソナルクーペ。後にV8のみのラインナップになります。1960年代に実現したかったクルマはこういうものだったのではないか。そんな雰囲気に溢れています。通常モデルではATのみだった8シリーズ。写真のクルマはMTです。おそらくMチューンの専用ユニットを搭載した850CSiではないでしょうか。日本には16台輸入されているそうです。優雅にして古き良きBMWの宿るクーペ、今見ても心奪われる美しさがありますね。

[ライター/CL編集部・中込健太郎 カメラ/ドイツ駐在員]

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中込 健太郎

大手自動車買取販売会社で、クルマの売買業務を経て、本社マーケティングチームに異動。WEB広告を担当し、その後大型展示場のオープン準備から、展示在庫の目視選定業務に従事した。そのころ企業Facebookページでの在庫車に関する紹介や、クルマで出かける旅行コンテンツなどを担当。その後フリーランスライターとして活動現在に至る。クルマの売り買いの経験から、ドライブを通じてクルマの魅力楽しさを紹介することをライフワークとしている。車選び.com ,NAVI CARS他で執筆中。「クラシックカー美女」テキスト担当●温泉ソムリエ●一級小型船舶操縦免許

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