「五人目のビートルズ」ジョージ・マーティンが仕掛けた?ポール・マッカートニー死亡説をひも解く

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また、音楽シーンに多大な影響を残した方が亡くなりました。その名は「ジョージ・マーティン」。5人目の「ビートルズ」と言われた名プロデューサーです!

ども!カレントライフのファンの皆様こんにちは!今回の「週刊中年フライデー第23号」は洋楽青春グラフティの「追悼編」です。今回はある戦略を含め「ビートルズ」と「ジョージ・マーティン」の凄さを紐解いてみましょう!今週も山本編集長と天然系バイト星野がお送りいたします!

ここは、某県の「週刊中年フライデー」編集部。「ポール派」の編集長と「リンゴ派」の星野くんのデコボココンビが編集会議中であります。ちょっと覗いて見ましょう!

yamamoto山本「星野君!今回はビートルズ&ジョージ・マーティン特集だ!」

hoshino星野「編集長!安定のアクセス数が誰でも取れるビートルズネタですか?」

yamamoto山本「・・・・・そ、そんな事はないぞ!(痛いとこついてくるなあ・・・)」

hoshino星野「まあ、私の人気で持っているんですけどね!このコーナーは!」

yamamoto山本「・・・・(どこから、その自信が来るんだ?)今回は、他の人が書けないマニアックなところを書くぞ!」

hoshino星野「そろそろカレントさんにファンクラブ作ってもらわなきゃ?」

yamamoto山本「・・・・やめなさい。」

・・・・編集部の相変わらずの茶番劇はほっとき、説明しよう!

2016年3月8日、また音楽界から一人の巨匠が天に召されました。その名は、「ジョージ・マーティン」、「五人目のビートルズ」と言われた名プロデューサーです。この人がいたからこそ、「ビートルズ」アルバムセール等をギネス的な売り上げに繋げられたと言っても過言ではありません。今回はその「ジョージ・マーティン」が仕掛けたのではないかと言われる「ポール・マッカートニー死亡説」から色々ひも解いていきたいと思います。

ポール・マッカートニー死亡説はここから始まっていた?

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1966年、「ビートルズ」はコンサート活動に疲れ、スタジオ録音のみの活動に入ります。それまで、安定したライヴ収入にそれに伴うアルバムの売り上げも好調でした。しかし、それぞれの個性が強調され、実験的な音楽も含まれてくる後期は、アルバムだけが「ビートルズ」の存在を示すものでした。メンバーの不仲説が流れ、解散への秒読みまでささやかれる中、「五人目のビートルズ」のプロデューサー「ジョージ・マーティン」は1970年の解散を予感していたかの如く、色々な布石を打っていったのかもしれません。1969年にある噂が世界を駆け巡りました。

そうです。「ポール・マッカートニー死亡説」です。67年にツアーをやめたのは、実は「ポール」はこの時期に交通事故で死んでいて、そっくりさんの「影武者」が67年から代わりを務めているという話です。ラジオ局から流れた噂とか「学生新聞」が発祥だとか、言われていますが定かではありません。これも、「ジョージ・マーティン」の巧妙な仕掛けではなかったのではないでしょうか?もちろん、火が付いたのは後でご紹介する「アビイ・ロード」なんですが、実は1967年に発売された「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」から始まっていたのはご存知でしたか?

まずはジャケット正面から。よく言われるのが「ポール」の頭の上に掲げられた「手」。東洋では死者に対するメッセージと言われていたが定かではありません。その次に手前にある黄色い花。よく見ると、「ポール」の使っていた「ベース」の形をしています。これは、「ポール」のベースがここに埋められていると言うことで、もうポールはこのベースを使えないと言うメッセージと言われています。そして、ジャケット裏。「ポール」はなぜか一人だけ後ろを向いています。そして、頭の上には曲名がかかれていますが、「ウィズイン・ユー・ウィズアウト・ユー」。「ウィズアウト・ユー」はもちろん「あなたはいない」と言う意味です。偶然なのでしょうか?

最後は中ジャケ。「ポール」の左手にあるワッペン。(もちろんポールは左利きで大事な手)「O・P・D」のワッペン。「Officialiy Pronounced Dead」の略で、意味は「公式に死亡を宣告する」と言われています。なぜこんなワッペンを衣装に着けていたのでしょうか?このアルバムは何度も言いますが「死亡説」が流れる2年前の発売でした。アルバム的に「傑作」と言われ大ヒットした訳ですが、この噂のせいで2年後に再度注目を浴び、販売数が伸びる事になります。はじめから「ジョージ・マーティン」の「仕込み」だったのでしょうか?

アメリカ盤に隠されていた?ポール死亡説の布石があった!

週刊少年フライデー2

同じく、1967年「ポール」主導の映画「マジカル・ミステリー・ツアー」のサントラ盤が発売されます。このアルバム特殊で、本国のイギリスではEPの2枚組で発売されるのですが、アメリカではなじみがなく「LP」での発売となったようです。この映画は「ビートルズ最大の失敗」と言われるほどの酷評を受けました。そこには、「ポール」は影武者なので才能がなかったのでは?という話まででたほどです。どうもこれは後付けっぽいですが・・・。しかし、アルバムは素晴らしい出来で、私は「ビートルズ」のアルバムの中で一番好きなアルバムです。

さて、死亡説の話に戻りますが、まずはジャケットから。中央で黒い「セイウチ(ウォルラス)」のぬいぐるみを着ているのが「ポール」であってギリシャ語では「死体」を意味するという話がありました。しかしこれは、実はセイウチが「ジョン」であったという落ちでした。次にアルバム収録曲「ストロベリー・フィールズ・フォーエバー」のエンディングでの中で、最後に再びフェードインする際に「I buried paul」という声が聞こえると言う話があります。意味は「私はポールを埋葬した。」です。曲にも、秘密が隠されていたのですね。

そして、映画内やLPのジャケットの中写真でもわかりますが、白のタキシードに赤い薔薇の花を挿しているのですが、何故か「ポール」だけ黒。明らかに意図があったような気がします。しかし、このアルバムも「死亡説」が流れる2年前に発売されている訳で、これも2年後に起きる「死亡説」が、まるでわかっていたような「ジョージ・マーティン」の戦略だったのでしょうか?

死亡説と言えばやはり『アビイ・ロード』そして『レット・イット・ビー』との関連が凄い!

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そして、1969年に発売された「アビイ・ロード」が「ポール死亡説」を一気に全世界へ拡散する事になります。そうです。あのジャケットの写真です。横断歩道を渡る四人の列に意味が隠れています。まず、四人の並んでいる役割です。「ジョン=牧師」「リンゴ=葬儀屋」「ポール=死体」「ジョージ=墓堀人夫」となっています。注目すべきはやっぱり「ポール」。ここでも他のメンバーと違って気になる事が多々あるのです。何故か彼だけ「裸足」である事。これが、彼がこの列で「死体」の役である事を意味していました。そして、左利きの「ポール」が何故か右手にタバコを持っている。これは、彼が偽物である「証拠」と言われることになります。加えて、左側に駐車してある「VWビートル」のナンバーが「IF 28」。これは「もし、ポールが生きていれば28歳」という意味と言われています。

このアルバムは69年の発売。ここにも「ジョージ・マーティン」のマジックがありました。実はLPとして録音を開始したのは「レット・イット・ビー」が先でした。そうすると、発売順序が逆になる可能性があった訳です。そこに、湧いて出た「死亡説」にあわせるように「アビイ・ロード」を先に発売させたのです。その、証拠に「アビイ・ロード」の裏ジャケットには、「BEATLES」の「S」に亀裂が・・・。これは、「死亡説」としてはポールがいなくなった事によりビートルズ終焉の意味に、また、ラストアルバムになる可能性があったので「ビートルズ」にヒビが入ったと言う意味にと、両方にとらえることが出来るようにマーティンがしたのではないでしょうか?

結果、ラストアルバムとなった「レット・イット・ビー」のジャケット裏には、いつもの緑のアップルではなく、「赤いアップル」が。これは、「もう、ビートルズは熟してしまった」と解釈されることに。これも、マーティンの仕掛けであったと言われています。後期のビートルズのアルバム売上を支えていたのは、マーティンの細かな戦略があったからではないでしょうか?故に、彼は「五人目のビートルズ」と言われていたのだと思います。

90歳の大往生で逝った「ジョージ・マーティン」。きっと、先に逝った大スターたちが天国で、今度は俺をプロデュースしてくれと、列を作って待っているのではないでしょうか?もちろん、受け付けは「ジョン」と「ジョージ」に違いないと思いますよ(笑)

hoshino星野「編集長!相変わらず音楽ネタだと切れ味がいいですね!」

yamamoto山本「星野君、それは褒めているのかね?けなしているのかね?」

hoshino星野「もちろん褒めているのですよ!流石!元、音楽ライター!」

yamamoto山本「あの~まだ現役の音楽ライターなのですけど・・・・(泣)」

と言うことで、今回の「洋楽青春グラフティ」いかがでしたか?来週もマニアックなコラムをお届けできればと思っていますので、次回の「週刊中年フライデー」をお楽しみに!金曜日にまたお会いしましょう~!

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山本 圭亮山本 圭亮

千葉県出身。元ソフトテニスのセミプロとして日本リーグでプレーしていたスポーツマン。車に対する愛情(旧車)が強く現在まで50台以上の車を購入。日本車を始め、アメリカ、イギリス、フランス、スウェーデン、イタリア、ドイツ等の車を所有していた。2013年より車雑誌「ハチマルヒーロー」で「8年0組 洋楽先生!」として洋楽と車の関係を中心にコラムを連載開始。2015年から旧カレントライフにて「週刊中年フライデー」を連載。2016年から「ミドルエッジ」にてライティングを展開。そしてその中に「なかがわひろき」画作「時空探偵マツ・ド・デラックス」の原作を担当する。車、音楽はもちろん昭和のことなら何でもおまかせの広い守備範囲を持ち、コラムは正統派よりトリッキーなコラムが得意である。現在の愛車は「オペルマンタ」と「オペルベクトライルムシャー」。アルミ弁当箱コレクターやプロレス入場曲解説にてトークショーも開催している。又、音楽配信サイト「AWA」にて公式プレイリスターとしても活躍中。

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