レースとオフミを同時に満喫!360ccのクルマたちの祭典「360meet(サブロクミート)」

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去る11月18日(日)に、中山サーキットで行われた「360meet(サブロクミート)」へお邪魔しました。こちらのイベントは2015年から開催されていて、今回で4回目。まずはイベントを始めたきっかけを主催のCOKE CLUB代表・手嶋さんに伺いました。

「今から20年以上前には360ccクラスだけのレースも行われていましたが、時代が変わるにつれて660ccクラスとの混走レースしかなくなってしまいました。同じクラスで競いあう楽しさが失われてしまっていたんです。そこで、360ccクラスだけのレースもある、このイベントを立ち上げることになりました」

イベントの見どころは、小さなクルマたちが全開走行するレースや、貴重なクルマたちが集結するオフミーティング、フィナーレは参加者全員でのパレードランもあります。観て参加できる、旧車ファンにはたまらないイベントです。迫力あるレースの様子やオフミに参加した名車たちをご覧ください。

時代を超えて疾走する、小さなクルマたち

レースは、3部門に分かれています。ATやCVTを含む軽自動車が参戦できる「2ペダルスプリント」、360ccクラスによる「60分サブロク耐久」、660ccクラスと混走する「90分ロングラン耐久」で構成されています。50年前の可愛らしいクルマたちが、快音とともに全開走行する様子は迫力満点。時代を超えて走る勇姿に、胸が熱くなります。部門によっては、排気量の異なるマシンも混走します。なかには二輪のエンジン(450cc)に載せ換えているマシンもあります。乾いたサウンドがするはずなので、聴き分けてみるのも楽しいです。(2019年より、純粋に360ccクラスのみの開催となるそうです)

会場の中山サーキットは「峠道」に似た、アップダウンのあるレイアウト。スピードをキープしながら上り坂に備える、各マシンの戦略に注目です。アウトインアウトを駆使し、スピードをキープするマシンがいれば、ほぼアクセルコントロールのみでコースラインを曲がっていくマシンも。

▲中山サーキットのホームストレートは上り坂に

予選では、マシンのデータ収集が行なわれます。各チームがマシンの挙動を把握し、決勝の間に、どのような「学習」をしようとしているかに注目して観戦すると、よりレースの奥深さを楽しめます。

▲観戦場所は(立入禁止場所に注意)。なるべくマシンの調子やドライバーの動きが見える場所がおすすめ。面白さも倍増です

ピットも選手の邪魔にならない範囲で見学可能です。もしマシンが不調になった場合は、メカニカルな不調か燃料の不調なのかを判断しながら調整を行い、決勝に備えます。

▲キャブレターを取り外して作業中。キャブレターはオーバーフロー(ガソリン漏れ)を起こすこともあり、その場合は早急な対応が求められます

オフミは、貴重なクルマたちが集結

駐車場では、オフミーティングが行われていました。参加していた名車たちを、一部ですがご紹介します。

マツダ・R360クーペ

「量産乗用車」として、日本初のATモデルをラインナップした1台。360ccのV型2気筒強制空冷エンジンは、レーシングエンジンにも採用されているドライサンプ※式が採用されています。かわいらしい宇宙船を思わせるデザインは、工業デザイナー・小杉二郎氏によるもの。こちらの個体は後期型だそうです。

※空冷エンジンはエンジンオイルの湯温が上がりやすいため、オイルタンクを別に取り付け、オイルポンプで冷却するシステム

三菱・ミニカスキッパー

「スペシャリティな軽自動車」として人気を博した名車です。ファストバックスタイルが美しい!オーナーはもう1台、4サイクルのモデルを所有していらっしゃるそうです。こちらの個体は1969年式。「スキッパーのGT仕様を再現したい」と仕上げられた自慢の1台。ボディカラーはイエローに全塗装されています。

ツインキャブの代用としてソレックスのものをチョイス。メーターとステアリングの移植は、オーナー自身が行ったそうです。

バークレー・スポーツSE328

日本に何台生息しているのでしょうか。偶然、英国のオークションで発見して一目惚れしてしまったそうです。

「シーケンシャルシフトの操作は結構難しいですが、おもちゃのような手作り感がたまりません。バイクのようなクルマですね」とオーナー。イベントへ出かけるときは、積載車の日産・クリッパーに載せて行くそうです。このクリッパーは、このクルマを載せるために購入したとのこと。「2台で1台」の存在になっているそうです。

▲クライマックスは、参加者全員でサーキットをパレードラン

同じ会場で、レースと展示が同時に行われる珍しいイベント「360meet(サブロクミート)」。旧車の魅力をさまざまな角度から楽しめる、ファンにはたまらないイベントです。カレントライフ読者のみなさんも、クルマ成分を補給しにこちらへ出かけてみませんか?

開催情報

今秋の開催が決まっています。愛知県・モーターランド三河で、朝8時半のスタート。ぜひ、お出かけください。

開催日時:2019年10月14日(月祝)

開催地:モーターランド三河
    〒441-1411 愛知県 新城市作手岩波字長ノ山60-6
    TEL:0536-37-5501

主催:COKECLUB
   〒567-0868 大阪府茨木市沢良宜西4-5-13

公式ホームページ
   https://360meet.themedia.jp/
 
参加費:80分耐久レース 2万5500円(要・事前エントリー)
    サブロクオフミ、パレードラン、一般見学無料
   (要:サーキット入場料 1人1000円/前売800円)

問合せ:TEL&FAX 072-628-4406
    MAIL info@cokeclub.jp

[ライター・撮影/野鶴美和 取材協力/COKE CLUB 吉備旧車倶楽部 中山サーキット]

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野鶴 美和

ゴルフ雑誌の編集を経て、2014年よりフリーランスに。旅行関連、スポーツ関連のライティングを中心に活動。撮影やDTPもこなす。クルマ好きがきっかけとなり、県道や広域農道を紹介したドライブ本の編集にも関わる。愛車は S2000(AP1初期型)。生粋のホンダ党と思われがちだが、基本的には“人に愛されているクルマ”が好き。

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