イッツ・ショータイム!ノスタルジック2デイズ 2017 イベントレポート

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2015年、2016年に引き続き、去る2月18日、19日にパシフィコ横浜で開催された「Nostalgic 2days(以下、ノスタルジック2デイズ)」の取材に行ってまいりました。

第9回ノスタルジック2デイズ 2017
▲今年で9回目の開催となるノスタルジック2デイズ。開場前にはすでに長い行列ができていました

第9回ノスタルジック2デイズ 2017
▲会場では、よもやま話や車悦でお馴染みの、込氏こと中込健太郎氏にお会いすることできました。各地のイベント取材を精力的に行っている中込さん。関係者やファンの方との交流を大切にしている姿が印象的でした

第9回ノスタルジック2デイズ 2017
▲会場内のBGMの選曲を担当していたのは「中年フライデー」編集長の山本圭亮氏。お会いすることはできなかったけれど、今年も通好みな選曲を楽しませていただきましたよ、山本さん!(画像は2016年のものです)

ノスタルジック2デイズ 2017:日本車編

第9回ノスタルジック2デイズ 2017
▲正面入口ゲートをくぐってすぐ、ロッキーオートブースではR3000GTと色っぽい美女がお出迎え!

第9回ノスタルジック2デイズ 2017
▲会場では外国人の方を多数見掛けました。ショップの方に熱心に質問したり、なかには親子連れの方も

第9回ノスタルジック2デイズ 2017
▲RS STARTブースには、フェアレディZ432(何と売り物!)と、工場長が所有しているという、タダモノではないオーラを発しているスカイライン2000GT-Xが展示されていました

第9回ノスタルジック2デイズ 2017

第9回ノスタルジック2デイズ 2017

第9回ノスタルジック2デイズ 2017

第9回ノスタルジック2デイズ 2017
▲その他、会場では多くの旧車が展示販売されていました。その多くは「ASK」。全体的に、相場も上昇傾向にあるようです。久しぶりに実車を観ることができた3代目スターレットも、こんなにコンパクトだったかなと改めて実感

第9回ノスタルジック2デイズ 2017

第9回ノスタルジック2デイズ 2017
▲1979年式いすゞ117クーペ ブラン II ISPスポーツパッケージ。250台という希少な限定モデルを美しく仕上げています。ハンドメイドの丸目もいいですが、この角目もステキ!あああ、連れて帰りたい・・・

第9回ノスタルジック2デイズ 2017
▲これは・・・!?マツダ ルーチェ ロータリークーペですね。嫁ぎ先は決まったのでしょうか?

第9回ノスタルジック2デイズ 2017
▲こちらのホンダ シビックRSも売り物。1975年式。価格は95万円(税込み)とのことです。ええ、筆者ももちろん気持ちが揺らぎましたよ・・・

第9回ノスタルジック2デイズ 2017

第9回ノスタルジック2デイズ 2017

第9回ノスタルジック2デイズ 2017
▲日産レパード専門店であるカーショップフレンドは、美しく仕上げられたレパードを多数出展。このイベントの前日、地上波で「さらば あぶない刑事」が放送されていましたね。数時間後、もういちどブースを訪れてみたら、早くも数台が売約済み・・・。気づけばこのレパードも文化財の領域ですし、いいオーナーさんのところに嫁いで欲しいです

第9回ノスタルジック2デイズ 2017
▲懐かしの日産180SXかと思いきや、こちらは左ハンドル仕様。逆輸入の240SXでした。180SXも見掛ける機会が減ってきましたね

第9回ノスタルジック2デイズ 2017
▲マツダ RX-7は、FD3SよりもFC3Sの方が目についた印象。こちらは、Garage34&Defiが造り上げたマシン。エンジンは、13B ERCスペシャルサイドポート仕様。チューンドロータリーエンジン特有の音を聴きたかった!!

第9回ノスタルジック2デイズ 2017

第9回ノスタルジック2デイズ 2017

第9回ノスタルジック2デイズ 2017

第9回ノスタルジック2デイズ 2017
▲こちらはトータルセブンが出展していたRX-7 カブリオレ ファイナルバージョン(FC3C)。なんと、タイヤまで新車時のものだという、ノンレストア、フルオリジナルコンディションを維持した奇跡の個体。痛みやすいシートもこのキレイさ!「このクルマはお店のストックリストにもアップしていません。価値を理解し、この状態を維持してくれる方にこそお譲りしたいです」とのこと。筆者もまったくの同意見です。あとは甲斐性さえあれば・・・(遠い目)

第9回ノスタルジック2デイズ 2017

第9回ノスタルジック2デイズ 2017
▲まさに日産スカイライン(R31)愛が全開のR31 HOUSEブースには、2台のGTS-RとGTSオーテックバージョンが展示されていました。この「GTS-R」に憧れを抱いた方も多いのではないでしょうか

第9回ノスタルジック2デイズ 2017

第9回ノスタルジック2デイズ 2017

第9回ノスタルジック2デイズ 2017
▲こちらのGT-R VスペックII(R32)は展示販売車両。1994年式ということで、ほぼ最終モデルですね。走行距離3.1万km、無事故、フルオリジナルの状態で630万円。いまや、R32GT-Rは新車以上の価格で取り引きされる時代なのです

ノスタルジック2デイズ 2017:レッドカーペット編

第9回ノスタルジック2デイズ 2017
ここからは特別展示車両と、ノスタルジックヒーロー誌およびハチマルヒーロー誌の公募より選ばれしクルマたちの一部をご紹介していきます。こちらは、懐かしのスバル360!


▲トヨタ マークIIハードトップ グランデ リミテッドBタイプ。これほどキレイな個体はまず見掛けなくなりましたね・・・

第9回ノスタルジック2デイズ 2017
▲日産スカイライン HT 2000ターボ インタークーラーRS-X。DR型スカイラインの最終モデルとのことで、こちらも貴重な1台です

第9回ノスタルジック2デイズ 2017
▲日産スカイラインGT-Rも展示されていました

第9回ノスタルジック2デイズ 2017

第9回ノスタルジック2デイズ 2017
▲この種のイベントには欠かせない存在、トヨタ2000GTも展示。クーペモデルだけでなく、ボンドカーも展示されていました

第9回ノスタルジック2デイズ 2017
▲こちらは日産スカイライン2000GT-R レーシングコンセプト。このカラーリング、現代でも古さを感じさせない美しさ!R35GT-Rの限定モデルでこのカラーリングを復活させたら格好良いと思うのは筆者だけでしょうか

第9回ノスタルジック2デイズ 2017
▲マツダのロータリーエンジン生誕50周年ということで、コスモスポーツも展示


▲ここからは「選ばれしクルマたち」のなかから気になったモデルをピックアップ。こちらは1985年式のマツダ RX-7 GT。時間を掛けてレストアし、復活を遂げたそうです。素晴らしいですね

第9回ノスタルジック2デイズ 2017
▲現存数でいえば、ちょっとしたスポーツカーより少ないかもしれない、4A-Gエンジンを心臓部に持つ1985年式トヨタ カローラGT

第9回ノスタルジック2デイズ 2017

第9回ノスタルジック2デイズ 2017
▲筆者も思わず息を飲んだ、1989年式日産シルビア コンバーチブル。オーナーさんにお話しを伺ったところ、新車当時から所有している個体なのだとか。あるところにはあるんですね・・・

ノスタルジック2デイズ 2017:輸入車編

第9回ノスタルジック2デイズ 2017
▲ここからは輸入車編。岡山県にあるオールドボーイは5台のポルシェを持ち込んでいました。こちらは1971年式911T。車両本体価格は1100万円(税別)とのこと

第9回ノスタルジック2デイズ 2017
▲こちらはカレラRSライトウェイト仕様に仕立てられた、カレラ3.0。本物のナナサンカレラよりも速い仕様だそうです。価格は900万円(税別)

第9回ノスタルジック2デイズ 2017
▲こちらは1988年式911カレラ。価格は900万円(税別)

第9回ノスタルジック2デイズ 2017
▲RUFバンパーとホイール、エアロミラーがキマっているこちらの911ターボは1989年式。価格は1350万円とのことです

第9回ノスタルジック2デイズ 2017
▲こちらはレアなポルシェ914/6。車両本体価格は1100万円。ナローを選ぶか、930を選ぶか、それともこの914/6か?好みが分かれるところです

第9回ノスタルジック2デイズ 2017
▲旧車にもフィットするHIDヘッドライトを展開しているsmartブースに展示されていたVWゴルフII。リベット留めのオーバーフェンダーがたまりません!

第9回ノスタルジック2デイズ 2017

第9回ノスタルジック2デイズ 2017
▲1977年式とは思えないほど美しいコンディションを保っている、ロールスロイス カマルグ。価格は「ASK」とのこと。何とか日本に留まって欲しい1台です

ノスタルジック2デイズ 2017:立ち止まらずにはいられなかった編

第9回ノスタルジック2デイズ 2017

第9回ノスタルジック2デイズ 2017
▲前述のR31 HOUSEブースに展示されていた歴代スカイランのRCカー。細部まで忠実に再現するためにこだわったことがひしひしと伝わってきます。これはもう完全に業務の枠を超えていますね。クルマへの愛がなければここまでできないはず

第9回ノスタルジック2デイズ 2017

第9回ノスタルジック2デイズ 2017
▲日下エンジニアリング modeling事業部ブースでは、エンジンごとの仕様の違いまでもが忠実に再現され、あまりに精巧な造りに驚いて足を止める方が多数。まさにスカイラインファンにとって垂涎のアイテムでしょう。筆者も、取材を通して知り合ったハコスカGT-R乗りの方に思わず連絡してしまったほど。ガレージや自宅の玄関に飾りたくなるスカイラインファンもいるのでは?

第9回ノスタルジック2デイズ 2017
▲当時のステッカーの復刻版も販売されていました。パブリカ用のならし運転の速度制限を示すステッカーがあったことを初めて知りました

第9回ノスタルジック2デイズ 2017
▲中年フライデーでも紹介されていた、アクリルシフトノブ、水中花シフトノブも販売されていました。いまとなってはもったいなくて使えない!?

第9回ノスタルジック2デイズ 2017
▲日本車の旧車の悩みどころといえば、パーツの確保。前述のRS STARTブースでは、クルマごとに必要な点数にパッケージ化して販売したり・・・。今回の取材では、旧車乗りにとって、スペシャルショップがいかに心強い存在であるかを再認識しました

第9回ノスタルジック2デイズ 2017
▲Spirit Garageブースでも同様の配慮が。オーナーはもちろん、こういったショップの努力があってこそ、日本の旧車文化が成り立っているんです!メーカーの方にも気づいてもらえたら‥(気づいてはいても、なかなか大きな歯車を回すのも大変なんだぜ!という声が聞こえてきそうですが・・・)

第9回ノスタルジック2デイズ 2017
▲旧車との出逢いは、いいショップとの出逢い。DIYでメンテナンスするにしても、どこかでプロの力が必要になるはず。旧車乗りにとって駆け込み寺であり、セーフティーネットでもあるのです

ノスタルジック2デイズ 2017:物販ブース編

第9回ノスタルジック2デイズ 2017▲物販ブースも賑わっていました。衝動買いしそうなのを必死に堪えて取材しました

第9回ノスタルジック2デイズ 2017
▲眺めているだけで楽しい(思わず欲しくなる?)トミカ ヴィンテージミニカー

第9回ノスタルジック2デイズ 2017
▲掘り出しモノがないかじっくり品定めしている方も多数

第9回ノスタルジック2デイズ 2017
▲太陽にほえろ!シリーズのミニカーを眺めつつ・・・、このあと他の方が購入していきました

第9回ノスタルジック2デイズ 2017
▲ロータリーエンジン乗りにとって必須のお洒落アイテムともいえるカフスやキーホルダーも

第9回ノスタルジック2デイズ 2017
▲各社から販売されている(されていた)プラモデルが販売されていたり・・・

第9回ノスタルジック2デイズ 2017
▲コレクターにとってはたまらない各メーカーのカタログも販売

第9回ノスタルジック2デイズ 2017
▲こんな遊びゴコロのあるTシャツや・・・

第9回ノスタルジック2デイズ 2017
▲思わずレーシングスーツに貼りたくなるようなワッペンなども販売されていました

まとめ:旧車オーナーの誇らしげな姿を見て思わず目頭が・・・

第9回ノスタルジック2デイズ 2017

旧車を維持するのは、現代のクルマのオーナーからすれば想像を絶する(理解不能な?)ことばかり。雨の日は乗らない。雨が降りそうな日も乗らない。工事現場ではUターン。パーツをストックするため、1部屋を埋め尽くしたり、エコカー減税とは真逆の「旧車増税」も悩ましい問題です。

しかし、喜びも悲しみも心底惚れ込んだ旧車を所有できているからこそ得られる経験。そして何より、旧車を通じて出逢った人々との交流は何者にも代えがたい喜びがあります。

「選ばれしクルマたち」のノミネートカーとそのオーナーは、来場者が待ち構える花道に、こちらの画像のように実走で登場します。ノミネートカーが登場すると、暖かな拍手で迎えられ、司会者がその場で愛車との出逢いをインタビューする流れとなっています。それはまさに、オーナーと愛車にとって生涯の思い出となる、「イッツ・ショータイム!」なひとときなのです。

[ライター・カメラ/江上透]

松村 透

輸入車の取扱説明書の制作を経て、2006年にベストモータリング/ホットバージョン公式サイトのリニューアルを担当し、Webメディアの面白さに目覚める。その後、大手飲食店ポータルサイトでコンテンツ企画を経験し、2013年にフリーランスとして独立。現在はトヨタ GAZOO愛車紹介の監修・取材・記事制作や、ベストカー誌の取材等で年間100人を超えるオーナーインタビューを行う。カレントライフは2015年より参画。副編集長を経て、2019年、編集長に就任。現在の愛車は、1970年式ポルシェ911Sと2016年式フォルクスワーゲン ゴルフ トゥーラン。9月11日生まれの妻と、平成最後の年に産まれた息子、動物病院から譲り受けた保護猫と平和に(?)暮らす日々。

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