ドレスデン市民の長き戦い。ドイツにもある「騒音問題」

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どこの国でも交通量の多い地域の住民たちが悩まされるのは「騒音問題」。ドイツ・ドレスデンでは何年もの間、この騒音の改善を巡って市民が国に訴えかけています。

問題となっているのはエルベ川沿いにドレスデンの街を東西に巡る国道6号線。この6号線が走るドレスデン西部の地域は、住宅地が密集している上に、国道の幅が狭いのです。更にはアウトバーンに繋がっているために、毎日100台以上の大型トラックや観光バスが通ることも。

2011年に新しい橋が開通してから交通量が以前より5万台も増え、まるで毎日地震に遭っているようだと騒音・不眠に悩まされている住民たちが「B6 macht krank!(国道6号線は我々を病気にする!)」とプラカードを掲げながら、6号線の道路移転を訴えていました。

現在は一時的に夜間の時速制限や、音を吸収するアスファルトの採用などで国も対策はしていますが、住民たちの願いは国道ごと別の場所に移すこと。しかし移転に約75億円もの莫大な資金が必要な上、国からの援助なしでドレスデン市自身が負担しなければならないために、同市もなかなか快くGOサインを出せないようで、市民と国の戦いはまだ続きそうです。

出典・参照元:http://www.sz-online.de/

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NAO

NAO

在独6年目のライター。Current Europe GmbH (ドイツ現地法人)所属。ドレスデン工科大学修士課程を修了し、現在はケルペン在住。2012年よりドイツワイン店に勤務し、日本向けの販売・輸出業に携わる。独英韓中の語学力を活かし、通訳・翻訳家、現地コーディネーター、日本語教師としても活動。現代車にはない欧州クラシックカーの多様性に惹かれ、個人的にロイトとフィアット推し。「本当のドイツをもっと見てほしい」と自動車にまつわる文化・マーケティングを中心に現地情報を発信している。

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