日産GT-Rなど8台が被害。英自動車チューニング工場の大規模火災に支援の動き

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クルマ好きにとって、予期せぬ事態でいきなり愛車を失うのはあまりにも悲しいのではないでしょうか。5月下旬、イギリスにある日本製レーシングカー専門のチューニング工場「RB Motorsport」で大規模な火災が発生しました。

ここは特に日産GT-Rを専門としている工場で、メンテナンスやチューニング、各種修理作業などを請け負っています。イギリスの日本レーシングカーオーナーにはよく知られていた場所だったのです。しかし、今回の火災で工場建物の99%が損壊というほどの被害だったようです。

幸い、従業員にけがはありませんでしたが、工場に残されたフォード・エスコート・コスワース1台と、日産GT-Rなど、7台が焼け焦げる被害となりました。いずれも、すべて顧客から預かっていた個体で、メンテナンス作業が完了し、引き渡し直前状態・・・という状況でした。

この火事はイギリス以外にも欧州各国のニュースやSNSで取り上げられ、話題となりました。火災原因は明らかにされてはいませんが、RB Motorsportは自身のフェイスブックに被害後の工場の様子を写真で掲載し、「できるだけ早く通常の状態に戻りたいと思っているが、見てわかるように私たちが再び立ちあがり、走りだせるには長い時間がかかるだろう」とコメント。

しかし、報道や彼らの投稿を見た何百人もの人々が、ボランティアで現場の片付けに参加したり、寄付金を募るなどして、RB Motorsportsの復活を支えています。火災に巻きこまれたクルマたちは残念な結果となりましたが、一刻も早く工場回復を願うばかりです。

●RB Motorsportsフェイスブックページ
https://www.facebook.com/RB.Motorsport.2732/

出典・参照元:https://www.motor1.com/

NAO

NAO

在独6年目のライター。Current Europe GmbH (ドイツ現地法人)所属。ドレスデン工科大学修士課程を修了し、現在はケルペン在住。2012年よりドイツワイン店に勤務し、日本向けの販売・輸出業に携わる。独英韓中の語学力を活かし、通訳・翻訳家、現地コーディネーター、日本語教師としても活動。現代車にはない欧州クラシックカーの多様性に惹かれ、個人的にロイトとフィアット推し。「本当のドイツをもっと見てほしい」と自動車にまつわる文化・マーケティングを中心に現地情報を発信している。

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