ナイジェル・マンセルのショップでV12エンジンに換装された「フェラーリ308 GTS QV」予想落札額を大幅に下回って売却

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1975年の誕生以来、名車として愛されているフェラーリ308。今回、オリジナルのV8エンジンからV12エンジンに換装され超希少車「フェラーリ308GTS QV」がシルバーストーン・オークションに登場しました。

この個体は、当時のオーナーがV8エンジンの最高出力240馬力では物足らず、今や伝説のF1ドライバーであるナイジェル・マンセル氏経営の「エンブレム・スポーツカーズ」にチューニングを依頼。当時のニューモデルであった400シリーズのV12エンジンに換装しており、ボディカラーも珍しいメタリックブルー・キアロを纏う、見た目も中身も特別なフェラーリに仕上がっています。

オリジナルマニュアル、書類、ツールキットやジャッキなど付属品も完備。しかもこの個体はイギリス仕様であったため、わずか200台余りしか存在しない右ハンドル車となっています。

このような条件が揃い、この308GTS QVには競売前からかなりの注目が集まっていました。しかし結果は、予想落札額860万円を約100万円ほど下回り、約756万円(63000ユーロ)で落札されました。

ここまで価格が下がった理由としては、フェラーリの公式関与なしにV12エンジンへ換装したことによるもの。フェラーリから「フェラーリ・クラシックカー証明書(日本でフェラーリ・クラシケと呼ばれているものです)」が正式に下りなかったためと言われています。しかし、落札者はこの件に関してはあまり気にしてはいないようです。

ちなみに、1月に開かれた同オークションではアメリカの有名ドラマ「私立探偵マグナム」で使用されたフェラーリ308GTS QVが出品されましたが、こちらはドラマの付加価値もあり約2,000万円で落札されています。

出典・参照元:http://www.autobild.de/

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NAO

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在独6年目のライター。Current Europe GmbH (ドイツ現地法人)所属。ドレスデン工科大学修士課程を修了し、現在はケルペン在住。2012年よりドイツワイン店に勤務し、日本向けの販売・輸出業に携わる。独英韓中の語学力を活かし、通訳・翻訳家、現地コーディネーター、日本語教師としても活動。現代車にはない欧州クラシックカーの多様性に惹かれ、個人的にロイトとフィアット推し。「本当のドイツをもっと見てほしい」と自動車にまつわる文化・マーケティングを中心に現地情報を発信している。

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