VWとフォード、自動運転とEVに提携拡大すると発表

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自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)と米フォードは12日、1月に正式合意を発表した世界規模での包括的な提携を拡大し、自動運転と電気自動車(EV)の分野でも協力すると発表した。フォード傘下の自動運転技術の開発会社アルゴAIにVWが資本参加する一方、フォードはVWのプラットフォーム「MEB」を使用して電気自動車を開発する。なお、両社の提携において、フォードとVW間の相互出資はないとしている。

アルゴAIの自動運転技術を各社が活用

自動運転分野では、アルゴAIの自動運転技術をフォードとVWがそれぞれ自社モデルに導入する。アルゴAIの自動運転技術は特に、ライドシェアリングや市内における配送サービスなどに活用できると見込まれている。

VWは、アルゴAIに26億米ドルを投資する。10億ドルを資金投資するほか、VWの子会社で自動運転技術を開発するオートノマス・インテリジェント・ドライビング(AID:AutonomousIntelligentDriving)をアルゴAIに統合する。AIDの企業価値は16億米ドルと評価されている。AIDの従業員数は現在約200人で、アルゴAIの従業員約500人と合わせると計約700人の規模となる。

AIDのあるミュンヘンは、アルゴAIの欧州本部とする。アルゴAIは、米ペンシルバニア州のピッツバーグにある本社のほか、ミシガン州のディアボーン、ニュージャージー州のクランベリー、カリフォルニア州のパロアルトに拠点があり、AIDの統合によりアルゴAIの拠点は5拠点となる。アルゴAIとフォードは、マイアミとワシントン市でアルゴAIの自動運転システムを試験しており、将来はモビリティサービスでの商用化を視野に入れている。

アルゴAIにおけるVWとフォードの出資比率は同水準とし、アルゴAIの資本の大多数を両社で保有することになる。残りは、アルゴAIの従業員向けの自社株保有(インセンティブプール)に活用する。

フォード、VWの「MEB」を使用して電気自動車を開発

電気自動車の分野では、フォードはVWのプラットフォーム「MEB」を使用した純粋な電気自動車を2023年から欧州市場に投入する計画。開発は、ドイツのケルン・メルケニッヒにあるフォードの開発センターで行う。

フォードはMEBを使用したモデルを欧州市場で6年以内に60万台を販売する計画。フォードはさらに、MEBを使用した2番目のモデルを欧州市場に投入することも検討する。フォードは電動化の分野に115億米ドルを投資する計画で、VWのMEBの使用料も当該投資に含まれている。

[提供元/FBC Business Consulting GmbH]

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