1年10,000kmは過走行?2016年版・過走行車の基準とは

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通勤や通学でクルマを使用していると、どうしても年間走行距離が伸びてしまいます。クルマを買い替えるときにディーラーの下取りや、専門の業者に買い取り査定を依頼するケースが多いと思いますが、そこではじめて「過走行ですね」といわれてびっくりされた経験があるかもしれません。

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では、過走行車の目安とは?2016年現在のおおまかな基準を、カレントライフの常連(?)となりつつある、カレント自動車A氏にヒアリングしてみました。

江上(以下、江):まず、過走行の目安って全国一律なんですか?
A氏(以下、A):いいえ。それは違います。住んでいる地域によっても感覚が違うんです。

江:では、一般的な過走行の基準ってあるんですか?
A:一般的には年間1万kmを超えると過走行とみなされます

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江:通勤や通学で使う方は結構ギリギリなラインですよね
A:そうなんです

江:年間10,000kmを超えたとたん、大幅にリセールバリューが下がるものなのですか?
A:それは一概にはいえませんが、一般論として下がってしまうのは避けられないです

江:たとえば、雨天未使用・禁煙車・コーティング施工とかでもだめですか?
A:中古車を買うとき、何だかんだいっても走行距離が少ないものを探しませんか?

江:確かに、中古車を買うとき、距離が少ないものを選んでしまいがちですね
A:まさにそこで、距離が少ない個体の方が売りやすいのは確かですし、実際に売れますよね

江:冒頭で地域によっても違うと仰っていましたが、具体的には?
A:首都圏(東京、横浜)や関西圏(大阪、京都、神戸)にお住まいの方であれば、年間5,000kmくらいが平均的です

江:年間5,000km!?思っていたより少ないですね…
A:いずれも、公共交通機関が発達しているエリアですしね

江:では、それ以外のエリアですと…?
A:関東圏で、年間8,000kmがひとつの目安です

江:私も関東圏に住んでいますが、今年は間違いなく年間8,000km超えますね…
A:困りましたね(苦笑)

江:あと、もう少し長いスパンでいうと、ひとつの目安はありますか?
A:年式は別にして、走行距離100,000kmを超えるかどうかですね

1年10,000kmは過走行?2016年版・過走行車の基準とは

江:日本だと、100,000km超えたクルマってどうしても距離を走っているイメージになってしまいます
A:そうなんです。どんなに程度が良くても、走行距離が多いとどうしても査定額に影響しますね

筆者の乗り方だと、一般的な基準でみても過走行車になってしまいます。仕事の足として使っている側面もあるので、気にしていられませんが、情報のひとつとして覚えておいてもよいかと思います。

では反対に、5年で1,000km程度しか乗っていないクルマが良いかというと、もちろん一概にはいえないそうです。まず、「クルマとしての本来の役目を果たせるか」がキーになってきます。これはまた別の機会に…。

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松村 透

輸入車の取扱説明書の制作を経て、2006年にベストモータリング/ホットバージョン公式サイトのリニューアルを担当し、Webメディアの面白さに目覚める。その後、大手飲食店ポータルサイトでコンテンツ企画を経験し、2013年にフリーランスとして独立。現在はトヨタ GAZOO愛車紹介の監修・取材・記事制作や、ベストカー誌の取材等で年間100人を超えるオーナーインタビューを行う。外車王SOKENは2015年より参画。副編集長を経て、2019年、編集長に就任。現在の愛車は、1970年式ポルシェ911Sと2016年式フォルクスワーゲン ゴルフ トゥーラン。9月11日生まれの妻と、平成最後の年に産まれた息子、動物病院から譲り受けた保護猫と平和に(?)暮らす日々。

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