車の下取りの意味を知っていますか? 車の下取りと買取りの違いのお話

  1. コラム
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車を手放すタイミングは人それぞれです。新しい車を買う必要性があるから今の車を手放すケースやもう車に乗ることがないから手放すケースなどさまざまな理由があることでしょう。車を手放す時に出てくるキーワードといえば「下取り」や「買い取り」です。どちらの言葉も同じような意味をもつ言葉ですが実は明確な違いがあるのです。今回は「下取り」と「買い取り」の意味の違いを解説していくと同時に車の下取りと車の買い取りそれぞれのメリット・デメリットを整理していきましょう。

車の下取りとは具体的にどういうこと?

そもそも車の下取りとは、今乗っている車を販売店で売却し、次の車を買うときの購入資金に充てることです。つまり、次の車を買うことを前提に現在乗っている車を販売店に売却するということです。新車販売店でのおおよその下取り価格、つまり基本価格はある程度決まっており、キズや走行距離などによって減点されていきます。また新車購入時の間接的な値引きのために下取り車の価格が充てられることがあります。新車を購入するきっかけとなる下取りは、一般的に一部例外の車種を除き高額買取してもらうことが難しいと言われています。

また、下取りの場合は新車購入が前提であるため下取り額を現金化することができません。一方、下取りは車の売却から新車購入までひとつの店舗で完結するすることができるため買取専門店と新車販売店の行き来をする必要がないところは手間が省ける部分です。下取りで新車購入した場合、新車が納車されるまで現在の車に乗り続けることができるのも下取りならではのポイント。もちろん、下取り車にキズをつけたり過走行にしないことや事故を起こさないという条件付きです。

〈車の下取りメリットまとめ〉

・売却から購入までひとつの店舗で完結する。
・新車が納車されるまで条件付きで現在の車に乗り続けることができる。
・新車の値引きが厳しい場合、下取り額の調整してくれることがある。

〈車の下取りデメリットまとめ〉

・買取専門店と比較すると高額での下取りは難しい。
・純正状態での評価が基本であるため人気装備が装着されていても評価されにくい。
・下取り代金を現金化することができない。

車の買い取りと具体的にどんなこと?

車の買い取りとは、今乗っている車を売却し現金化することです。次の車を買う予定があれば次の車の頭金として充てることができたり、ローンの支払いが残っている場合であればローン残金を相殺する資金に充てることができたりします。次の車を購入しようとする時に、買取店を利用するときには注意が必要です。なぜなら買い取りの場合、現在乗っている車は売却が確定するためすぐに引き上げられてしまうことがほとんどだからです。新車を購入し納車されるまで待ってくれないという部分は気をつけなければならないポイントです。

次の車を買う予定がなく単に車を売却したい場合、買取店であれば親身になって対応してくれます。いずれにしても買い取りの場合には売却した車の買取額を現金化することができます。もちろん現金化された現金の使い道は自由です。下取りとは異なり買い取りした車は商品となるため人気装備や社外品パーツ、コンプリートパーツなど純正品以外のパーツも買取額に反映されやすいというのは買い取りならではのポイントとなります。買取店は日本全国に多数あり店舗を構えている買取店だけでなく出張買取やインターネット買取などさまざまな形態がありそれら全てを含めると膨大な数になります。買取店同士で競合させることによって高値で売却することができたり各買取店が得意とする車であれば高い評価をしてもらえる可能性があるのも買い取りのメリットです。

しかし、買い取りの場合いいことばかりではありません。買い取り業者は中古車市場の変動に敏感であるため中古車市場の動き次第で買取価格が変化します。極端なことを言ってしまえば、昨日と今日の買取価格、今日と明日の買取価格が異なる場合もあります。つまり、売却するタイミング次第で買取額が大きく変わってしまうことすらあるのです。一般的に中古車市場の変化があるタイミングは、車のマイナーチェンジや年次改良、フルモデルチェンジなどが中古車市場に影響を及ぼします。車のモデルチェンジサイクルを見極めるのは難しいですが、おおよそ各メーカー各車種は一定年数でモデルチェンジがされることが多いため自分の車がおおよそ何年程度のサイクルでモデルチェンジしているのか調べてみると売却するタイミングを見極めることができる場合もあります。

〈車買い取りのメリット〉

・人気装備なども買取価格に反映されやすい。
・買取店同士を競合させることで高価買取してもらえる可能性がある。
・買取額を現金化することができる。
・それぞれの買取店が得意とする車の場合、高額評価をしてもらえる可能性が高い。

〈車買い取りのデメリット〉

・相場変動に買取額が左右されやすい。
・売却のタイミング次第で買取価格が異なる。
・売却したらすぐに車を引き上げられてしまうケースがほとんど。

車の下取りと買い取りのまとめ

車の下取りと車の買い取りは車を売却するという意味では同じですが、新車を購入する前提での売却なのか、今乗っている車自体の評価してもらえるのかといった違いがあります。どちらにもそれぞれメリットやデメリットがありどちらが良いのかというのは判断が難しいです。例えば、新車を購入し納車までの期間車が必要なのか、車がなくても困らないのかといったそれぞれの事情などをしっかりと考慮した上で下取りとするのか買い取りとするのかの判断をする必要があります。

[ライター/齊藤 優太 画像/写真AC]

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齊藤 優太

1991年生まれ、静岡県出身。ガソリンスタンドでのアルバイトをきっかけに車に興味を持ち始める。大学卒業後、自動車販売、教習指導員(教習所の教官)の経験を経て、運転の楽しさや車の魅力を伝えるべくライター活動を開始。自身も車でどこでも行くほどの運転好き。趣味はドライブ、洗車、音楽。

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