スバル車が納車寸前だったユーザーたちはどうなるの?というリアルな問題

  1. カーゼニ
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初代マツダ(ユーノス)ロードスターを手放したことによる虚無感は虚無感としてありつつも、それと同時に、来るべきスバルXV 2.0i-Lとの蜜月生活を想像して、思わず気色の悪いニヤケ顔を世間樣にさらしている不肖筆者である。

しかし本日こと10月27日(金)朝、驚愕のニュースが飛び込んできた。なんと日産自動車に続き我がSUBARUも、正規の資格を持たない従業員に出荷前の完成検査をさせていたとのこと。……スバル車の納車寸前である筆者としては、大変古いフレーズで恐縮だが「アジャパー!」と叫ぶほかなかった。

11月半ば納車予定の新型XVには(今のところ)影響なし

新車の完成検査制度と、それを行う人員の資格制度については筆者もいろいろ思うところがあり、率直に言ってしまうと「……そんな古い制度なんて今さらどうでもいいんじゃねえの?」と思っている。

しかしそれを公に言ってしまうと、メガネっ娘の学級委員みたいなメンタリティの人から「決まりは決まりデス! 守らないとイケマセン! ムキーッ!」みたいな声が上がって大変めんどくさい話になるため、そこに関する詳細な意見はここでは述べないでおく。

述べたいのは、「で、このタイミングで納車寸前なユーザーたちはいったいどうなっちゃうわけ?」というリアルについてだ。

結論から申し上げると、筆者が注文した新型XVの納車スケジュールには、この事件の影響は(今のところ)いっさいない。当初の予定どおりの日時にめでたく納車となる予定だ(今のところ)。

これは、幸か不幸か筆者のXV 2.0i-Lはまだ出来上がっていないからである。

ディーラーも(今のところ)正確な情報は発信できず

すでに完成し納車されている個体はさておき、これから完成する個体については、さすがにしかるべき資格を持つ検査員がグンマーの工場で完成検査を行うことになる。そのため、道義的・心情的な問題はさておき法律的な問題は何もないまま、吾輩のXVは当初の予定どおりのスケジュールで出荷され、そして納車されるということだ。

しかし今後、国交省が「やっぱSUBARUはけしからんのでしばらくの間出荷停止にします! ムキーッ!」とブチ切れたり、あるいはSUBARUが自主的に「しばらくの間、出荷を停止して謹慎いたします……」と土下座しないとも限らない。それゆえ筆者が上で言っていることはすべて「今のところ」、すなわち「2017年10月27日(金)18時現在」の話である。今後の展開次第では、筆者のように「これから納車」というケースにおいても、そのスケジュールに大きな影響が出てくる可能性もゼロではないだろう。

ディーラーの人々も、筆者のような顧客に対してモロモロの確約ができない気の毒な状況にある。

つい先ほどまで面談していた筆者の担当セールス・M氏も、「……わたくしどもも、軍曹さんがネットで得ている情報とほぼ似たような情報しか、現段階ではもらえてないんですよ。とほほ」とむせび泣いていた。や、「とほほ」と「むせび泣いていた」というのは真っ赤な嘘だが、おおむねの発言主旨はこのとおりであった。

この問題が発覚する直前に納車になった人。あるいはもう何カ月も何年も前にスバル車が納車され、なんら問題のないまま、ステキな毎日を送ってらっしゃる人。そういった人々には今後、リコールを含むさまざまなめんどくさい問題が降りかかってくるのだろう。心中お察しいたします……と申し上げることしかできないのがもどかしいが、推移を見守りつつ、「スバリスト見習い」としての日々を今後も変わらず過ごしていきたいと考えている不肖筆者であります。

[ライター/伊達軍曹]

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伊達軍曹

外資系消費財メーカー日本法人本社勤務を経て、出版業界に転身。輸入中古車専門誌複数の編集長を務めたのち、フリーランスの編集者/執筆者として2006年に独立。途中2008年から2011年には編集デスクとして「IMPORTカーセンサー」(リクルート)の創刊準備および編集運用を業務委託として担当。現在は「手頃なプライスの輸入中古車ってサイコーだぜ!」というのんきなトーンの原稿を各誌やウェブサイトに多数寄稿している。

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