初代カングーと初代ロードスター、どちらか1台を処分することを決意して

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のっけから私事で恐縮だが、このたび自宅あばら家を転居することになった。といっても現住所から歩いて行ける程度の隣町に越すだけなのだが、不肖わたくしは転居を機に生活のコンパクト化を図ることを決意し、これまで無駄に2台所有していた自家用車のうち1台を処分することを決めた。

カングーを手放しロードスターを残すという意外な展開

現在所有しているのは初代ルノー カングー(草野球道具ならびに釣具の運搬用および普段の足)と、初代マツダ ロードスター(たまに乗るお遊び用)であるため、「自家用車を1台に減らそうと思ってるんですよ」とわたくしが周囲に漏らした際、周囲の者らは「あぁ、この人はロードスターのほうを手放すんだろうな」と思ったはずだ。わたくし自身も、そう思っていた。

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しかしなぜか今、わたくしは世田谷区内の某輸入車専門店でカングーの譲渡証明書と委任状にハンコをついている。

これからしばらくの間、いや下手をすれば数年間か数十年の間、「狭くて小さな2人しか乗ないオープンカーだけがある生活」を送るのだ。友人知人はびっくりしており、自分もびっくりしているが、ハンコをついてしまったのでもう後戻りはできない。

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初代ロードスターでも草野球道具一式の運搬は可能であるはずだし、釣具に関しては過去に実証済みだ。わたくしのNAではなく、NAを買う前にたまたま代車として某工場からお借りしたオートマのNAで釣りに出かけてみたのだが、ギリギリなんとかなった。当然ながら大掛かりな道具一式を持っていくのは不可能だが、わたくしが普段用いている「8.6フィート(約2.6m)の2ピースロッドとタモ網一丁、そしてルアーなどの小物を入れとく小型バッグ」程度の軽装備であれば、実は全然イケるのだ。

助手席をデッドスペースにすれば意外と荷物は積める

そして中年草野球部の道具一式(部のボール数十個とバット5本、その他小道具少々)についてはまだ実験していないが、2.6mの釣竿が助手席に積めるのだから(2つに分解したうえでだが)、せいぜい全長90cmぐらいに過ぎないバットケースは楽勝で助手席に斜め置きすることができ、軟式ボール数十個もおそらくは楽勝でトランクに収容できるはずだという、わたくしなりの超絶綿密な計算はすでに済んでいる。

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残る問題は、「助手席を荷物スペースにすると、そこに人が乗ることが不可能になるため事実上の“お一人様専用機”となり、常にロンリーな行動を強いられる」ということと、「コストコの巨大なトイレットペーパーを買うときどうすんだ?」ということだ。

まぁこの問題についてはリアトランク上に専用キャリアを用意するなどして対処する所存ではある。また、このほかにも予期せぬ大問題が発生する可能性はあるというか、たぶん確実に発生するのだろうが、それについても都度考え、対処していきたい。

常識はずれだからこそ「何か」が生まれる(といいな……)

まぁフツーに考えれば「カングーを残し、ロードスターとサヨナラする」というのが常識ではあるだろう。しかし初代ロードスターは手放してしまうにはあまりにも惜しい名車であり、そして常識どおりの行動ばかりしていても、人生というのはイマイチ盛り上がらないものだということをわたくしは知っている。

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自分でも予期していなかった「ロードスター1台生活」を通じ、今後の人生後半はどれだけ盛り上がるのか、あるいは盛り下がるのか? ……まったく見通しがたたないだけに不安であり、しかし大いに楽しみでもある不肖筆者48歳の秋である。「カーゼニ」というタイトルでありながらゼニとは無関係な話になってしまい恐縮ではあるが、この案件についてはまた折を見て、途中経過などをご報告させていただきたい。押忍。

追伸:
いちおう「カーゼニ」ということで、ゼニの話もちょっとだけしておきましょうか。初代カングー5MT(黄色、走行6.1万km、まあまあキレイ、修復歴なし)は、決してバカ高くはないけどまあまあのリセール価格にはなりました。ちょいマニアックな輸入車というのは、ちゃんと整備してキレイにしておけば、いつまでたってもそれなりに値段が付くのがいいところですよね。敬礼。

[ライター/伊達軍曹]

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伊達軍曹

外資系消費財メーカー日本法人本社勤務を経て、出版業界に転身。輸入中古車専門誌複数の編集長を務めたのち、フリーランスの編集者/執筆者として2006年に独立。途中2008年から2011年には編集デスクとして「IMPORTカーセンサー」(リクルート)の創刊準備および編集運用を業務委託として担当。現在は「手頃なプライスの輸入中古車ってサイコーだぜ!」というのんきなトーンの原稿を各誌やウェブサイトに多数寄稿している。

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