草野球道具や釣り道具も問題なし?オープンカーの積載能力を侮るなかれ

  1. カーゼニ
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かねてより始まっている、NAロードスター1台のみでの我が自動車生活。老義母K子の病院送迎問題についてはあきらめるほかないとして、残るは「荷物問題」だ。そして過日、我が中年草野球部の早朝練習があったため、さっそく道具一式をNAに積み込んでみた。……ていうか「カネを通してクルマを語るカーゼニ!」という趣旨の当コーナーが、いつの間にか「軍曹くんのNAロードスター日記」になっちゃってる気がしないでもないが、まぁ細かいことは気にしないでいただきたい。

草野球部の道具一式は楽勝で積載可能!

ということで積んでみたわけだが、あっけなく成功してしまった。まずは助手席だが、部の通常バット5本を収めたケースと、「飛ぶバット」ことビヨンドマックス・メガキング1本が入ったケースを斜めに立てかけ、わたし個人のグラブやらスパイクやらタオルなどが入った黒いエコバックを助手席座面に置いてみたのが写真下である。

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……楽勝としか言いようがない。何ならバットをあと5本ほどと、グラブをもう10個ぐらい積むことだって可能だろう。そんな数は必要ないんで積みませんが。

そして部の軟式球数十個とお面(キャッチャーマスク)が入ったカゴはトランクへ。……これも楽勝の完勝であった。

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お見苦しい写真で恐縮だが、草野球部においてもっとも重要な道具の一つである「球」を、ものの見事に収容している図である。向かって手前右隅に入れっぱなしにしている洗車用品一式を自宅物置に引き上げ、そして右奥のスペアタイヤを取り外してヤフオクか何かで売り飛ばし、代わりにパンク修理剤を積むようにすれば、さらに完璧となろう。

この日は練習だったため荷物量は少なめだが、試合日用の用具一式、すなわち現状に加えてホワイトボードやロジンバッグ、試合用のユニフォーム等々を詰め込んでもまだ余裕があるはず。……これはもうNAロードスターの大勝利としか言いようがない。

運転席背後のスペース活用で「おひとり様問題」も解決

しかし問題は、前回もちらりとお伝えした「おひとり様専用機問題」だ。つまり、助手席をバットや小道具などで塞いでしまうと必然的に人が座るスペースが消失するため、自動的に「常にひとりで移動する孤独な男」になってしまうという問題だ。

しかしこの問題についても、我がロードスターは大勝利した。

問題解決のカギは運転席および助手席の背後にある、何と呼ぶのか知らない小スペースだ。そこにバットケースを横置きすることができれば、助手席はフリーとなる。そうすればそこに若い愛人などを乗せて球場へ運び、試合のチアガールに起用できるとわたしは考えた。問題は約90cmのバットケースを横置きできるかどうかだが……(あと、そもそも若い愛人がいるかどうか)。

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楽勝であった。後方視界も全然さえぎっていない。わたしには遺憾ながら若い愛人はいないという点を除けば完勝だ。

草野球部の道具積載問題に関しては、ここまで詳述したとおり大勝利したわたくしと我がNAロードスターである。そして釣り道具に関しても、過去に借り物のNAロードスターで検証済みだ。ついでに言えば、数年前に屋根を開け放ったメルセデス・ベンツSLKで巨大なギターアンプをスタジオまで運搬したこともある。オープンカーというのは、屋根さえ開ければ意外な積載能力を発揮するものなのだ。

残る強敵は「コストコ」であろう。

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筆者は数カ月に一度、コストコの川崎店に行ってアメリカンで巨大なトイレットペーパーと、その他生活用品(ゴミ袋とかペーパータオルとか巨大な洗剤とか)を購入するのだが、これまではカングーがその輸送機としての役割を果たしていた。しかし今後、NAロードスターがコストコという「米軍」に勝利できるかどうかは正直未知数である。コストコには来週か再来週あたり突撃する予定なので、戦果はおいおい発表したい。

ロードスター生活開始でコストは半分に、快楽は約4倍に!

しかしアレだ、このようにロードスター1台生活がスムーズに進んでしまうと、これまでわざわざ大金を投じて2台生活を維持していたのは何だったんだ? という気分になってくる。最初っからロードスター1台で良かったんじゃねえか? と。

まあ「大金」というほどではないのかもしれないが、都内で自家用車2台を飼うにはそれなりのカネはかかる。わたくしの具体例で言えば、以前カングー用に借りていた月極駐車場が月2万8000円。我が家の近所は「月3万円」ぐらいが相場なので、これでも安いところを懸命に探した結果である。そしてロードスター用に追加で借りたのが月2万3000円。前述のとおり相場は3万円なので、筆舌に尽くしがたい努力の結果、やっとこさ見つけた格安駐車場だ。

しかし格安とはいえ、「2万8000円+2万3000円」という小学校低学年でもできる足し算の結果は「5万1000円」。それに税金やら保険料やらを加えて考えると、筆者のような中流ド真ん中を自負する人間にとっては「なかなかの出費」なのである。

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しかしロードスター1台生活へと舵を切ったことで、その金銭的負担はほぼ半分となり、日々の快楽は倍増、いや3倍増か4倍増ぐらいにはなった。なにせ移動がすべてNAロードスターですから。なにせちょっとした交差点をゆっくり曲がるだけでも死ぬほど気持ちいいクルマですから。

無論、今後のわたくしはコストコという米軍に敗れるのかもしれない。そしてわたしのようにノンキな生活状況ではなく、ご家族がいらっしゃる人は「ロードスターだけの生活なんてウチはそもそも無理だよバーカ!」とおっしゃるかもしれない。そのあたりについては、不出来な脳を持つわたくしだってさすがに理解している。

しかし、もしも状況が許すのであれば……中庸で中途半端な車種をあきらめとともに買うのではなく、「気に入ったスポーティカーだけにオレは乗るぜ!」というワガママなカーキチ人生を送ることも、実は十分可能なのではないか。……そうおぼろげに考えている、ここ数週間の不肖筆者である。

[ライター/伊達軍曹]

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伊達軍曹

外資系消費財メーカー日本法人本社勤務を経て、出版業界に転身。輸入中古車専門誌複数の編集長を務めたのち、フリーランスの編集者/執筆者として2006年に独立。途中2008年から2011年には編集デスクとして「IMPORTカーセンサー」(リクルート)の創刊準備および編集運用を業務委託として担当。現在は「手頃なプライスの輸入中古車ってサイコーだぜ!」というのんきなトーンの原稿を各誌やウェブサイトに多数寄稿している。

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