クルマが呼ぶ。大分県日田市でのトヨグライドのコロナとの出会い

公開日:Posted in よもやま話 by

絶賛発売中の660マガジン最新号。私も寄稿させていただいております。軽自動車の雑誌ですが、単に経済性の高い乗り物というのではなく、いろいろある選択肢の中で、もっと自由に、もっと幅広い可能性を見出してみませんか?という提案をしていきたい。そんな内容になっています。私は例によって(!!)軽自動車であちこち旅に出る。そんなことをさせていただいています。

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今回は九州黒川温泉まで行ってみました。昨年の震災で、黒川温泉もだいぶ被害があり、それ以上に客足が遠のいたとのこと。それを打開するために、クラウドファンディングで、湯めぐりの手形を売っていたので、以前から一度訪ねてみたかった筆者は、行く当てもないのに、とりあえず買ってみたのでした。その手形でお風呂に入りに行く。それだけの理由で飛び出したというわけです。(そのあたりのことは誌面で読んでいただけたら嬉しいです。)

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しかしそんなざっくりした旅でも出かけてみるといろいろな出会いがあるものです。今回もありました。出会いが。しかも面白いもので「クルマが呼ぶ」のです。誌面では、軽自動車の雑誌なので、この部分が割愛されていますが、今回は「トヨグライドのコロナ」が私を呼んだというのが実のところなのです。

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我が家から熊本の黒川温泉、距離はちょうど1200kmほど。1100kmを超え、あと40kmほどという大分県日田市内を走っていたところ、少し山間にクルマを進めたところで古風なモータース風のクルマ屋さんの前を通ると、店内に古いクルマが多数並んでいるのが見えました。初代キャロルが2台、フロンテクーペ、3輪トラックや、ダルマセリカなど、いわゆる「#看過できない」かんじなわけです。

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当初一旦は通り過ごしました。しかし、です。ふらふらと走り回っている小生でもせっかく1000km以上走ってやってきて、もう一度来るといってもなかなか今日の明日で来られる場所ではありません。500mくらい行ったところで引き返し、このよもやま話で紹介するのでもいいし、写真だけ撮らせてもらおうと思いました。

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クルマをお店の前につけ「こんにちは!ちょっと見せていただいてもいいですか?」というと中からどうぞどうぞと見せていただけることに。どれも綺麗。そして「みんなエンジンもかかりますよ」と、いろいろエンジンをかけて見せてくださいました。そこは日田市内でクルマ屋さんを経営する「奥谷自動車商会」さん。聞けば「先代がここで開業しましたが、今は市内に拠点を移しました。ここにあるのは皆僕と同い年のクルマなんです。この集落の古くからのお客さんもオイル交換したい、車検はどうしたらいいかと持ってくるので今も閉められないので開けてますが、ここは窓口だけな感じですかね。」とのこと。お話してくださったのは奥谷社長。その心意気がほっこりするではありませんか。

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店内をぐるっと見回すと、その一軍とは反対側にもう一台きれいな旧車がいます。トヨペット・コロナです。とてもきれいな一台。これは素敵だ、と思い「これも見せてくださいというと」奥谷社長は、クルマ磨きの作業の手を停め開けてくださいました。「実はこれトヨグライドなんです。」今では当たり前ですが、2ペダル。ノークラッチ。いわゆるオートマチックのはしりとでも申しましょうか。トヨタはこのころ各車にトヨグライド仕様を設定していましたが、そのクルマの価格(コスト)や性能に見合った仕様のオートマチックがありました。2000GTにも設定があったほどです。中を開けていただくと、セレクターはステアリングの奥にあります。セレクターインジケータはアクリルでしょうか、透明の板に文字が刻まれています。とてもしゃれています。外からはエンブレムが付くだけの違いしか判別するすべはありません。

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この記事の筆者:中込 健太郎

大手自動車買取販売会社で、クルマの売買業務を経て、本社マーケティングチームに異動。WEB広告を担当し...