4月25・26日の二日間、堺市所蔵のクラシックBMW一般公開中です!

最終更新日: 公開日:2015-04-26 | Posted in よもやま話 by

昨日のアウトガレリアルーチェのパナールに続いて、今日は大阪は堺市まで足を伸ばし、不定期ながら時々公開される、ドイコレクションのクラシックBMWが公開されるというので、見に行ってきました。今ではドイツのBMW、日本では、国産車に勝るとも劣らないほどの存在感を見せていますね。場合に寄っては、国産車よりもポピュラーというモデル、それくらいたくさん走っている地域もあることでしょう。しかしながら、各メーカーがオールドタイマーへ注力する動きなどを見せる中、メーカーとして、この日本においてそうしたモデルを含めての取り組みというのは、残念ながらまだまだ見えてこないと言わざるを得ません。しかし、このドイコレクション、現在は堺市が管理していますが、「カメラのドイ」の創業者土居君雄氏がコレクションした大変貴重にして、しっかりとベクトル、文脈を感じ取ることができるコレクションなのです。土居氏自身は亡くなられたあと、奥様がかつて暮らした堺市にということで寄付されたとのこと。これまでにも何度となく公開はされてきましたが、事前申し込み〜抽選という流れでしたが、今回は二日間、当日受付で誰でも見学可能。もちろん無料という大盤振る舞い。今これだけポピュラーになったBMW、日本人として目を向けるべきコレクションがここにあるといってもいいでしょう。泉北ニュータウンの高台にある堺市の竹城台倉庫にお邪魔してきました。

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プレミアムというけれど・・・これがルーツか?

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プレミアムとはずいぶん安易に言われるようになったけれど、BMWなどもそれに該当するのではないでしょうか。しかしそれの定義、実態とは何か?と言われるとなかなか説明が難しいというもの、実はここに来ると、今のシリーズ構成になる前のモデルからのコレクションがかなり多く、他の博物館でもなかなかお目にかかれないような車も多数存在します。

「5」ではない(笑)

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そのプレミアムの根拠の一部でもあるでしょうし、珍しいコレクションの核となるのが、ドイツの高級車メーカーにして後にBMWに買収される「ハンス・グラース」のクルマたちでしょう。クリーンなフォルムは一見あっさりした印象も受けるものの、ピエトロ・フルアのデザインをまとったその出で立ちはイタリア車のようでもあります。「5」をひっくり返したようなグラースのマークはどこか愛嬌すら感じさせますね。ドイコレクションでメーカーとしての「BMW周辺」以上に、このピエトロ・フルアが重要なキーワードになっているといってもよいでしょう。

「コレクションに必要なこと」までも教えてくれるコレクション。

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われわれにはなかなかクラシックカーをコレクションするということは叶わない夢でしょう。ここのコレクションを見ていると、その結果だけを見て歩く博物館とはひと味違った印象も感じることができるのではないでしょうか。ここに治められているもののコンディション自体は「ミント」(平たく言うと最高の状態)というものばかりではありません。修復途中のものも少なくないのです。
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しかし、これを集めた人がどういうところに傾倒し、心酔し、これを集めたのかがわかる上に、このコレクションがこの状態に至った経緯を考えると、その難しさ、それに要する(経済的にも、関わる人たちの心身的にも)体力は不可欠だ、ということを目の当たりにできるコレクションだと思うのです。その意味でも、堺市が好きな人に見てもらうばかりでなく、一人でも多くの人にこの存在を知ってもらい、親しんでもらい、こういうコレクションを身近に感じてもらうことで、もちろん自動車文化というものへの理解をふかめることにもなるでしょうし、それ以上に自動車趣味の粋を超えた機会として、地方自治体・公共団体などが割と気軽に口にする文化事業の難しさを市民と一緒に学ぶ機会の一つという側面もあるように思うのです。そそて、文化の難しさ、難しいが故に尊い価値。そういうものをこのコレクションは教えてくれているように思うのです。

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今回の会期は4月25日・26日の二日間。名阪国道経由で比較的行きやすいので、関西エリアの方はもとより、機能ご紹介したパナールとはしごも可能かと。また今回難しくてもしたに紹介する堺市のサイトで是非チェックしてみてください。時々公開していますので。
http://www.city.sakai.lg.jp/kanko/bunka/histriccar/

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かといって追い出される訳でもなく。じっくり見られますよ。

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ついつい笑顔になってしまいますよね。一部記念撮影できるクルマもありますよ♪

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以前来たときとは顔ぶれも配置もかわっていました。何度でも来る価値ありますよ。

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一台だけクワトロポルテも。確かににてますね。

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この記事の筆者:中込 健太郎

大手自動車買取販売会社で、クルマの売買業務を経て、本社マーケティングチームに異動。WEB広告を担当し...