ジャパンキャンピングカーショーで見た箱バン「ドゥカート」

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少し前の話題ですが、キャンピングカーショーにはフィアットの商用車「ドゥカート」の箱バンが展示されていました。これについても少し振り返っておきたいと思います。

DUCATO、私もそのまま「デュカト」と読んでいましたが、あちらでは「ドゥカート」と呼ぶんだそうですね。なので、今後正式導入が決定し、車種名の日本語表記が決まればその限りではないかもしれませんが、まだ正式輸入前。今回はドゥカートで行きたいと思います。

ヨーロッパでは圧倒的なシェアを誇るこのクルマ。目まぐるしく自動車業界が再編されていたりもするので頻繁に相手先ブランドOEM供給先も変わったりするようですが、そもそもFIATドゥカートでトップシェアを持っているようです。やはり強い、さすがです。日本でいうハイエースみたいなものでしょうが、もっと大きい。そしてヨーロッパ製のキャブコンや、バンコンバージョンタイプのキャンピングカーでもこのクルマがベースのもがかなり多いのが現状です。ということで、最近にわかに活気を見せる、日本のビルダー向けにも素材として提供してはどうか?という示唆から、エンドユーザー向けというよりも、キャンピングカーメーカー向けに訴求するために、今年のキャンピングカーショーに出展したということでした。

「いろいろ問題点もありまして。今までのFIAT、アルファロメオ、クライスラー(ジープ)のディーラーネットワークを通して販売することはほぼできないクルマです。というのは、もちろんキャラクター的な違いもありますが、これを乗せることができるリフトも、このクルマが収まるピットも既存のディーラーにはないからです。ですので、キャンピングカーのネットワークは、私たちがこのクルマを今後実際に日本国内で販売することになれば、非常に有望なのです。しかし、実際キャンピングカーに限らず、非常に様々なご提案、反応を逆にいただき、むしろとても勉強になります。」とFCAジャパンの方は話してくださいました。

運転席に座ると、しっかり芯があるが、しっかり支えるそのシートの出来の良さに改めて感動を覚えます。随分大きいですが、隅々まで機能的、確かにキャンピングカーでなく、本当のプロユースでも可能性はあるかもしれません。立って動ける室内、回転シートなど、そのままでも、折りたたみの机とか持ってれば、このままでも案外使い勝手良いかも、と思わせる内容。モビリティとしてのクルマ、その魅力がたっぷりとあるような気がしました。

もちろん輸入して日本のビルダーがコンバージョンして、輸入キャンピングカーに対しての価格の競争力が出せるかという複合要素など、普通のクルマとは異なる事情なども絡んでくるために、反響があるからと言って、国内導入への道はそうそう平坦なものではないのかもしれません。

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この記事の筆者:中込 健太郎

大手自動車買取販売会社で、クルマの売買業務を経て、本社マーケティングチームに異動。WEB広告を担当し...