春だから回鍋肉が食べたくて…ランチにちょっと走ってみませんか?

公開日:Posted in よもやま話 by

春はキャベツがおいしいですね。シャキシャキっとしていて、甘みがあって。それらが際立つのが回鍋肉。豚肉とキャベツのみそ炒めです。味噌と豚肉、豚肉とキャベツというのもなかなかの名コンビ。実は春だからというのはほんの口実。年がら年中結構いただくメニューです。それでも、冒頭に書いた春キャベツ、あの触感、爽やかな風味、鼻を抜ける香りはひと際誘われるものでして、この時期は特に楽しみにしているメニューとして、普段以上に食べる機会が多くなるメニューでもあるのです。

そんなこともあって、最近食べた回鍋肉について書いておこうと思います。一軒目は千葉県久留里線久留里駅前の喜楽飯店の豚キャベです。先日試乗かねがね、たーっとアクアラインを渡って帰ってくるというのをした時に、距離も我が家から80キロくらいとちょうどよく、昼時に差し掛かるというので、大好きなこちらに立ち寄ることにしました。別に高級な中華料理店であるとか、ことさら歴史のあるお店ということでもありません。最近ではシャッター街になったアーケード、ショッピングセンターの類。それほど珍しいことではありませんね。ここも、都心から一番近いローカル線と言ってもいいかもしれません。久留里線の久留里の駅前にある、さびれたショッピングセンターの一軒だけ妙に生協に商いをされているお店です。

昼時になるとどこからともなく人がたくさん集まってきて、あっという間に席は満席。お店の外で待つ人も現れるほどです。

ちょうどタイミングよく入ることができた筆者。もう少しすると夏メニューの茄子の炒めたのなんかも人気ですが、まだ少し早かった模様。すぐに戻らねばならないというのもあったので、今回は迷わず回鍋肉にしました。「春だしね♪」というフレーズが頭をよぎったりして。でも思うのです。回鍋肉で春キャベツを楽しむなら、名店とか、あまり凝ったお店で食べるより、こういう街中の中華料理店みたいなところで食べるのがいいと思うのです。

こういうお店はある程度の人気はそのお店を見ればわかります。味などはそれで判断すればいいのです。そうすればそんなにひどいお店には当たらないでしょう。そのうえで、そんな凝っていなくても、炒められているキャベツが「春」めいていることが大事なのです。「春」めいてさえいればいいのです。そんなに火入れに時間をかけない中華料理ですと、色も鮮やかになっていたりして。そそられる食欲の赴くままに、遠慮せずごはんと一緒に口に運べば、食べるものの口にも春が訪れる。そういうものではないでしょうか。

結構、行った時間にはオーダー待ちがあったものの、ほどなくして運ばれてきた回鍋肉。一気に目が覚めるような、食欲に火をつける様な美味しさに満ち満ちています。アツアツのうちにまずは一番上のキャベツから。そして豚肉とキャベツと豚肉と。互いのいいところが脂にも溶け出し、白いご飯がまとめ上げます。もぐもぐと噛めばその飯の甘みが次のキャベツか豚肉か、回鍋肉の続きを呼ぶというもの。

変だ、今来たばかりなのに、これから食べようと思っていたのに、いつの間にか私の前のさらは平らげられている!これは苦情言わねばならないか・・・というくらいあっという間に目の前の豚肉とキャベツのみそ炒めライスはきれいに食べつくされているのです。我ながらびっくりだ。加速するとはこのこと。味噌と、甘みと辛味もありますが、ニンニクのアクセントが心憎い。決して高い山はないが、遠くなだらかな房総の山々の山中の小さな駅前で出会った男飯。魚もいいが、こういうのも外さない。千葉の懐の深さとでもいうべきか。都内、横浜あたりからも一時間少々。ランチにちょっと走ってみませんか?

あわせて読みたい記事

この記事が気に入ったらカレントライフに「いいね!」しよう

最新情報はFacebookページでチェック

この記事の筆者:中込 健太郎

大手自動車買取販売会社で、クルマの売買業務を経て、本社マーケティングチームに異動。WEB広告を担当し...