おいしいケーキが食べたくなって、関空からThe Beetleで「ポアール帝塚山本店」に行く

公開日:Posted in よもやま話 by

小生が幼少の頃より過ごす川崎市の多摩区エリアは、かなりケーキ屋さんには事欠かない。近所にあったシャトレーも、まあ、体裁は街中のケーキ屋さんだが、しっとりと重厚感のある滑らかな生クリームは虜になります。そこは店頭でソフトクリームを販売していて、よく小さいころはその場で巻いてもらったものです。小田急線の線路沿いにある「なかがめ」もドイツ菓子の名店で、何人もここのケーキが一番という人を知っている。ファンの多いお店でしょう。

img_7488

そしてエリアでは一番有名なお店の一つかもしれません。新百合ヶ丘から少し住宅地のほうに歩くとしゃれたヨーロッパの山小屋風のお店が目を引く「リリエンベルグ」は、遠方からきて挨拶もほどほどに、せっかく来たから行きたいので連れて行ってほしいといわれたことが一度ではない、そんな全国区のお店。そういうケーキ屋さんは割といろんなところにありますが、駐車場があってしばしばその列が渋滞になっているほど。ウィーン菓子の名店で、ザッハトルテなども有名ですね。そんな環境にいると、おいしいケーキが普通のことのように感じられてしまうのですが、それはとんでもないこと。みな手作りですので当然ですが、いろいろですよね。ですから時々少し離れた場所のケーキ食べたくなるのです。

こと、関西地区のケーキはついでが出ますね。やはり神戸を擁する京阪神地区もおいしいケーキ店が多いですね。修行する場所もあったでしょうし、需要も底堅いのかもしれません。

img_7525

表題はややオーバーですが、フォルクスワーゲン広報のIさんから「中ちゃん、よかったら新しいビートル乗りに来ない?」なんて誘われて「あ、行きます!」なんて二つ返事をして大阪行きが急きょ決定。「せっかく行くんだから何か食べて来よう」と思ったしだいです。こういう時のこの機転、気の利かせ方がほかのことにも役立てられていたら、もう少しましな人間になっていたに違いない、などともう実現不可能な反実仮想を並べたりするものですが、まあいいでしょう、楽しいので(笑)

たまたま直前に取材でフレンチブルーミーティングに行ったら、昨年カレントライフでも紹介した山口県美祢市にお住いの伊達さんと並んで、BXをワンオーナーで乗り続け、私が堺にドイ・コレクションの見学などに出向いた際、しばしば付き添ってくださるお友達の山下さんがいらしたので「実は今度大阪に行くので」とお話したら「ではお茶でも」と言ってくださり、この時にご一緒する約束をしていたのです。

img_7517

前にお台場で取材があり、そのアシでバスで羽田空港へ。そこから飛行機で関西空港へ向かいます。初めて乗りました。スターフライヤー。なかなか楽しいですね。一見シックなCI、はじめ企業イメージですが、随所に乗客を楽しませようという意欲が感じられます。なかでも「緊急避難の際の非常用設備の案内VTR」にはお茶を吹き出しそうになりました。そもそも設定が、機内ではなく、ジャズクラブ。快適な機内での時間をジャズクラブでの楽しいひと時にシンクロさせているのでしょう。そして、映像の中で曲にノリ、立ち上がってリズムをとる女性が移ると、ナレーションで「つい踊りたくなってしまう気持ちも分からなくもないですが・・・」などという前置きの映像が流れるのです。「おいわかるなよ!踊りたくなるってw」と突っ込んでしまいたくなりましたw スタフラさん爆笑です。

気のせいでしょうか、エアバスの飛行機はボーイングの飛行機に比べて固いかんじがします。ボーイングの飛行機のほうがもっとしなる感じがしますよね。たぶん初の大型旅客機、ジャンボ。747の肝はその「しなり」なんだといつも思っていました。もちろんエアバスだってしならないわけではなくて、向かい風という流体を進む飛行機ですから、それなりに流体と戯れる性質は与えられているはずです。でもA320のどことなく硬い感じは、日本ではどちらかといえば少数派の機材。そんな機材でのフライトをしばし楽しんでいると、たちまち大阪湾の南に突き出した関西国際空港に到着です。

img_9349

img_9357

関西空港ですので、飛び立つと一時間程度で到着。私が到着すると、駐車場にすでにクルマは用意されていました。ナビをセットしていざ出発。山下さんのと長居公園の近くで合流することにしました。阪神高速の湾岸線は私の好きな道です。免許を取ったばかりの時は首都高の湾岸線が好きでしたが、あちこちに出かけるうちに、福岡都市高速の湾岸線と阪神高速の湾岸線のほうが首都高以上だな、と思うのです。

まず景色がいいのです。かなり高いところを通りますが、港湾エリアから、工業地帯、遠くに大阪や神戸の街並みが見える場所もあります。それが夜は美しい夜景となって視界に飛び込んできます。好きな道の一つですね。距離も長く、関空のあたりから、神戸のあたりまで行くと相当の距離のドライブができます。そんな大阪市内まで湾岸線を走ります。今のThe Beetleはその点かなりしっかりと作られたクーペの成り立ちをしています。運転席に座っていると、視界に飛び込んでくる大阪湾岸の夜景がそんなクーペのサイドウィンドウで切り取れて目に入ってくるのです。ちょっと雰囲気があっていいものです。

img_7531

クルマがアイコン、というのは確かにいいものでだなと思ったのは、長居公園のところで山下さんのシトロエンBXを発見した時のこと。今や大変希少なBXだから一目で気がつきました。そういう目立つ存在で目印としてわかりやすいという意味合いもあるでしょう。もっとフラットな部分では、道路ってやはり社会であって、今では実社会では個人情報、とかプライバシーとか、すべてをつまびらかにしない要素を盛り込んでいこうとしています。

しかし、道路という社会は、単純に事故が起こらないように流れを重んじるという共通認識が支配的であって、それ以外のことは二の次の世界。あのクルマ、どうしようとしているのかな?そんなインフォメーションがアイコニックなクルマはわかりやすいですよね。もちろん、あのクルマは山本さん、あのクルマは吉田さん。そういう個人情報をひけらかしているわけではないので(山下さんのBXくらいだと、あ、山下さん!という風に気づく人もいるでしょうが。)必要な情報はしっかりわかるようになる。派手でわかりやすい、目立とう根性というのより少しマイルドな「社会的アピール」は大切なことだなと思いました。今でいえばそういうメッセージを、キーを預かったThe Beetleは持っているな、そんな風に感じた次第です。

あわせて読みたい記事

この記事が気に入ったらカレントライフに「いいね!」しよう

最新情報はFacebookページでチェック

この記事の筆者:中込 健太郎

大手自動車買取販売会社で、クルマの売買業務を経て、本社マーケティングチームに異動。WEB広告を担当し...