ボタン1つでクルマが買える?前代未聞な中古車の自動販売機が米国に登場

最終更新日: 公開日:2015-12-07 | Posted in テクノロジー by

コンビニが増えてすっかり数が減った感もありますが、日本は自動販売機の数と種類、そのハイテクさぶりで世界の追随を許さない自動販売機王国です。ルーツをたどれば古代ギリシャの聖水販売機にたどり着くと言われる自動販売機ですが、最近は飲み物/食べ物だけでなく、実に色々なものを売っています。皆さんの中にも、深夜や早朝のPAで自動販売機から購入したカップ麺や缶コーヒーの思い出を持つ方は多いでしょう。

しかし、そんな日本でもちょっと聞いたことのない自動販売機が、米国に登場して話題となっています。米国はテネシー州ナッシュヴィルに現れたこの自動販売機、なんと中古車の自動販売機なのです。


(Youtube:Carvanaより)

この自動販売機を設置しているのは、米国の中古車販売会社「Carvana」社。同社のオンライン中古車販売事業のプロモーションとして、この自動販売機を設置しました。ただし、いくら米国といえど、さすがにボタンを押したら自動車が缶コーヒーよろしくドンガラガッシャン、と出てくるわけではありません。

クルマを購入したいユーザーは、事前にCarvana社のウェブサイトで目的のクルマを確認し、決済しておきます。すると、Carvana社から専用のコインが届くので、そのコインを自販機に入れると、待機用ブースに選んだクルマが運ばれてくる、という寸法です。ただの立体駐車場じゃないのか、それ……という感じなのですが、わざわざこのマーケティングのために二階建ての「自動販売機」を建築し、購入してくれる人にはナッシュヴィルまでの交通費として200ドルくれるそうなので、実に太っ腹です。

Carvana社の公式動画

仕掛けが大掛かりなわりに実態はショボい感じもしますが、Carvana社自体は在庫の自動車はウェブブラウザ上で360度回転/拡大しながら内装/外装の状態を調べられるなど、ITをうまく取り込んだ、実にマジメな中古販売会社です。日本の中古車販売はほとんどが静止画止まり、それも販売店のスタッフが撮った素人写真、というのとは一線を画しています。

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この記事の筆者:海老原 昭

IT業界を中心に、政治経済からオタク業界まで、基本なんでも屋のフリーライター。輸入車のマニュアルや...