極めて対照的な組み合わせ?アルファロメオ GTA1300ジュニアとクラシックカー美女

公開日:Posted in コラボ

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出典:http://www.classiccar-bijo.com/

クラシックカー美女の撮影のためにクルマを探すと、なかなか見つからなかったアルファロメオ。このクルマはクラシックカー美女が開始してから、かなり初期のほうに撮影したクルマでした。アルファロメオというと、このボディを思い描く方も多いのではないでしょうか。ジウジアーロのデザインしたジュリア〜ジュニアかけてのスプリントGT、このクーペボディ。極めて積極的に走り込んでいく意欲のようなものが全身から溢れ出てるデザインではありますが、よく見るとかなりルーフも長く、室内はボディサイズを考えると、居住性の良いクルマだといえるかもしれません。

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そのスプリントGTのボディをそっくりアルミニウム製にして軽量化したレース向けホットモデルこそ、1965年に登場した「ジュリア・スプリントGTA」です。一番手の込んだやり方ですよね。「A」はイタリア語の”Alleggerita”(軽量化された)の略だとか。1,570ccのエンジンも新しいツインプラグを持つシリンダーヘッド、「ジュリアTIスーパー」と同じウェバーのツインキャブレター、マグネシウム製オイルサンプ・カムカバー・クラッチハウジングなどで徹底的にチューンされている上に、クルマ全体としても大幅に軽量化されている、とても隅に置けない1台と言ってよいでしょう。

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車両重量は750kgほどと極めて軽量。私は運転したことがありませんが、車重800kgを切ると、パワー・ウェイトレシオ等で同じ値だったとしても割り切れない、あらゆる万有引力をはねのけるような独特の身軽さを感じるものです。一種の魔法にでもかかったかのようなあの感じは軽くないと味わえないもの。

「ストラダーレ」と呼ばれたロードバージョンも少数作られたようですが、大半はアルファロメオのレース部門に持ち込まれ、レース用に改造されたのだとか。1966年から1969年まで4年連続でヨーロッパツーリングカー選手権のチャンピオン、アメリカのSCCAツーリングカーレースでも活躍するなど、当時の速い車としては忘れることのできない1台でしょう。

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この記事の筆者:中込 健太郎

大手自動車買取販売会社で、クルマの売買業務を経て、本社マーケティングチームに異動。WEB広告を担当し...