あの感じが戻ってきた!メルセデス・ベンツE400 4MATIC ステーションワゴン エクスクルーシブに試乗

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少し前になりますが、今年も大磯プリンスホテルで開催されたJAIA(日本自動車輸入組合)主催の試乗会にカレントライフでお声がけをいただきましたのでお邪魔してきました。

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いろんなクルマに乗りましたので機会があればすべてご紹介はしたいのですが、とはいえ普段の記事などからしても、かなり注目度の高いのがメルセデスベンツのワゴンモデル。今回も会期中に新型Eクラスの最上位グレードに試乗することができましたので、第一印象は特に切り取って記しておきたいと思います。

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▲「あの感じが戻ってきた!」という第一印象

このインプレッションのタイトルにも入れましたが、走り始めた瞬間の第一印象は「あの感じが戻ってきた!」というものでした。「あの感じ」とは?ひらたく言うと「帰ってきた!」という実感です。故郷か、実家か、地元のコミュニティーか、なんでもいいのですが、とにかく普段は孤軍奮闘、社会的な生き物であるとはいえ、人間は戦っているものではないでしょうか。律して、群れず、少しでも他社に対して我先にと優位に立とうとしますね。時に荒み、寂しくなったりすることもあるかもしれません。しかし、メルセデスベンツのしつらえは、いつどんな状況下でも、どんな境遇から戻ってきても、どんな遠い異国の地であっても、どこか「ここだけは安らげる場所」という雰囲気を持っているものだと思うのです。

わかりやすく大きなフロントグリルなどもありますが、見栄として他に誇示するものとしてはいささかポピュラーに過ぎ、かつ、それ自体がブランド特有の世界感を演出するようなキャラクターは比較的希薄なメルセデスベンツ。むしろそういう世界市民にとってほぼ唯一よりどころとなるクルマがメルセデスであるように私は感じているのです。節度があり、控えめ、格調高い席にも見劣りすることのない風格はありつつも、論点の中心はそのプレスティッジを誇るという種類のものではない。ある種の動かしがたい信頼がメルセデスベンツというブランドには宿っていると思うのです。

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しかしながら近年、こういうキャラクターが比較的希薄に感じられることも正直少なくありませんでした。むしろ他メーカーに対しても明らかに優位性を見出しやすい性能装備、日本においても導入される仕様など、わかりやすくスポーティーな演出のものは多く見受けられましたが、中に乗り込んでも少し走らせても、「静かに、しかし圧倒的にメルセデスだと思わせる何か」を感じることは極めてまれだったのです。

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けれども、JAIA試乗会で乗せて頂いたE400 4MATIC ステーションワゴン エクスクルーシブは、乗った瞬間、そしてブレーキを緩めアクセルペダルに足を置いた瞬間に「あ、ただいま。メルセデスに帰ってきたな。」と思えたのは近年のあまたのニューモデルの中にあって、とてもうれしい瞬間だったのです。

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▲感覚的には懐かしいが、乗り味は新時代そのもの。

私も好きですし、カレントライフの読者の中にもファンは少なくないW124などに代表されるネオクラシックなモデルたち。感覚的にかつてのそういったモデルに通じるものを感じたからといって乗り味もそうか?と聞かれればこれに対しても大いに否定をしたいと思います。あれは好きですけれど、流石に今となっては古風に過ぎますよね。この真新しいメルセデスのステーションワゴン最上級モデル、乗り味は雲上を滑るかのようとでも表現すべき、非常にスムースな軽やかさ。しかし直進性やブレーキといった部分はいたって的確。

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この記事の筆者:中込 健太郎

大手自動車買取販売会社で、クルマの売買業務を経て、本社マーケティングチームに異動。WEB広告を担当し...