「プジョー208シエロ VS シトロエンC3セダクション」共通でありながら一緒ではない二台

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JAIAの試乗会初日、そのあとで208シエロとシトロエンC3セダクションを同時に乗る機会に恵まれました。私の記憶があるくらいの頃ですと、もう共通のエンジンや部品を用いながら、それでもたびたび比較されてきました。多くの場合「同じはずなのにそれぞれ違う」と言われてきましたね。そんなこともあって、ちょっとこの試乗は楽しみでした。

(編集部追記:当記事は過去配信した「JAIA輸入車試乗会2015」記事の改定版です)

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元気に走り回れる1199cc+5速ETGは共通な二台

最近はいろんなクルマに搭載されているこのエンジンは3気筒。1200ccですのでシリンダーあたりは400ccほどのキャパシティーを確保できている訳です。なのでそこそこトルクはあって、例によって官能的だとか、シルキーだとかを追求するエンジンではないものの、なかなか元気に走り回れるエンジンだと感じました。ただこれは、同時にエンジン自体がプレミアムではないことをも意味していて、実は小さいながら「クルマとしてのプレミアム感」「プレスティッジ」を持たせるには、クルマ全体の作り込みが必要なのだと言うことは西湘バイパスに入る手前でわかりました。

この5速ETG。オートマチックモードは低速のぎくしゃく感、正直否めません。とくに坂道の多い街で渋滞などという場面。ちょっといやですね。しかし、マニュアルモードで「サクサク」シフトチェンジして走るとなかなかこれが元気。もともとトルクがあってシリンダーが少ないエンジンらしい「元気」を体感できます。これをデフォルトで使うことをお勧めします。クラッチペダルの操作のコツなんかないんですから、楽なものです。

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現在のプジョー/シトロエンの立ち位置の問題

プジョーとシトロエンがどっちがプレミアムか。という議論はおそらく今、このクルマの日本仕様を語る上では関係ないと言ってもいいでしょう。C4カクタスも、試乗の合間にインポーターの方に伺ったところでは「もうじきいいご報告ができるかも」ということで楽しみですし、これからいろいろ充実していくとのことですが、このところ「DSライン」というコンベンショナルなシトロエンのキャラクターではないシリーズが話題の中心だったシトロエンでもありますし、ヤナセが一時長年扱ってきたフォルクスワーゲンの扱いをやめたとき、その顧客の受け皿でかなり顧客の移動もあったようですが、世界的な認識とは別に、プジョーのこの国に置ける認識というのは「プレミアムブランド」です。ですから「本来は!」と始めてもあまり意味がないと思います。

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この記事の筆者:中込 健太郎

大手自動車買取販売会社で、クルマの売買業務を経て、本社マーケティングチームに異動。WEB広告を担当し...