愛車、コーヒー、釣りの「絶妙なセッション」〜ROLLINSマスターの近藤優さんへインタビュー

最終更新日: 公開日:2015-03-24 | Posted in オーナーインタビュー by

坂はその街に風格を与える。

実は常々、そんな風に思っています。駅から続く長く広い坂道を一歩ずつ歩いてAndante、木漏れ日降り注ぐ並木を抜けて来る日も来る日も、暮らす街。下るほど、上るほどに、なんだか「読書」でもしたかのような「上質な深み」をそこで暮らす人たちにもたらしてくれるような気がするのです。新興住宅地というには少し年季が入りすぎた東京のベッドタウン、横浜の郊外にある街が「たまプラーザ」です。

どこか和やかでマイルドなイメージのあるこの街を「とてもエネルギッシュな街」と評するのは、オープンして3年、この街でJAZZ BAR&JAZZ喫茶「ROLLINS」のマスター近藤優さんです。

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店名は自身、初めて出かけて聴いたのがジャズ・サックス奏者ソニー・ロリンズだったことによるもの。このお店もまた、たまプラーザの駅から坂を少しだけあがったあたりにあります。本格的なJAZZを聴きながら、うまいものが食べられて、おいしいお酒を飲み、最後のコーヒーまで抜かりなくおいしいもので締めくくれるお店が目指すものは、いわば近藤さんにとってのアウトプットの集大成なのだとか。

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メディアなどでもよく取り上げられるたまプラーザは、ともするとどこか「カッコつけている」イメージすら見え隠れするのですが、そんな街にはいろいろな思いを持った人たちがたくさんいて、みんな夢や志に向けて精力的に動こうとするパワーの持ち主がたくさんいて、「ROLLINS」はそんな人たちの集う場所にもなっているのだそうです。ただ単に街の色に染まって「エネルギーをもらえるところ」というより、いろんなエネルギッシュな人たちがいるからそういう人たちから受ける刺激があるのは、他の街ではなくこの街でお店を始めてよかったことの一つだと近藤さんは語ります。

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いつもそばにいるもの、そしてそれに集う場所。

人生の節目で近藤さんのそばにあった音楽がJAZZだったという。そしてJAZZ BAR「ROLLINS」で働くようになるうちに、ある種の使命感のようなものが芽生えてきたのだと言います。またお店を始めた3年ほど前から、海釣りにも出るようになり、とことん突き詰める近藤さん、海で釣った魚もお店で出すといいます。一見意外と思えることであっても、そこに限界や制限は設けません。ROLLINSはそういうお店なのです。

年々「宿り木」のような喫茶店も、真に美味しいコーヒーが飲める場所も少なくなっていることにある種の危機感も覚えているという近藤さん。「バーなのにコーヒーも美味しい、ではなく、出すからにはコーヒーに至るまで美味しくなければ納得できない」という近藤さんにとっての「表現する場所」というよりもむしろ「表現そのもの」であると言ってもいいかもしれないROLLINS。

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この記事の筆者:中込 健太郎

大手自動車買取販売会社で、クルマの売買業務を経て、本社マーケティングチームに異動。WEB広告を担当し...