ポルシェ997 911カレラ4Sにて、CRTブレーキパッド「P(プレミアム)シリーズ」を試してみた

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ブレーキはクルマにはなくてはならない装備です。どんなに速く走るパフォーマンスがあっても、しっかりと制動できるブレーキがないクルマは真のハイパフォーマンスカーとは言えないでしょう。

その点、ヨーロッパのクルマに乗って感心させられることは、ブレーキの効きがいいことです。まるで意図した停止位置に吸い込まれるようにブレーキを効かせることができるクルマも少なくありません。しかしながらその制動性能と引き換えに、盛大にブレーキダストを発生させ、少しドライブすると、特にフロントタイヤの周辺など、真っ黒になってしまうのが常であります。

しかし、それは「消しゴムを想像してみてください。しっかり停めるというのはしっかりディスクにパッドが当たっているからこそ。ダストが出るのは制動を最優先させてきた証」などと専門家から聞かされてきたもので、半ばあきらめて受け止めてきた、というのが、クルマ好きの本音ではないでしょうか。

CRTブレーキパッド ポルシェ

CRTブレーキパッド ポルシェ

そんな中、カレント自動車株式会社で扱い始めたCRTブレーキパッドは「高い制動力と、鳴きの少ない、低ダストが自慢です!」だそうです。そんなことがあるのだろうかということで、半信半疑で試乗させていただくことにしました。

平均制動ではなく初期制動で差をつけろ

CRTブレーキパッドが装着されたポルシェ997の911カレラ4Sで、限られた時間ということもあり、房総方面にクルマを進めることにします。クルマを引き取りに伺ったガレージカレントショウルームは横浜市の郊外にあり、それほど深刻な渋滞になることはないものの、それでも比較的ストップ&ゴーを定期的に強いられる道路が多いエリアです。

まず、開通間もない首都高神奈川北線に向かいます。ペースの速い港北ニュータウンの中の道を進んでは止まる。こういう道でまず実感した初期制動の高さです。ブレーキが効く、というと、大概その差は平均制動で評価されることが多いのではないでしょうか。もちろんスペックでも格段に強化してあると言いますが、それ以上に感覚的な差を強く感じ取ることができるものでした。

この効果はドライブの質を担保することに作用します。平均制動だけで勝負しているブレーキパッドは、踏み始めはそれほど大差なく、踏むほどにその強さを実感することになるものが少なくありません。こういう挙動は加速と制動が繰り返されるドライブにおいて、インパルス的なショックを伴うことも少なくないのです。しかし、初期制動からしっかりと効き、少ない踏力でしっかり制動しはじめ、そのままリニアに「効き込んでいく」ブレーキ。快適性にもいい効果があると感じました。

高い安定性、まるでクルマが軽くなったよう

CRTブレーキパッド ポルシェ

そしてこれは、クルマの重量感にも感覚的な効果をもたらすと感じました。具体的には何かコンパクトなクルマに乗っているかのような感覚があるのです。カレラ4S、911の4輪駆動です。最近では決して軽量なクルマではないですが、その4輪駆動車。RRながら秀逸な操安性を見せるベースの911に比べて「ダメ押しの」と特に断りたいほどの高い安定性を見せることに伴い、重量感も付加されているように感じさせはしないでしょうか。

しかしながら、その重量感の内の「重々しい感じ」はかなり低減されます。「軽やかに重厚な」クルマは運転する者の心を打つものです。こうなるとカレラ4Sも手放しでいいものだと感じさせます。まるでクルマが軽くなったような印象。エンジンのチューンナップでそういうことは、わかりやすく有り得ると思いますが、重力を、そしてGを感じる「制動」の質にこだわることで、こういう効果があるという実感は初めての体験でした。

「足元が常に美しいオトコ前」それでもって黒くならないホイール

CRTブレーキパッド ポルシェ

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この記事の筆者:CL PROMOTION

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