旧車にもITを!? 中華製Androidヘッドユニットは使えるか人柱になってみた

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インターネット普及とアマゾンやebayなどのeコマースの発展で、海外からいろんな物が個人でも手軽に買えるようになっています。筆者もヒマになると…いやどちらかというと忙しいときや煮詰まったときに限って猛烈に海外の通販サイトなどをネットサーフィン(死語?)している時があります。

クルマ関係では、自分のクルマの補修部品や日本にない工具や用品が気になり、チョイチョイ手を出しては一喜一憂しています。画像や説明書きで見たとおりの素晴らしい製品のときもあれば、日本ではまずありえない品質の粗悪品を掴まされることもあり、スリルとリスクがある買い物です。その中の一つを筆者自ら人柱になってレポートしたいと思います。

海外で多いアンドロイドのヘッドユニットを購入

中華アンドロイドヘッドユニット
▲ナビが標準でない時代のBMW E46へアンドロイドヘッドユニットを装着。ナビのGPS性能は劣るものの、インターネット接続や動画再生機能などで今のクルマにも負けない機能へとグレードアップできる!?

今回、ebayで買ったのはBMW E46用の7インチ液晶ディスプレイ付きヘッドユニットで、要はカーナビ/オーディオなんですけど、筆者が自己満足で面白いと思っているのがアンドロイドOSで作動しているところです。最近、社外および純正カーナビでアンドロイドオートやアップルのカープレイ対応をしているのがありますが、アレとは違ってベースからアンドロイド。簡単に言えば、アンドロイドのタブレットを車載用にカスタマイズして純正オーディオ風に搭載したようなものです。

BMWのE46は2000年代前半のモデルなので、ナビはまだ標準ではありません。ベーシックなものはオーディオのヘッドセットとエアコンのコントロールユニットが2段重ね、ナビ付きでもモニターが小さくてしょぼいタイプです。これに国産の2DIN型ヘッドユニットを埋め込むことも可能ですが、E46は設計が古くインパネセンター部の奥行きが少ないため、エアコンユニットの一部をカットし、幅広の純正ユニットと2DIN型の隙間を埋めるパネルを装着する必要があります。

中華アンドロイドヘッドユニット
▲注文後5日で到着したアンドロイドヘッドユニット。化粧箱はなく、段ボール箱のなかに発泡スチロールの梱包材と共に詰められている。発送元は香港だった。

ところがこのアンドロイドヘッドユニットは純正オーディオのデザインに合わせてあり、ユニット奥行き側のスペースは上段のみ。前面は7インチの液晶モニターを持ちながら、CD/DVDのスロットが上部にあるのでイチイチ液晶部を開ける必要がありません。ボリュームや調整ノブ、ファンクションボタンも純正風に大きくなり左右に配置されています。一般的な2DINユニットだとディスプレイの下に小さなボタンが配置されていて非常に押しにくいですが(タッチパネル使用が主は言え・・・)、こいつは操作性に関しては純正と同等になっています。

しかも、ステアリングスイッチ対応でボリューム調整や曲送りはステアリングホイールから操作できます。取り付けは専用変換コネクター付きなので本体だけなら、20〜30分程度で取り付け可能。旧型車のリノベーションに最適なガシェットではないかと思います。

インターネット接続は当然。メディアの再生やスマホ連動も充実

中華アンドロイドヘッドユニット
▲内容品。本体、GPSアンテナ、BMW E46専用変換コネクター2種(前期/後期用)、スピーカー/AV入出力コネクター、USBケーブル、アンテナ変換ケーブル、オーディオ外し(不要)。

機能に関しては、かなりの多機能です。カーナビはGPSのみで車速やジャイロがないためPNDやスマホ未満の精度となってしまうものの、CD・DVDプレーヤー、FM/AMラジオ、マイクロSDスロット×2、USBポート、Wifi、3Gモデム、ブルートゥース、リバースカメラ、フロントカメラ(ドラレコ用)、外部ビデオ入力および出力があります。

デジタルメディアに関してもフルHD動画の再生が可能で、例えばGoProのようなアクションカメラで撮った映像を車内ですぐ見る…というような使い方もできます。最初に買ったのは1年前ですが、市販カーナビでもフルHDを変換無しで再生できる機種がなかったので、その辺の機能は進んでいたと思います(高級機ではあったかもしれないが、何かの展示会で某国産ナビメーカーの説明員に聞いたときはナビ用の映像エンジンにとってフルHD動画は重いので、スマホやタブレットのような動画再生機能をすぐ実現するのは難しく乞うご期待とのことでした。現在では特に珍しくないかも)。

動画といえばYouTubeアプリを入れてネット接続すれば再生することも可能です。アンドロイドタブレットみたいなものなので、Googleアカウントを持っていればGmailやGoogleマップでのナビゲーションなどを同期させることができます。

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この記事の筆者:高山 則政

小学生の頃から機械が好きで、実家のエンジン付き農機具でメンテナンスに目覚め、運転免許取得前から不...