911には純正ブレーキパッドを使うな!Lpr(エルピーアール)製ブレーキパッドがプロ御用達で凄すぎる

最終更新日: 公開日:2016-07-25 | Posted in メンテナンス by

ポルシェ911に乗ると、そのたびに感心させられます。もちろん低い着座位置に、低重心なエンジンがリアで発生したパワーをきれいに余すことなく加速につなげてくれる。そういう自動車としての無駄のないところに始まり、不安気なく、的確に方向を定めるステアリング。そして意図したところで確実に止まるかのようなブレーキもまた、911で感心させられる点の一つです。

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▲パワーがどれだけ出るか以上に、しっかり止まる、ストレスない自然のフィーリングのブレーキはロングドライブに誘う。

走り始めたものは止まって終わる。自動車とはそういうものであり、テクノロジーとはそういうものなのではないでしょうか。いわば科学技術における「画竜点睛」そういってもよいほど、ブレーキはクルマの性能において、本来はもっと大きく取り上げられるべきものなのかもしれません。しかし、それだけのものですから、おいそれと適当なものをつけておけばよい、というようなものではない。そんな風に思うのです。

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しかし最近、にわかにポルシェ乗りの間で評判なのがLpr(エルピーアール)というメーカーのブレーキパッドなのだそうです。私もかつて純正品ではないものをメルセデスで履いたことがあります。ドイツ車のブレーキパッドは、消しゴムのように踏み込むほどによく効くのです。しかしその分減りも早く、しばらく走っているとホイールがダストで真っ黒。頻繁に洗車をしなくてはなりません。

そこで交換時期が来たのを機に、社外品のパッドを入れたのです。効きも悪くはなく、ヘリも少ない。おおむね満足ではありましたが、止まる「質」には、埋めることができない溝がありました。むぎゅっと踏み込むときの、もっちりとした感覚がなくなってしまったのです。そんなこともあり、やはり社外品というと、純正品同等というわけにはいかないのだなあ。ある種「思い知った」ものでしたが、このLpr(エルピーアール)のパッドはポルシェ好きの方も多く利用し、聞けば、性能的にも申し分なく価格的にも大幅にメリットがあるといいます。

走りの名門が全幅の信頼を寄せるLpr(エルピーアール)とは

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Lpr社は、1952年創業のイタリアに本社を置くブレーキをメインに製造しているメーカーです。ヨーロッパではフェラーリ、ルノー、プジョー等に純正供給しており、BOSCHやブレンボ、PAGID、Febiビルシュタインなどの名だたるヨーロッパの有名パーツメーカーにもOEM供給をしている、ヨーロッパではかなりメジャーなブレーキサプライヤーだといってよいでしょう。純正サプライヤーに選ばれるということは、間違いない品質の高さがうかがえます。

▼ルノーから2014年にサプライヤーアワード受賞
http://lpr.it/allegati/certificazione/Renault_award_LPR.pdf

▼プジョーから2016年にサプライヤーアワード受賞
http://lpr.it/allegati/certificazione/PSA_AWARDS_LPR_IT_EN.pdf

そのような、走りにこだわる自動車メーカーの面々も納得するクオリティのブレーキを、日本国内ではカレント自動車が正規販売契約を交わしています。Lpr社が日本市場を開拓したいということで、カレント自動車が一手に正規代理店契約を引き受けたという経緯とのことです。制動こそ安全な走行の要であり、安全にクルマを操ることができるからこそ、他の追随を許さないタイムをたたき出すことができるのです。Lpr(エルピーアール)のブレーキの日本国内における販売を一手に引き受けることになったということは、すべてを知り尽くしたヨーロッパ基準の走り、制動の常識を、日本でもぐっと身近に体験できるようになったということを意味している。そういっても過言ではないでしょう。


▲Lprは加工から製品化まで全てを一貫して自社で行う。製品は全てECE R90の認証を取得済み。

また、多くのメーカーの生産拠点は、自社工場でのワンストップ体制ではありません。しかしLpr(エルピーアール)は全て自社工場で生産しているとのこと。ハイクオリティな性能とあわせて、自社工場でのワンストップな生産体制によって、価格的にも大幅なメリットを実現しています。

ポルシェ以外にもメルセデス・ベンツ、BMWなどのドイツ車をメインに多数ラインナップしているとのことです。(※車種、モデルによって価格は異なるため、詳細はカレントパーツサプライまでお問い合わせください)

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▲純正のポルシェのパッド。外してみると、ブレーキのつくりにもこだわりを感じる。細部にまでポルシェの世界が宿る。

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▲対するLprのパッド。パーツとして丁寧な仕上げもきれいな点がとても印象的だった。

純正品と社外品を911カレラ4Sにて比較

せっかくなので、交換の前後での比較をさせていただくことにしました。まずサンプルカーは997型ポルシェ911カレラ4S。ティプトロニックのモデルです。軽やかにエンジンが始動しスタートです。4万キロ台の個体はかなり整備も行き届いている様子。機関系で何かを我慢するようなそぶりもなく、たちまち馴染む乗り味。カレラ4になると、911独特のリアで自重が常にトラクションを受けている感じと、そのパワー感のあるクルマとしては出色の軽いフロントが生み出す軽快なハンドリング。しかも、それらすべてがしっかりとした重厚感を帯びながらドライバーに訴える。そういう一連の際立つ911らしさは幾分マイルドになる印象です。

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しかしながら、「盤石の」と形容したくなるほどの圧倒的な安心感、安定感。大きくなったとはいえ、今時の自動車のサイズとしては依然小ぶりな部類に属すといってもいいのではないでしょうか。このサイズ感のクルマの割には、ずば抜けた安定感があるのです。お子さんのいないご家庭なら、ファーストカーにもなりうる「全面的に託したく」ような安心感。911カレラ4には、RRのカレラ2ともまた異なる特別な世界があるだなと改めて感心させられた次第です。

そういうキャラクターにおいて、ブレーキの役割は当然無視することはできません。しっかりとした踏みごたえがあります。ぶれることがありません。国産車にあるようなふわっとした感じではありません。どこからでも確実に止まります。そして速度をつけてカーブを曲がるときの、旋回制動のようなブレーキの使い方でも至ってコントロールしやすいブレーキだと感じました。それに関連して、かなり急にブレーキをかける場合でも、タウンスピードでじわっと止まるときでも、特に気持ちを切り替えなければならないということはありませんでした。同じような感覚で、踏み込めばいいのです。繰り返しますが、止まりたいところでクルマを止めることができる、とても潔い感じを受けました。

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150キロほど走って、整備工場のカレントテックセンターで早速交換します。ブレーキを外すと、まだまだ交換しなければいけない時期までしばらく持つくらいには、パッドの残量が残っていました。ポルシェの刻印の入った純正のものが付いていました。これと交換するのは、Lpr(エルピーアール)製のブレーキパッドです。見た目はそれほど変わりません。しかし、かなり立て付けの剛性も高いことが見てわかるキャリパーとのフィット感もよさそうな印象です。あくる日のテストドライブが楽しみです。

Lpr製ブレーキパッドを取り付けた911を走らせてみると…

あくる日、都内を経由して埼玉の方面に、今度はLpr製ブレーキパッドを取り付けた911を走らせることにしました。まず驚いたのが、ブレーキパッドを交換した後だと、妙に角が当たるようなフィーリングを呈することがありますが、そういう感覚は皆無でした。もちろんカレントテックセンターもポルシェのブレーキ交換など勝手知ったるところでしょうから、そこの作業クオリティも無視することはできません。そして、そんな当たり方をしないような、もともとのブレーキの構造もあるでしょう。しかし、とにかく面圧が均等に当たっていることがわかります。交換するや否や、最初からこうしたフィーリングだということは、パッドの厚みもばらつきが少ないのではないでしょうか。製品としての加工精度からして高いことがうかがい知れます。

いざクルマを走らせてみると、結論から申し上げて、タウンユースにおける前日のポルシェの純正パッドとの違いは判りませんでした。タッチも自然。ぎゅっと踏んでも、じわっと踏んでも止まり方に差は見出せませんでした。例の、私が危惧していた社外品だからというので顕著に踏みごたえが安っぽかったり、硬かったり。そういうこともありませんでした。スポーツ走行をする場合のことまでは正直わかりません。しかし、そういう場合は、パッドを純正にするかどうかではなく、そもそも大掛かりなブレーキの選定になることでしょう。この日は加えて、クルマの運転をしていてこんなに降られたことはない、という年に数回という大豪雨に見舞われました。そんな中でも、むろんカレラ4のシステムによる部分に加えて、ブレーキにも不安は全くありませんでした。

Lpr製はポルシェのブレーキ性能をしっかり発揮できるブレーキパッド

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試乗二日目は、生憎の、というレベルを超えた大豪雨。このような状況でも確実に効くブレーキ。ポルシェのブレーキ性能をしっかり発揮できるパッドなのではないだろうか。

世界に類のない、ポルシェが創業以来描いてきた「理想的な自動車のカタチ」である911。これを普段のアシに使うという幸福な人が、ブレーキのようなもので交換を躊躇するなどということはあってはならないことです。ただ、純正品に強いこだわりがない前提であれば、このLpr(エルピーアール)製ブレーキパッドではダメな理由。それを見出すことはできなかったというのが正直なところです。他の車種でも対応しているものもあるようなので、適合があれば、ぜひ一度お試しいただいてはいかがでしょうか。

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■取材協力・お問合せ先
カレントパーツサプライ
会社名:カレント自動車株式会社
事業部名:パーツサプライ事業部 須坂ロジスティクスセンター
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営業時間:AM9:00~PM7:00
定休日:毎週日曜日、祝日
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[ライター・カメラ/中込健太郎]

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