そもそも、インプレッション記事や試乗記は誰のためのものなのか

最終更新日: 公開日:2016-06-17 | Posted in ライフ by

輸入車や限定モデルなど「ものすごく興味はあるけれど、なかなか試乗できない」、「そもそも試乗車がない」ことって、ありますよね。ましてマクラーレンの最新モデルをディーラーに赴き、試乗させてもらうとしたら…。やはり多くの方にとっては、相当な勇気が必要です。現実としてハードルが高いわけです。

そうなると、多くの人はメディア関係者やモータージャーナリストの方が試乗した記事を読み、自分なりに解釈することで「きっとこんなクルマなんだろうな」とイメージを膨らませることになります。

インプレッション記事や試乗記をまとめる際にはポイントがいくつかあり、その一例として「限られた条件や時間のなかで、どこまで試乗車や広報車などから感じ取れるセンサーが備わっているか」がキモなのだそうです。実際にはセンサーの数(?)に差があるのかもしれませんが、「感じ取る」という点においては、一般のユーザーがディーラーや街の販売店で試乗する状況とそれほど変わらないこともありえます。

次に、限られた条件のなかで得られた試乗車の情報を、どのようにアウトプット(記事に)していくか。いくら試乗車から情報を読み取るセンサーが優れていても、多くの一般ユーザーが記事を読んで、対象となるクルマの本質が伝わられなければ本末転倒です。

常々、この仕事は「サービス業」だと思っています。紙媒体でならスムーズに読める内容でも、Webとなると話しが違ってくることもあります。パソコンやスマートフォンで、しかも出勤途中の電車のなかで、つり革を片手に握りながら揺られながら…。あるいは、昼食後の休憩時間にストレスなく読むことも想定した構成が必要になってきます。Webで記事を配信する以上、スマートフォン経由でのアクセスを考慮することは、いまや必須条件です。

そもそも、インプレッション記事や試乗記に求めるものは何でしょうか。その記事を読んで「いますぐ乗ってみたい(できれば購入したい)」あるいは「面白そうなクルマだな」と興味を持ってもらうことが、何より大切なのではないかと感じています。

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この記事の筆者:江上 透

カレントライフの副編集長。輸入車関連のセールスプロモーション、ウェブサイト、紙媒体、ラジオ番組の...