旧車に乗ることを諦めた方に伝えたい!クーラーがなくても、日本の夏を乗り越えられるお話

最終更新日: 公開日:2016-08-24 | Posted in ライフ by

個人的には新しいと思ってるクルマがどんどんクラッシックカー扱いになっていくことに驚かなくなってきた。本屋さんで「クラッシックポルシェ特集」なんて雑誌の表紙を発見して中身を見てみると、964(1989〜1995)がメインの記事だったりする。クーラーがついてたり、窓が電気で上下するクルマは「新しい」と思っていたりするので、そういうタイトルにはちょっと違和感。で、パワーウインドウの話は置いておいて、クーラーの話。

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出典:http://www.favcars.com/

これがないからと言って旧いクルマに乗ることを諦める人の話をきくと本当に残念な気持ちになる。ただ、前にエンジンがあるクルマは本当にツラいと思う。ドライバーよりも前の位置にエンジンという熱源があり、発せられた熱気が室内にどうしても流れてくるし、鉄という熱伝導性に優れた素材でできている車体を通じても伝わってくる。大排気量のACコブラは夏場、エンジンの熱がアクセルペダルにまで伝わってきて、ゴム底の靴だとゴムが溶けて靴がペダルに貼り付き、ブレーキを踏むために踏み変えようとした時にペダルから足が離れず、靴はアクセルペダルに残したまま素足でブレーキを踏んで事なきを得た、なんていう話も聞く。また、エンジン自体の温度が上がってしまい、機関への悪影響を避けるため、エンジンの熱を車内へ逃し少しでも冷却効果を高めるためにヒーターを全開でつけるヨーロッパ車もあったようだ。もともと日本の夏場に運転する想定がなかったからかもしれない。

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出典:http://www.favcars.com/

前置きが長くなった。そんな日本の夏でも、エンジンが後ろにあるクルマなら、クーラーがなくても乗り越えられるかもしれない。なぜなら、エンジンという熱源がドライバーよりも後ろにあるので、前に進んでさえいれば、外気温以上の温度がつたわってこない。さらに三角窓が開けば、電動ファンの風とは比べ物にならないほど風がビュンビュン入ってくる。ダイレクトに外気が流れ込んで来るあの構造は旧車でしか味わえないかと思う。三角窓は角度によって風の流入量を調整できるし、なんといってもロックレバーは大抵メッキで「ピカールがい」満点だし、もう三角窓のために旧車を選んでもいいと思ってるくらいだ。ちなみに以前のセンチュリーでは電動三角窓があったという噂も聞くので、エグゼクティブも三角窓の有用性には一目おいているようだ(違)。VW Type-2のサファリウインドにいたってはそのまま風を受けて走ことができ、この快感はオートバイに近いかもしれない。

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この記事の筆者:ryoshr

若い頃から空冷VWを楽しむ自称「クルマ好きのおっさん」。IT企業に勤務している知識を活かして、1990年...