ネオクラシックな日本車が人気!手の届かない存在になりつつある理由

最終更新日: 公開日:2016-04-27 | Posted in ライフ by

「カレントライフって輸入車がメインで日本車はやらないんですね」

クルマ好きの友人や知人と話していると、しばしば指摘されることがあります。そして続けざまに「いま、ちょっと前の日本車と部品が手に入りにくくなってない?」といった話しの流れになることがしばしばあります。

そこで、その枠を取り払い「ネオクラシックな日本車が人気!手の届かない存在になりつつある理由」と題して、整理してみました。

個体の絶対数が減少している

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出典:http://www.favcars.com/

例えば、スカイラインGT-R(R32)を例に挙げると、最終モデルは1994年式。いまから22年前です。そのとき生まれたお子さんが、社会人として巣立つ時期に来ているのです。総生産台数は43,934台といわれていますが、現役として日本の路上を走っているスカイラインGT-R(R32)は何台くらいなのでしょうか。すでに営業していない中古屋で雑草に埋もれつつあるGT-Rや当時のクルマたちを見ると、何ともいえない気持ちになります。

これまでにはない海外需要

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出典:http://www.speedhunters.com/

アメリカやアジア圏など、これまでにはない「販路」が影響していることも大きいといえます。日本にあった輸入車が里帰りしたり、別の国に輸出されているのと同時に、日本車もオークション会場などで一本釣りされているのが現状です。Facebookページなどでも「いま、日本にこんな売り物がある」とアナウンスしている業者もあります。その情報を見ていると、本当にさまざまなクルマがターゲットになっているのだと実感できます。

また、いわゆる「25年ルール」といわれている、生産から25年以上経過したクルマは、排ガス検査を通さずに輸入できる制度の影響が大きな要因、理由といえそうです。NSX(特にType-R)や、RX-7(FD3S)あたりがそろそろ視野に入ってきます。いずれは、R33,R34型のGT-Rもいま以上に海外に流れていく運命でしょう。

一度手放した人が再び購入している

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画像提供:筆者

若いとき、あるいは独身時代に2ドアクーペなどを手に入れ、所有していたひとの多くが結婚などの家庭の事情で泣く泣く手放し、無理矢理にでも「オトナになった」方も多かったはずです。その後、子どもが大きくなって家族旅行もしなくなったから…等々の理由で「復活」する人もいます。

当時、憧れだったクルマをようやく手に入れられるようになった

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画像提供:筆者

以前、フェアレディZ(Z32)専門店を取材したときにも実感しましたが、20代前半のときは手も足も出なかったクルマがようやく手に入れるようになった。しかし、気づいたときには程度の良い個体が激減している。これから先、いい個体に出逢える可能性はより少ないかもしれない。それならば、ここで一念発起して手に入れようと行動に移す方も増えています。

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この記事の筆者:江上 透

カレントライフの副編集長。輸入車関連のセールスプロモーション、ウェブサイト、紙媒体、ラジオ番組の...