旧車好き的観点で「点けっぱなしヘッドライト」にひとこと物申す

最終更新日: 公開日:2016-10-20 | Posted in ライフ by

「点ける?消す?ルール?マナー?」

今回はヘッドライトの話。赤信号停止で先頭だと消すかとか、そういう話。

どうやらルール(法律)では明示的に定義されていないようなので、個人の主観で左右される「マナー」をベースに議論されていて、たいへんややこしくなっている印象があるこの話題。そこで、旧車好き的観点でこの問題を考えてみた。

先に結論から書いておくと、「点けたままにするか、消すかは個人の判断に任せればいいけど、安全の観点から消した方がいいタイミングはあるよね」ということ。

昭和のドライバーはヘッドライトを消すのがデフォルト?

昔々、クルマのバッテリーは6Vの時代もあった。その頃のライトは暗いぞー、という話は置いておいて、12Vになったのは1960年台(あ、それでも50年前か・笑)かな、車種によってバラツキはあるだろうけど。バッテリーが12Vになってから間もないころでも、アイドリング時にライトを点けると明らかにエンジンの回転数が下がることは普通のことだった。明らかに発電量よりも消費量が上回っているのが実感できた。そうすると自然に、交差点で停止した時はライトは消すようになる。「次に信号が青になって発進する時にヘマしてエンストしてしまった時、ライトを点けっぱなしにしてたことが理由でバッテリーが弱ってしまい、セルが回らなかったらどうしよう」みたいなことを想像してたドライバーが多かったのではないかと。

また、ライトのバルブ(電球)も消耗品で、点灯していた延べ時間が一定時間を経過すると、当たり前のように切れて点かなくなった。だから、点灯している時間は短くしたいという気持ちもあったのかもしれない。いずれにせよ、昭和のドライバーは消したがりということになる。

では、平成のドライバーはというと…?

転じて平成ドライバーは消さない。なぜならば、ライトを点けようが消そうが回転数を始め、クルマの挙動に一切の影響がないからだ。メーターの照明がちょっと暗くなったり、エンジンの回転数が変わったりもしない。だいたい、ライトよりも消費電力の大きいクーラー(エアコン)を動かしても何の問題もないような大容量のバッテリーと能力の高い発電機がついているからだ。最近ではエンジンがなくて電気とモーターで走るクルマもあるらしいし(笑)。しかも最近のライトは明るい上に消費電力もかなり抑えられているHIDみたいな技術もあり、ライトを点けることはクルマにとって何の負荷でもなくなった。

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この記事の筆者:ryoshr

若い頃から空冷VWを楽しむ自称「クルマ好きのおっさん」。IT企業に勤務している知識を活かして、1990年...