初代ロードスターのレストアおよびパーツ供給を検討中という、マツダの心意気に思うこと

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8月7日まで幕張メッセで開催されていたオートモビル カウンシル2016において、初代ロードスター(以下、ユーノス・ロードスター)のレストアおよびパーツ供給を検討中との発表がありました。

ユーノス・ロードスターのレストアおよびパーツ供給を検討中という、マツダの心意気

日本だけでなく、世界中のユーノス・ロードスターオーナーがこの報道に驚き、歓喜しているはずです。筆者の友人であるロードスターオーナーたちも同様です。

筆者も数年前までユーノス・ロードスターのオーナーであり、パーツの欠品に悩まされていました。いわゆる「新品が出ない部品」はオークションで落札したり、街の中古パーツ専門店で手に入れました。それでも、RX-7カブリオレ(FC3C)に乗る親友からは「FCカブリオレなんてもっと大変だ。ロードスターはまだ恵まれている方だぞ」といわれてしまいました。

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日本車の旧車オーナー氏に取材するたびに、誰もが口を揃えて「パーツの欠品に悩まされている」と仰います。好きだから原型を留めて維持するという行為が、もはや愛情を超えて使命や義務の領域に入っているといっても過言ではないほどです。

※ホンダNSX(初代)にはリフレッシュプランがありますが、Webサイトによると現在は休止中。10月1日より新たなプランやメニューが用意され、受付を再開するようです。

「こんなのお金持ちの道楽じゃん」と皮肉る方もいますが、多くの場合、オーナー氏がここに至る(つまりお金持ちになる)までの過程を見過ごしているようです。実際には、憧れのクルマを現実のものにしようと、寝食を惜しんで努力した結果、ようやく手に入れることができた方ばかりです。決して楽して買えるものではないのです。

さて、今回のマツダの発表がメーカーとしてアナウンスものであり、現在は検討中であったとしても、実現の可能性はかなり高いのではないでしょうか。もちろん「商売として成立する」と判断したからこそ、今回の発表に踏み切った側面は考えられます。

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この記事の筆者:江上 透

カレントライフの副編集長。輸入車関連のセールスプロモーション、ウェブサイト、紙媒体、ラジオ番組の...