部品がない?旧車は輸入車より、日本車の方が維持は大変かもしれないという現実

最終更新日: 公開日:2016-07-22 | Posted in ライフ by

最近は輸入車・日本車を問わず旧車ブームなのでしょうか?それとも、筆者が取材させていただくクルマが旧車ばかりだから「アツい」と感じるのでしょうか。なかには大変貴重なモデルもあり、クルマでありながら文化財の領域に入りつつある個体も少なくありません。一見すると羨ましい限りのカーライフに見えますが、その影ではかなりの苦労もあるようです。

90年代の日本車も既に危険水域に?

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筆者自身、5年前に1991年式ユーノスロードスターを購入して感じたことは「メーカー欠品が出ている部品があること」です。この型のロードスターはまだ恵まれている方で、RX-7(FC3S)の方が苦労がある模様。あれだけ人気を博し、現在でも見掛ける機会があるスカイラインGT-R(R32)や、フェアレディZ(Z32)のメーカー欠品パーツも相次いでいると聞きます。定期的な価格改定でも(基本的に値上げ)構わないから、パーツが「出る」うちに、買いだめしておこうという動きもあります。20代でスプリンタートレノ(AE86)に乗る青年も、自宅の部屋が埋まるくらいの勢いで部品をストックしている方も多いかもしれません。

いい仲間や主治医と出逢えるか?

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この場合の「いい」とは、惚れ込んで手に入れたり、仕事にしているクルマをがっぷり四つを組んで維持していける関係、と表現すればいいでしょうか。かなりの部分をオーナー氏自らが修理したりレストアした方もいらっしゃいますが、多くの場合はそこまでは難しいものです。時間は掛かっても根気強くトラブルと向き合ってくれたり、貴重なストック品を惜しげもなく譲ってくれる仲間がいてこそ、旧車を乗り続けるモチベーションが維持できるというものです。

ヤフオクがセーフティーネット

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いまや、ヤフオク(ヤフーオークション)が旧車乗りにとってセーフティーネットであることは事実です。複数の旧車乗りのオーナー氏がヤフオクで何らかの部品を入手していました。筆者もロードスターを所有していたときに何度もお世話になりました。直接、出品者のところにお伺いして、思わずクルマ談義で盛り上がったことも嬉しいハプニングでした。人気があるまたは狙っている部品が被ることが本当に多いことは悩ましいものですが「もし、この世にヤフオクがなかった」としたら?日本の旧車文化はごく一部の方の趣味として成立するレベルの、非常に限られた世界になっていたことは間違いないです。

OEM記事提供

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この記事の筆者:江上 透

カレントライフの副編集長。輸入車関連のセールスプロモーション、ウェブサイト、紙媒体、ラジオ番組の...