「あいつがスーパーカーオーナー?」と妬んでいるうちは永遠に欲しいクルマは手に入らない

公開日:Posted in ライフ by

都内を歩いていると、自分よりも明らかに年下の方がスーパーカーを運転していることが少なくありません。正直にいいます。いいなあと思います。羨ましいですよ、やはり。

仮に、新車のランボルギーニ アヴェンタドールを買おうとしたら、筆者の実家の地域であれば新築の一軒家が手に入ります。若くしてアヴェンタドールを買えるということは、(その方法はさておき)何らかのリスクを背負ったその対価だと思うのです。もちろん、実家がお金持ちだから買える(多少なりとも援助してもらえる)というケースもあるはずですが、こればかりは運命なので気にしても無意味だと考えています。

妬みたくなる気持ちも分かる。かつて自分もそうだったから・・・

BMW M3 E30

筆者が最初のクルマを手に入れることができたのは24才のとき。運転免許を取得してから5年の歳月が過ぎていました。その間は、親のクルマを借りたり、友人のクルマの助手席に乗せてもらったり・・・。では、なぜ買えなかったのか?それは単純に「お金がなかったから」です。何度か安いクルマを買おうとしたけれど、なかなかいいご縁に恵まれず・・・。あれは忘れもしない二十歳のとき。20万円でフォルクスワーゲン ゴルフGTI(ゴルフII)を買わないかというお話しをいただいたときも、なかなか決断できず断ってしまったのです。ああ、あのときの自分をハリセンでぶっ叩きたい・・・。

20代半ば近くともなれば、同級生たちはすでに2台目、3台目へと乗り換える人もちらほら。いわゆる「オトコの60回ローンを組んで」新車を買う仲間もいました。それはもう羨ましくて仕方なかったです。こちらはというと、買えもしないのに地元の中古車販売店に行ってクルマを眺めたり、カーセンサーや、いまとなっては懐かしいウィズマンを書店で立ち読みしたり・・・(この時代はインターネットはほとんど普及していませんでした)。クルマも持っていなかったし、暇だったこともあり、某所に展示されていたランボルギーニを眺めるためだけに、片道50kmくらいの距離を夜な夜な自転車で走ったことが何度もありました。いまにしてみれば、何だか悶々とした日々を過ごしていたように思います。

妬んでいると運も縁も逃げていく?

NSX

筆者の後輩(大学生)の愛車を取材させてもらったときのことです。ようやく記事が完成し、公開の日を迎えました(画像のNSXはイメージ。このときはカレントライフの取材ではありません)。公開された記事は、その媒体が運営している各公式SNSでもピックアップされるため、たくさんの読者の方の目に触れることになります。

後輩の記事が公式Facebookページで取り上げられると、さっそくさまざまなコメントが書き込まれていました。筆者も、そして後輩も、ある程度は予想し覚悟もしていましたが、心ないコメントもちらほらと・・・。「どうせ親に買ってもらったんだろ」とか「金持ち」、「ボンボン」など・・・。後輩もさすがに心を痛めたようです。

後輩の名誉のためにいっておくと、(車種は伏せますが、画像のNSXのような高級車ではありません)クルマはヤフオクで購入していますし、ビジネスホテルの夜勤のアルバイトで貯めたお金の大半をつぎ込んで現在の愛車を手に入れています。後輩は「親が買ってくれるくらいなら、どんなに安くてもクルマなんて要らないです!」と言い切る男です。そんな後輩も今年は就活の年でしたが、早々に大手企業への内定が決まったのだとか。就職してお金が貯まったら、念願だったロータス エリーゼ(シリーズ1)の中古車を買うんだと張り切っています。

あわせて読みたい記事

この記事が気に入ったらCLに「いいね!」しよう

最新情報はFacebookページでチェック

この記事の筆者:江上 透

CL副編集長。輸入車関連のセールスプロモーション、ウェブサイト、紙媒体、ラジオ番組の企画/制作/運営...