『キホンのキ・・・』ポルシェの原点ともいえるフォルクスワーゲンタイプ1

最終更新日: 公開日:2016-02-29 | Posted in 車悦 by

「クルマ」というとどんなクルマを思い出しますか?ポルシェ、フェラーリ、メルセデス(・・・最近女子でもマセラティを知っている方はうれしいものですが。)ただ、「カタチと車名が一致するクルマ」と絞り込むとなるとこのクルマ、かなりポピュラーな存在なのではないでしょうか。「ワーゲンビートル」正式にはフォルクスワーゲンタイプ1といいますね。今回はこのクルマに関して少し振り返りましょうか。

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愛くるしいカタチは今でもファンは多いですね。というか、このクルマに関する人気、認知はクルマという域を超えているかもしれません。このクルマは少し前の時代のライフスタイルを彩るストラクチャーとして、老若男女に広く知られているものですし、カタチはすでに「クルマ」というカテゴリーを代表する形状認識をもたらしている面もあるでしょう。いろいろなイラストや、マーク、ワンポイントで描かれているクルマが「絶対これ、ビートルだよ」と言うことは少なくないでしょう。

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かなり長い間改良を繰り返されて生産され続けていることもあり、すでに2000万台を大きく超える台数が世に送り出されているベストセラーカー、四輪車の最多量産記録を持つこのクルマは、なんだかクラシックでのどかな印象もありますが、実はその人気の秘密はこのクルマの基本性能の高さ、時代を超えた先進性、秀逸な経済性など、一見すべてに程々のようですが、センセーショナルな全方向にハイレベルなバランスが取られたクルマだったのです。


photo by By Lothar Spurzem [CC BY-SA 2.0 de](Wikimedia Commons)

ヒトラーが首相になって国民車構想を打ち出したのは1933年。当時、かのフェルディナント・ポルシェ博士は、ヒトラーの依頼によって長年温めてきた小型大衆車構想を実現することになります。それが、このタイプ1だったと言うわけです。そのときに広げた風呂敷は結局20世紀終盤までドイツでも通用し、生産され、排ガスの関係でヨーロッパで登録できなくなったあとも南米などでは継続生産。最終の生産終了は21世紀になってからでした。

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この記事の筆者:中込 健太郎

大手自動車買取販売会社で、クルマの売買業務を経て、本社マーケティングチームに異動。WEB広告を担当し...